とうとう4月1日から始まりました夏空!第1話から感動的でなっちゃんを演じる粟野さりちゃんの演技には泣かされましたね。
そんななつぞらに今後出てくる「雪月(せつげつ)」私の大好きなTEAM NACSの安田顕さん演じる小畑雪之助が働いているお菓子屋さんです。
【なつぞらカウントダウン】
放送まであと5日♪
TEAM NACS・安田顕さん。帯広の菓子店「雪月」の店主役です。アイデアにあふれた腕のいい職人さん!#朝ドラ #なつぞら #安田顕 #TEAMNACS #4月1日あさ8時放送 pic.twitter.com/llYVx32Bbf— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年3月27日
今回はそんな雪月の実在モデルはどこなのかについて朝ドラマイスターの私が紹介します!
雪月とは?
小畑雪之助(安田顕さん)の父は北海道開拓移民第一世で帯広に和菓子屋を構えます。お父さんが亡くなる前に小畑雪之助は新宿の有名パン屋「川村屋」で修行を積みます。
戦後、砂糖が高くて変えないということで、砂糖の代わりにはちみつを使ってアイスクリームを作ったり、ビート(砂糖大根)を使ったアイデア商品をつくります。
雪之助は腕がよく、先を読む力があったので泰樹(草刈正雄さん)が作ったバターを使って次々とおいしいお菓子を開発、北海道有数の製菓メーカーへと発展させます。
雪月をリアルなものにするためになつぞらの料理監修をしている住川啓子さんは当時の食事情を徹底リサーチするために帯広に赴きました。地元の料理研究家や菓子店、酪農家などから、当時の十勝の食事情を聞き、ドラマ内の小道具や内観に反映させているそうです。
参考資料→なつぞらガイド本PART1
雪月の実在モデルは六花亭と柳月!?創業者と名前が似てる?
六花亭に似てると言われる理由は?
なんで今回なつぞらの雪月の実在モデルが六花亭と言われるのかというと1933年創業の六花亭は、十勝地方の帯広市に本社があります。これは雪月と同じです!
六花亭の創業者の名前は「小田豊四郎さん(おだとよしろう)」そして安田顕さん演じる雪月の主人は「小畑雪之助」となんだか近いものを感じませんか?(笑)
六花亭の創業者である小田豊四郎さんは他の店が砂糖不足で思うように商品を作れなくなった時、前もって砂糖を大量に購入していたという先見の眼があったり、商品名やデザインに関しては、十勝の歴史・風土や先人の苦労を投影することを意識しており、「マルセイバターサンド」は依田勉三(よだ べんぞう)さんが興した「晩成社」が北海道で初めて商品化したバター「マルセイバター」に由来しています。
8月帯広に行くから依田勉三のこと調べてる。開拓精神の塊。西伊豆出身で地元の不良も依田勉三のことはマジリスペクト半端ないらしいし、残された写真もやばいし、何より本の帯コピーが壮絶すぎる。
六花亭マルセイユバターサンドも彼の会社を記念したものとか。知らんかった。 pic.twitter.com/U2cByWnAHB
— 徳谷 柿次郎 (@kakijiro) 2018年7月30日
この依田勉三さんというのは草刈正雄さん演じる泰樹の実在モデルと言われています。
以上のことを踏まえて雪月は六花亭のモデルではないかと考えられます。
柳月に似てると言われる理由は?
そしてもう1社雪月の実在モデルに名前が上がっているのが「柳月」これは「雪月」「柳月」と社名に「月」の文字が入っていることと雪月と同じ帯広市から始まっているところからです!
柳月は、創業者である「田村英也さん」が1947年(昭和22年)に帯広市でアイスキャンディーの製造を中心とする店を開業したことから始まっています。
ちなみに柳月の一番人気のお菓子は白樺の薪を模したバウムクーヘン「三方六」です。
嘘だ…!!三方六(さんぽうろく)美味しいよ! pic.twitter.com/F4HznunMq1
— カシオレ@坂田家春ツ札幌余韻of余韻 (@deG5QgcjaUZ6hCA) 2019年4月1日
最後に・・・
調べてみた結果、たしかに六花亭と似ているところが多いことがわかりました。しかし柳月の「月」という文字が同じことを考えると六花亭も柳月も両方参考にしたと言えるのではないでしょうか?
朝ドラマイスターの私としてはドラマもですがこういう実在モデルはなにかなどを考えることがすでに楽しくなっています(笑)
どちらにせよガイド本を見る限り、ホットケーキやかき氷、北海道の風土のご飯などたくさんのおいしい食べ物が朝から見られそうです♪
物語の内容もですがこういうことも考えながらなつぞらを楽しみたいと思います。