連続テレビ小説「なつぞら」
北海道の雄大な自然と豪華キャストの好演で第1週平均視聴率22.1%と好スタートを切ったなつぞら。ヒロインなつの幼少期を演じている粟野咲莉ちゃんをはじめとする子役たちの熱演も話題となっています。
斬新なアニメーションのオープニングとともに、スピッツの主題歌「優しいあの子」がストーリーにピッタリはまっていて朝から爽やかな気持ちになります。
#なつぞら オープニングのアニメが可愛すぎる😍 pic.twitter.com/g5GVLy3ts9
— ビビスケ (@Viviccho1026) April 7, 2019
今回はヒロインの奥原なつをはじめとする登場人物の実在モデルネタバレ詳しく調べましたのでご紹介します。
〜もくじ〜
なつぞら実在モデルまとめ
①奥原なつ(広瀬すずさん):奥山玲子
高畑勲監督と言えば、『火垂るの墓』も制作されています。
この映画に作画で参加されていたのが、写真の奥山玲子さん。この方は、現在放送中のNHK朝ドラ『なつぞら』のヒロインのモデルです。
#平成狸合戦ぽんぽこ #高畑勲監督 #なつぞら pic.twitter.com/0YAeu80jHa
— ふる(どうでしょう藩士) (@moonkiba) April 5, 2019
広瀬すずさん演じる奥山なつには実在モデルがいます。女性アニメーターとして活躍した奥山玲子さんです。
奥山玲子さんは1936年10月に仙台市産まれ。東映動画に入社後は「白蛇伝」の動画を担当し、「アラビアンナイト シンドバッドの冒険」では原画を担当。女性アニメーターのリーダーとして手腕が高く評価される一方で、労働組合の活動にも積極的に参加しました。
奥山玲子さんの手掛けた主な作品
「白蛇伝」
「シンドバッドの冒険」
「デビルマン」
「マジンガーゼット」
「狼少年ケン」
「魔法使いサリー」
「ひみつのアッコちゃん」
「世界名作劇場」
「母を訪ねて三千里」など多数。
ヒロインの奥原なつと奥山玲子さんとは似ている点がありました。
①名前と生年月日
奥原なつ 1936年生まれ
奥山玲子 1937年生まれ
②所属会社
奥原なつ 東洋動画
奥山玲子 東映動画
産まれた年は1年違い、勤務した会社の名前も1文字違いです。
③おしゃれ・ヘアバンド
奥山玲子さんは、東映動画に勤務していた時代に1日も同じ服を着てこなかったというエピソードがあります。同僚の一人が、あまりにも奥山さんがおしゃれをしてくるので毎日その服装をスケッチしていたと言います。
奥山玲子さんはヘアバンドもしていたようで、広瀬すずさんもアニメーション編でヘアバンドをつけています。また、なつが上司から洋服ばかり一人前でどうするの?と一喝されるシーンもあるようです。
【 #まんぷく × #なつぞら バトンタッチセレモニー】 #安藤サクラ さんがまんぷくヌードル、 #広瀬すず さんがとろーりチーズパンと、互いの作品の舞台の地にちなんだ品を交換。会場は『なつぞら』に登場するアニメーションに声を吹き込む録音スタジオのセットです⇒https://t.co/mcIG1mgbb6 #朝ドラ pic.twitter.com/CFMS9HhMoz
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) March 31, 2019
奥山玲子さんの夫は「なつぞら」でアニメーション時代考証を担当している小田部羊一さん。二人は東映動画で同僚として働いており、1963年に結婚しています。
②柴田泰樹(草刈正雄さん):依田勉三
今週からスタートした朝ドラ
「なつぞら」
十勝っ子魂に響いて号泣😢
草刈正雄さんが十勝開拓の大スター・依田勉三に見えてくるほどの名演技でした。
十勝は田舎だけど とにかく空が青くて食べ物が美味しくて良いところです😊 pic.twitter.com/jthKS6pwRq— トロ子 (@LLlLcY84az2VrQT) April 4, 2019
草刈正雄さん演じる柴田泰樹のモデルと言われているのが、静岡からの移民団「晩成社」を率いた依田勉三さんです。
依田勉三さんは日本の北海道開拓者の代表の1人で、北海道開拓を目的に結成された「晩成社」を率いて帯広市を開拓しました。開墾に関わる業績から緑綬褒章を受章しています。
「なつぞら」では柴田泰樹は「北陸からの開拓移民」という設定となっていますが、依田勉三率いる「晩成社」が開拓を行ったのが十勝の一部であり、その活動の後に有名な酪農地域となっていることから依田勉三が実在モデルだと言われています。
10【十勝開拓の父「#依田勉三 がいた」】#泰樹おんじ 話した「#晩成社」とは、日本の北海道開拓者で帯広市を開拓(1853-1925年/嘉永6-大正14年)19歳で上京し宣教師のワデル塾、慶応義塾に学び、福沢諭吉の影響も受ける(開拓精神の志)劇中「雪月」#六花亭「マルセイは晩成社を記念した」#なつぞら pic.twitter.com/hLtLdvFXgX
— わび@さび (@think_literacy) April 11, 2019
第10話で草刈正雄さん演じる泰樹が「晩成社」という開拓集団にいたというセリフがありました。依田勉三さんが実在モデルであることを裏付けるセリフでしたね。
③小畑雪之助(安田顕さん) :小田豊四郎
んでちょっと小田豊四郎をググろうとしてビックリ!103歳!?
(2006年に死去されていますが)#なつぞら pic.twitter.com/lC1h4eELxK— ぶにすけ (@bunisuke) April 2, 2019
安田顕さん演じる小畑雪之助は、泰樹の作る牛乳やバターを使って「雪月」を北海道を代表するお菓子メーカーに発展させ「お菓子の発明王」と言われます。
この小畑雪之助の実在モデルがあの有名な「六花亭」の初代社長である小田豊次郎です。小田豊次郎は、戦後にたくさんのオリジナリティー溢れるお菓子を開発し「六花亭」を北海道有数の製菓メーカーへと発展させました。
あの有名な「マルセイユバターサンド」のパッケージの「成」の文字は北海道を開拓した「晩成社」の「成」からとったものです。
昨日オットがブチ込んで来た「これが後のマルセイバターサンドだ」も本当らしい( ꇐ₃ꇐ )
パッケージの○に成は晩成社の成なんだぜ😏とか今日になってドヤッとするのやめれ(=_=)
#なつぞら
#六花亭 pic.twitter.com/CrPFR86qJQ— チビスケ (@taramilk) April 11, 2019
④山田天陽(吉沢亮さん) :神田日勝
山田天陽は神田日勝なのか🐴🐴🐴 pic.twitter.com/InUvDechGT
— りお (@riobravo1610) April 6, 2019
吉沢亮さん演じる山田天陽は絵が得意でアニメーターを目指すなつに絵を教えて、なつの生涯に大きな影響を与えます。
その山田天陽の実在モデルが神田日勝です。神田日勝は戦争中に一家で北海道十勝に移住しており、家が貧しいため進学をせずに農家を継ぎながら絵を描いています。
神田日勝の遺作は「馬(絶筆・未完)」。ベニヤ板にペインティングナイフやコテで描く力強いタッチの具象画で有名な作品です。天陽も馬の絵を描いていましたね。
今日の午後ついに「山田天陽」君が撮影&取材でいらっしゃいましたーーーーーー(めっちゃキラキラしてた)
展示室では撮影の合間合間に日勝の絵をあの大きな瞳でご覧になってました(めっちゃキラキラしてた)#なつぞら #山田天陽 #吉沢亮 #国宝級イケメン#神田日勝記念美術館 #神田日勝 #鹿追 pic.twitter.com/5ZdpSbsWHS— 神田日勝記念美術館(つぶやき用) (@kandamuseum) December 2, 2018
吉沢亮さんは神田日勝の美術館を2回訪れています。
最後に・・・
「なつぞら」は大森寿美男さんのオリジナル作品ですが、登場人物には実在のモデルがいました。
実際にモデルにした人物がいたことがわかると、見ていて物語に深みが増しますね。今後登場する人物にも実在のモデルがいる人物が出てくるかもしれません。楽しみです。
第2週を終えてとうとうヒロインの広瀬すずさんが登場しました!そして、一緒に登場した山田天陽役の吉沢亮さんとともに美男美女で朝から目の保養です♪
これからの「なつぞら」の展開に期待しましょう!