第3週に入ってから番組の最高視聴率を叩き出すなど、絶好調の朝ドラ「なつぞら」。ヒロインの広瀬すずさん、泰樹役の草刈正雄さんの好演も光っていますね。
第3週では剛男と泰樹の農協をめぐる対立が明らかになります。農協のやろうとしていることは理解出来るが、泰樹の気持ちにも寄り添いたいなつ。そこでなつは高校の演劇を通して泰樹の気持ちを動かそうと考えるのでした。
待ち時間にディレクターチェアでお話ししていた草刈正雄さんと広瀬すずさんをパチリ。北海道の牧草地で牛と一緒の撮影でした。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #草刈正雄 pic.twitter.com/YDifVgEIFV
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) April 19, 2019
今回は、今後のなつぞらの展開が気になる方やこれまでを復習したい方のために第4週のネタバレを紹介致します。
〜もくじ〜
演劇と酪農の両立
かっわいいいいいい#なつぞら #広瀬すず pic.twitter.com/1yLFrMAmT5
— 広瀬すずfan (@suzutyanfan) April 20, 2019
とうとうなつの演劇部の練習が始まります。柴田牧場の仕事と演劇部の練習で疲れている様子のなつに、みんなが「牧場の仕事は大丈夫だから、演劇に集中して。」と言ってくれます。柴田家のみんなは、なつにやりたいことが見つかり嬉しかったのでした。
ある日なつは雪次郎、良子と話していると1年生3人から「門倉さんが呼んでいる。」と言われ会いに行きます。門倉は十勝農業高校の番長と呼ばれている男でした。「演劇部に入ったのか?」と聞いてくる門倉になつは「入っちゃいけないの?」と強気で答えます。どうやら門倉はなつのことが気になっているようです。
良子と門倉は、演劇部の裏方として手伝うことになります。そこへ倉田が演劇の脚本が出来たとみんなに伝えます。倉田の情熱のこもった殴り書きの脚本を、みんなで読むのでした。
感想
インパクト大のキャラクター門倉が登場しましたね!番長と恐れられている存在のようですが、根は真面目そうです(笑)きっとなつのことが好きなのですね♪
なつが門倉に対して物怖じせず、強気ではっきり物を言えるところはすごいと思いました。これからの門倉の動向が気になりますね。
「白蛇伝説」
柄本さんが持ってる台本が
「白蛇伝 説」になってる
(、、、とひっそりチェック σ^_^;)#なつぞら pic.twitter.com/D5nK1J28iq— スノーパンダ (@snowpandas) April 5, 2019
倉田が書き上げた「白蛇伝説」。それは地元で語り継がれている話をもとにした物語で、集団と個人がテーマでした。脚本を見て農協と泰樹の問題を連想したなつは、「じいちゃんを傷つけないかな?」と富士子に相談をします。富士子は「きっと大丈夫。なつが演じるんだから。」と話すのでした。
なつは倉田から演劇に使う絵を書いてほしいと頼まれます。以前「雪月」で見た絵がイメージにぴったりだと言うのです。その絵を描いたのはなつではなく天陽でした。
天陽に演劇の絵を描いてもらえないかと頼みに行くなつ。すると、天陽は快く引き受けてくれます。そこへ正治がやって来て、牛から採れた牛乳を飲んでみてくれないかと言われます。その牛乳は柴田牧場と遜色ない味でした。しかし、メーカーからは乳脂肪分が足りないと言われ困っていたのです。
なつは泰樹にそのことを話しますが聞く耳を持ちません。一方、なつのことが気になっていた夕美子は、自分のために演劇にをやるように助言するのでした。
感想
天陽の家の牛から採れた牛乳が美味しいのにもかかわらず、メーカーから安く買い取られていることが気になります。メーカーの検査が適正に行われているといいのですが…。
夕見子は何事にも無関心なように見えて、いつもなつのことを心配してくれていますね。とてもなつの気持ちを分かってくれている気がします。これからも良い理解者でいて欲しいです。
「お芝居に苦戦するなつ」
またまた、ダメ出しを食らうなか、稽古を見ていた天陽くんが、一石を投じた!なにか、起きるのかな~。#なつぞら pic.twitter.com/H6aHRdlGa5
— blues安兵衛 (@1968Wizard) April 23, 2019
「白蛇伝説」でなつは演劇部唯一の女優として重要な役どあるペチカ役を演じることになります。なつは初めてのお芝居に戸惑いながりも懸命に稽古に取り組みますが、倉田からダメ出しをされてばかりでした。なつは倉田から厳しい言葉を浴びせられ、酷く落ち込みます。
翌日の稽古もなつは倉田から「全く魂がこもっていない。」と言われます。すると、そこにいた天陽が「魂はどこにあるんでしか?魂なんて見えません。」と倉田に意見します。すると倉田は「その通りだ。魂なんて見えない。奥原らしく自分の気持ちをそのまま表現してほしい」と話すのでした。なつはお芝居することの難しさを痛感するのでした。
感想
なつが初めてのお芝居に大苦戦です…。倉田に「下手以下だ。」とまで言われたのには少しなつがかわいそうになりましたが、なつは「悔しい。」と言っていたのでこれからきっと奮起してくれるに違いありません。泰樹のためにも自分のためにもあきらめず頑張ってほしいですね!
「富士子の想い」
松嶋菜々子が着るとただのおしゃれ#なつぞら pic.twitter.com/pfh2bPOBYX
— もえた@5才脳のぶた (@mookoisland) April 20, 2019
芝居に苦戦するなつに雪次郎は「ペチカがセリフの裏ではどんなことを考えているのか、どんな風に生きてきたのか、自分自身の経験や記憶と重ねて、想像するしかないんだよ。」とアドバイスします。なつはその言葉を受け止め、「演じることも想像力なのか…。」とお芝居の難しさを感じるのでした。
なつは柴田家のみんなのおかげで、演劇部に集中することができていましたが、仕事をしないことにどこか後ろめたさもかんじていました。「演劇だけじゃなくて、何かみんなの役に立ちたい」と富士子に話します。
そのなつの言葉を聞いた富士子は、「雪月」へ牛乳で作ったお菓子を売ることは出来ないかと相談に行きます。富士子は妙子に「なつに言われたの。みんなに親切にしてもらってるって。本当の家族なら親切なんていわないでしょ。でも、それでいいの。私はあの子を応援したいの。」と話します。
倉田は、なつと富士子たちの関係も脚本に入れていました。なつがその台詞を言います。「血はつながっていなくても私の家族てす。家族が争いに巻き込まれるなんて私には耐えられない。だから、私が家族をまもるのです!」その台詞をなつが言い終わると、なつは自然と涙がこぼれてくるのでした。
感想
富士子がなつを思う気持ちと、なつが柴田家のみんなを思う気持ちが伝わってきましたね。なつが涙を流しながら台詞を言ったシーンは印象的でした。血のつながりはなくても本当の家族ですよね♪なつの今後のお芝居がますます楽しみになりました!
「とうとう地区大会!」
勝農 演劇部の部室前に、「女優募集中」の貼り紙^^ だから雪次郎はなつを熱心に勧誘するんだねー✨#なつぞら pic.twitter.com/EYPoAGQjLQ
— pata🐉 (@patapata181007) April 18, 2019
とうとう演劇部のコンクールの日がやってきます。なつは泰樹に「じいちゃん、行ってきます。見に来てね。この芝居を見せたいのはじいちゃんだから。」と言って出かけます。
会場の舞台準備をしていると、天陽の絵が背景に飾られます。雪次郎はあまりに力強い絵に驚きますが、倉田は「この絵には山田天陽の魂がこもってる。」と話すのでした。
その頃、泰樹が会場に向かおうとすると、天陽が馬に乗って急いでやって来ます。牛の様子がおかしいため、泰樹に助けを求めにきたのです。天陽の家の牛は病気になっていました。牛乳をメーカーに安くしか買い取ってもらえないため、乳量を増やすために大量のマメの植物を与えていたことが原因でした。その頃、演劇コンクールの会場ではなつたちの芝居が始まります。
「白蛇伝説」。ペチカ役はなつ、ポポロ役は雪次郎です。
~ある村で、謎の眠り病が流行ります。その病を治すには、敵対する村で取れる魚が必要でした。村長は、娘のペチカを敵対する村に嫁がせ、代わりに鮭を分けてもらうことにします。しかし、ペチカと結婚の約束をしていたポポロは、「ペチカを差し出すくらいなら戦う」と言い放ちます。「私は犠牲になるとは思っていません!自分のことだけを考えるわけにはいきません。」と言うペチカ。~
その芝居の途中、泰樹と天陽がやっと会場に到着したのでした。
感想
放送後追記します。
「なつの芝居を見て心が動く泰樹」
『なつぞら』次週予告。演劇部に入って芝居を演じるなつのアイヌ衣装が、北海道を舞台に組合と個人の軋轢を描く理由を、分かりやすく伝える。アイヌ伝承モチーフの『太陽の王子 ホルスの大冒険』へのベタなオマージュを経て、ヒロインはやがてアニメ映画製作会社の労働争議の渦中の人になるのだろう。 pic.twitter.com/xHh6cgLZ0t
— 清水 節 (@Tshmz) April 20, 2019
~ペチカは、たくさんの村人のためならポポロとの結婚は諦めると言います。その言葉にショックを受けたポポロの前に、以前命を助けたことのある白蛇の化身だと言うペチカそっくりの女性が現れます。
その女性は1つだけ望みを叶えてくれるとポポロに話します。ポポロはペチカが嫁がないようにしてほしいと頼むと、やがてペチカは病にかかってしまいます。そして、敵対する村から鮭ももらえず病気の村人も助からなくなりました。ポポロは「なんてことをしてしまったんだ。自分のことだけを考えてしまった。村人みんなを助けてもらえば良かったんだ。俺は愚か者だ!」と泣き叫びます。~
芝居が終わるとなつがみんなのところへやってきます。泰樹は「わしのために芝居をやったのか?天陽のところの牛乳は一升6円も安かった。あれでは納得できん。これからは農協に預ける。わしが愚かだった…。」と話します。
なつは「じいちゃんは、愚かなんかじゃない!じいちゃんは私の誇りなんだから。私は自分のために芝居をしたんだよ。」と言い、泰樹にしがみついて泣くのでした。
感想
放送後追記します。
最後に
なつの芝居を見たことによって泰樹の心が動きました。天陽の牛の現状を知って、メーカーを信じられなくなったこともあるかもしれません。なつが以前「私が演劇をすることで何かが変わる気がする。」と言っていたことが当たりました♪
農協の問題が解決して、次はどんな展開が待っているのでしょうか?第5週も楽しみです!