NHK連続テレビ小説102作目となる「エール」の制作が発表されました。
物語のモデルとなるのは昭和の音楽史を代表する作曲家である古関裕而さんと妻で声楽家としても活躍した古関金子さん夫婦です。
号外出たんだね……
凄い!!#エール#朝ドラ#窪田正孝 pic.twitter.com/4pUcqf9Wgm— inamiyu (@inamiyu_kbt0806) February 28, 2019
主演は窪田正孝さん。妻役は今後3~4月にかけてオーディションが行われ6月までには発表されます。
物語は古関裕而さんと金子さんをモデルとして、音楽で人々を励まし、心を照らした夫婦の波乱万丈の人生を大胆に再構築されます。登場人物の名前などもフィクションになる予定です。どんな物語になるか今から楽しみになりますね。
今回は物語のモデルとなる古関金子さんの家族や子供について調べてみましたのでご紹介します。
古関金子さんの家族について
作曲家古関裕而さんの妻、古関金子(旧姓内山)さんは1912年に愛知県豊橋市に産まれました。父は内山安蔵、母は内山みつ。
父親の安蔵さんの仕事は豊橋市にある陸軍第15師団に物資を納入する仕事でした。安蔵さんは金子さんが12歳の時に死去しており、その後は母であるみつさんが家業で生計を立てて子供たち7人を育て上げました。
安蔵さんとみつさんには7人の子供がおり、金子さんは3女でした。兄が1人姉が2人妹が3人いたことになります。
長兄であった内山勝英は満州にわたり事業を起こしていました。金子は一度兄の勝英を満州に訪ねていますが、帰国の際になんと乗船した船が座礁して沈没。金子は九死に一生を得ましたが、この時は死を覚悟したと言います。
所有している戦前の時刻表複写資料より。台湾・満州・樺太・支那方面。 pic.twitter.com/Hn6H70wnfZ
— 怪人21面相/越美北線の人/温見峠の人 (@heiseionoya) February 11, 2019
古関金子さんの子供について
古関祐而さんと古関金子さんの間には長男の古関正祐さんがいます。長女もいるという噂もありましたが確認できませんでした。わかりましたらまた追記しますね。
【今日のひと】音楽家・古関正裕さん 甲子園でおなじみ「栄冠は君に輝く」は古関さんの父の作曲。父のメロディーを継ぐ(光)https://t.co/JhXVuEu9bC pic.twitter.com/0iAhR0OsXM
— 朝日新聞和歌山総局 (@asahi_wakayama) May 11, 2016
古関正祐さんは昭和21年に東京都で産まれます。正祐さんは小学校~高校までピアノを習い、音楽に興味を持っていました。
高校、大学時代には学生カントリーバンドやグループサウンズ「ヴィレッジ・シンガーズ」のキーボード、財団法人MRAのシングアウト活動等の音楽活動を行います。
高校卒業後は早稲田大学で数学を学び、その後日本経済新聞社に勤務。データベース・システム、オンライン情報システムの管理などに従事します。
母校 早稲田大学 理工学部キャンパスに。あいかわらず渋い。51号館! pic.twitter.com/m3teEREvuS
— 陰山孔貴@新刊『脱コモディティ化を実現する価値づくり』 (@YoshikiKageyama) February 21, 2019
正祐さんは音楽に興味を持っていたため、音大に進学したいという思いもありましたが、父親の陰に隠れて活躍出来ないと考え違う道を選びます。
日本経済新聞社を早期退職後は、婦人服のセレクトショップを経営しながら小説の執筆活動もしていました。
2009年には父である古関裕而さんの生誕100年記念CD全集の企画・監修を務め日本レコード大賞企画賞を受賞!
2013年からは音楽ユニット「喜多三」を結成し、父親である古関祐而さんの楽曲を高齢者施設やライブハウスなどで演奏する活動を行っています。
音楽ユニット「喜多三」は、会社を退職後に再び音楽活動を始めた古関正祐さんが、父親の楽曲を演奏してみたいという思いが沸いて来たことから始まりました。2013年ボーカルの鈴木聖子さん、ピアニストの斎藤早苗さんとともに活動を開始。2016年には斎藤早苗さんは脱退していますが、今も古関祐而さんの楽曲を演奏するライブ活動を続けています。
最後に…。
NHK連続テレビ小説「エール」。物語のモデルである古関夫妻の家族がどのように描かれるのかも楽しみの1つです。
たくさんの音楽とともにどんなキャラクターたちが物語を彩っていくのか今から楽しみでなりません。東京オリンピックの時期の放送予定ですから、一緒にドラマも盛り上がってくれることを期待しましょう!