2013年後期に放送された朝ドラ「ごちそうさん」
戦中から戦後を描いた、朝ドラでの王道ともいえる時代設定でありながら、何かを成し遂げた偉人ではなく、ごく普通の主婦の頑張りを描いた点で異彩を放ってもいる「ごちそうさん」。
実家と結婚した家の文化の違いや、意地悪な小姑の存在など、身につまされる設定も満載で、毎日、自分をヒロインに投影して見ていた視聴者も多いのではないでしょうか。
主人公夫婦を演じた杏さん、東出昌大さんがドラマをきっかけに交際をはじめ、そののち実生活でも結婚して夫婦になったことで話題を集めましたね。仲の良いご夫婦の姿に、「ごちそうさん」の夫婦を思い出す方もいるようです。
こちらの記事では、「ドラマを見る時間がない」という方や「どんな内容だったっけ?」という方に向けてざっくりとしたドラマのネタバレとドラマの感想を紹介します。
後半ではごちそうさんの好きな方の感想を紹介しているので、これを読めばあなたもドラマが見たくなるかもしれません♪
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〜もくじ〜
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まずはどこがごちそうさんを配信しているのかを比較しました。
NHKオンデマンド | なし |
UNEXT | なし |
ビデオマーケット | なし |
TSUTAYATV/DISCAS | 0円DVDレンタルのみ |
FOD | なし |
Hulu | なし |
Paravi | なし |
実はごちそうさんを見ることが出来るのはTSUTAYAが運営している「TSUTAYATV/DISCASのみ」です。
実はNHKは事件関係にかなり敏感で最近ではピエール瀧さんの問題でとと姉ちゃんも配信停止になってしまいました。こういう事があるため公式であるNHKオンデマンドでの朝ドラの配信作品もかなり少なくなっています。
そんな時に強い味方になってくれるのがTSUTAYATV/DISCASです。TSUTAYATV/DISCASは元々DVDレンタルをしている会社なのでいろんな事があっても左右されないある意味、素晴らしい会社です(笑)
それではそんなTSUTAYATV/DISCASがどんなサービスなのかを紹介します。
TSUTAYATV/DISCASってどんなサービス?
TSUTAYATV/DISCASとはTSUTAYAが運営する公式の動画配信・宅配レンタルサービスです。テレビはもちろんスマホ、タブレット、パソコンを使って家や通勤・通学中などさまざまな場面でいろんな動画を見ることが出来ます。
またプランも3種類あり、自分のライフスタイルにあったプランを自由に選ぶことが出来ます♪

TSUTAYA DISCAS | |
登録p | 1080p |
月額料金 | 2417円 |
無料期間 | 30日間 |
DL | あり |
オンライン動画配信サービス
動画見放題は、新作・準新作を除く対象作品約10,000タイトル以上が見放題になるサービスです。
毎月付与される動画ポイント(1080pt)を利用して新作なども楽しむことが可能です。
CD/DVDの宅配レンタルサービス
CD/DVDをネットで注文し、自宅まで配送してくれるサービスです。
※月間レンタル可能枚数は「新作」「準新作」「まだまだ話題作」「旧作」の
すべての商品が対象となります。
※30日間無料お試し期間中は「新作」はレンタル対象外です。

そんなTSUTAYATV/DISCASは現在30日間無料お試しキャンペーンが行われています。
もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。
しかし、無料お試しサービス終了後、自動更新となりますので退会する場合は登録した日を忘れないようにアラームなどを掛けておくことをおすすめします!
TSUTAYA DISCASで見ることが出来る朝ドラ一覧♪
①まんぷく
②半分青い
③わろてんか、スピンオフ
④ひよっこ
⑤べっぴんさん、スピンオフ
⑥とと姉ちゃん、スピンオフ
⑦あさが来た、スピンオフ
⑧まれ、スピンオフ
⑨マッサン、スピンオフ
⑩ごちそうさん、スピンオフ
⑪花子とアン、スピンオフ
⑫あまちゃん
⑬純と愛
⑭梅ちゃん先生、スピンオフ
⑮カーネーション
⑯おひさま
⑰どんと晴れ、スペシャル
⑱てっぱん
⑲ゲゲゲの女房
⑳ウェルかめ、スペシャル
㉑つばさ
㉒だんだん
㉓瞳
㉔ちりとてちん
㉕てるてる家族
㉖純情きらり
㉗ちゅらさん、2,3、4
㉘風のハルカ、スペシャル
㉙あすか
㉚ファイト
㉛純ちゃんの応援歌
㉜わかば
㉝あぐり
㉞私の青空
㉟天花
㊱まんてん
㊲まんてん
㊳こころ
㊴おしん
㊵あすか
㊶ふたりっ子
こんなに過去の朝ドラが見ることが出来るのはTSUTAYA DISCASだけなのでぜひ試してみてください♪
ごちそうさんのあらすじ
物語の舞台は、明治から大正、昭和にかけてです。
食べることが大好きな東京の洋食屋の娘、卯野め以子(杏さん)は、毎日おいしいものを食べ、愛情あふれる家族のもとで伸び伸びと暮らしています。
そんなめ以子が、実家の洋食屋に下宿していた帝大生、西門悠太郎(東出昌大さん)と恋に落ち、大阪の西門家へお嫁に行くことになります。
今まで育った環境とはあまりに違い、姑、小姑のそろった大阪の西門家。そのうえ、食文化も東京と大阪では大きく違っています。
戦争に向かう時代の中で、主婦として、母として、め以子はどのように成長していくのでしょうか?
【戻ってまいりました!】
連続テレビ小説 #ごちそうさん 早速帰ってきました!今回は平日朝8時半~3話連続放送!一回全部見終わるとまた頭から見たくなるのってなんなんでしょ…。またよろしくお願いします!https://t.co/jyzDAU224t— ファミリー劇場(公式) (@fami_geki) 2018年3月25日
ネタバレ「東京編」
昭和20年、終戦間もない大阪の焼け野原。物はないけれど希望だけはあふれるこの焼け野原で、子どもたちに食べ物をふるまっているのが、主人公のめ以子です。
時はさかのぼり、明治44年の東京。洋食屋「開明軒」の娘で、美味しいものが大好きなめ以子は、父・大五(原田泰造さん)の作るオムレツと、祖母・トラ(吉行和子さん)の作るぬか漬けが大好きな小学生です。
ある日、倒れたトラのために、当時はまだ珍しかったいちごを食べさせたくて奔走するめ以子。幼なじみの源太(子役:屋島昂太さん)の協力もあって、なんとかトラにいちごを渡すことができます。
大正11年、め以子は17歳、花も恥じらう女学生です。あいかわらず食いしん坊のめ以子の前に、下宿人として背の高い帝大生、西門悠太郎が現れます。
理屈っぽく、何かとめ以子と衝突する悠太郎ですが、め以子はだんだん彼に惹かれていきます。
【#まんぷく 始まりましたね~】ファミ劇では #ごちそうさん を月曜~金曜あさ11時に放送中!両方「食」に関係するタイトルですね。#あまちゃん も毎週月曜~木曜よる8時に放送中ですので、それぞれお楽しみください!#安藤サクラ #長谷川博己 #杏 #東出昌大 #のん https://t.co/4XlC70bC7M
— ファミリー劇場(公式) (@fami_geki) 2018年10月2日
お見合いを飛び出して悠太郎にプロポーズしため以子でしたが、いったんは断られることに。
その後、自分の気持ちに正直になった悠太郎から改めて結婚の申し込みを受け、家族の反対を説き伏せて、ぬか漬けのつぼとともに、悠太郎の故郷である大阪へと旅立ちます。
悠太郎の義母、姉、妹が暮らす実家で台所をまかされるも、東京と大阪の味の違いに戸惑うめ以子。姉の和枝(キムラ緑子さん)からは、女中として扱われることになります。
大阪の味を覚えようとがんばるめ以子は、肉屋で働く源太(和田正人さん)と再会、源太が師匠として尊敬する謎の男性(近藤正臣さん)を紹介されます。
奮闘するめ以子と少しずつ打ち解け始める妹の希子(高畑充希さん)に、見合い話が持ち上がります。見合いの席上、なぜか源太が尊敬する謎の男性が現れ、大暴れ。ついに、西門家の秘密が明らかになります。
個人的にこの源さんと西門さんの対決シーンが可愛らしくて大好きなんですが、まさか西門さん本人(東出)と共に映像を見る日が来るとは思わなかったよ!
(本人は照れすぎて死にそうになってた)
中の人同士が本当に夫婦になって嬉しかったな#ごちそうさん#朝ドラ100作ファン感謝祭 pic.twitter.com/l3Q7svQgty
— akir (@arien0727) 2019年3月30日
ネタバレ「大阪・戦前編」
謎の男性の正体は、家庭を捨てて出奔していた悠太郎たちの父親、正蔵でした。許せないでいる悠太郎と正蔵の間で困り果てるめ以子。
このころ、引っ込み思案だった希子が人前で歌声を披露したことをきっかけに、自分に少しずつ自信を持つようになります。
天神祭が近づきます。正蔵を含めた家族みんなでお祭りを楽しみたいめ以子ですが、なかなかうまくいきません。
そんな中、謎の食べ物「ハモニカ」をきっかけに、正蔵の後妻だった義母の静(宮崎美子さん)と正蔵が元のさやに納まります。
一方、和枝が交際している安西(古舘寛治さん)を家に連れてきます。結婚か、と盛り上がるめ以子たちでしたが、安西はお金目当ての詐欺師でした。
ショックのあまり、ガス自殺を図ろうとする和枝と、止めるめ以子たち。なんとか止めることができましたが、め以子が倒れてしまいます。
め以子のお腹には、新しい命が宿っていました。安静にしていなければならないめ以子に和枝が作った料理の味の優しさに嘘はありませんでしたが、和枝は農家の後妻に入るために西門家を去っていきます。
「萬平印のダネイホン~💊」
もちのろんこの人にやってもらいましょ🎵
#まんぷく#ごちそうさん pic.twitter.com/Fpq7Du6bya— KKゴーゴー (@kkgogo_tatsu) 2018年12月11日
大正12年、関東大震災が起こります。東京の家族が心配なめ以子ですが、情報がなかなか入ってきません。悠太郎が、救援隊として東京に向かうことに。
避難所の炊き出しを手伝うめ以子に、悠太郎から、東京の家族の無事を知らせる手紙が届きます。一方で、恩師の死、という悲しい知らせも届くのでした。
師走を迎え、おせちづくりに頭を悩ませるめ以子でしたが、東京の家族が大阪にやってくることになります。正蔵のことを隠されていたことに怒る父・大五でしたが、料理をきっかけに、二人は仲良くなります。大晦日、め以子は産気づき無事、女の子を出産します。
昭和7年、悠太郎は大阪市の地下鉄建設に携わっています。め以子は、3人の子どものお母さんになっています。
ある日、悠太郎が工事現場でけがをして、病院に行くことに。その病院で、幼なじみの女医、亜貴子(加藤あいさん)と再開します。浮気を疑われる悠太郎でしたが、結局はめ以子の元に戻ってきます。
希子の結婚が決まります。婚礼の日、希子たちの計らいで、それまでされていなかっため以子と悠太郎の祝言が行われることになります。
め以子と悠太郎の祝言を見て安心したかのように、正蔵はこの世を去ります。
食べること?おいしい人生?#ごちそうさん でした。#なつぞら pic.twitter.com/OaLPjcFZjO
— あんじゅ(*^^*) (@09170913) 2019年6月7日
ネタバレ「大阪・戦中戦後編」
戦争の影が色濃くなり、食べ物もなかなか手に入らなくなってきている昭和15年。幼なじみの源太にも、赤紙が届きます。
長男の泰介(菅田将暉さん)は、甲子園を目指す球児でしたが、戦争のため、甲子園大会は開催されないことになります。そんな泰介を、め以子は乏しい材料から苦労して作った料理で励まします。
同じころ、病気のために除隊になった源太が帰ってきます。源太は、戦争でのつらい経験から、命あるものが食べられなくなってしまっていました。いったんは危篤にもなる源太でしたが、め以子の看病で一命をとりとめます。
昭和19年、戦争はますます激しくなり、食べ物もますます手に入らなくなっています。そんな中、長女のふ久(松浦雅さん)が結婚、次男の活男(西畑大吾さん)が海軍に志願し、出征することになります。
あぁ…活ちゃん…。 #ごちそうさん pic.twitter.com/FYlU8Eojjr
— ひぞっこ (@musicapiccolino) 2017年2月17日
悠太郎が逮捕されます。防火演習で、「空襲の時はとにかく逃げろ!」と言ったことが、軍の通達とは真逆だったからです。牢から出ることはできましたが、軍属として満州へ行くことになってしまいます。
空襲の中、ふ久が男の子を出産します。赤ん坊を連れて地下鉄の駅に逃げ込んで、生き延びるめ以子たち。「地下鉄の駅が安全」と言っていた悠太郎の言葉を信じての行動でした。
空襲で西門家が焼けてしまい、和枝の家に疎開しているめ以子と泰介のもとに、泰介への赤紙が届きます。泰介の出征を見送って間もなく、今度は活男の戦死の知らせが。悲しみの中、め以子は終戦の日を迎えます。
大阪に戻っため以子が闇市で料理を売りながらたくましく生き延びる中、泰介が復員してきます。闇市での商売は警察の手入れによってできなくなりますが、西門家の蔵を改修してそこで料理を出すことにします。
あの闇市の中をよく探せばそんなに高くない揚げた芋「うま芋」を売ってるめ以子と室井さんと馬介さんかいたかもしれないよね? #まんぷく #ごちそうさん pic.twitter.com/vgJn0b18PW
— 竹元勇子(教授) (@yutakemoto) 2018年10月29日
最終回ネタバレと感想
それでは待ちに待った結末のネタバレです!
悠太郎は、戦後一年たっても帰ってきません。駅近くの雑踏で、復員兵やその家族に悠太郎に食べさせたかったカレーをふるまいながら、め以子は悠太郎の姿を探します。
悠太郎は見つからず、空っぽの鍋を持って家に帰っため以子の前に、なぜか子豚が飛び出してきます。
「捕まえてください!」その声は、悠太郎の声でした。め以子に子豚の丸焼きを食べさせたくて、子豚と一緒に帰ってきたのです。
悠太郎が帰るまで食べないと決めていたチョコレートを、仲良く食べる二人。「僕の分も上げますよ」、と言う悠太郎に、「ごちそうさんでした」と微笑むめ以子でした。
ようやく食べられたチョコレート
め以子から悠太郎への「#ごちそうさん 」 pic.twitter.com/AEHXmggZWQ— rai* (@gochi_rai) 2017年3月24日
ごちそうさんはこんな人にオススメしたい!
自分は特別な人間ではない、と思っている人にこそぜひ見てほしい朝ドラです。毎日の生活を、地に足をつけて営んで行くことの大切さを、しみじみと思い出させてくれます。主婦の頑張りはなかなか日の目を見ないことが多いものですが、そういう頑張りがあってこそ、という点にスポットライトを当ててくれて、励まされました。め以子が作る料理も、ていねいでおいしそうでした。(50代女性)
以前から、脚本家の森下佳子さんと菅野よう子さんが好きだったので、この2人が作るドラマだということでとても期待していました。
フードコーディネーターの飯島奈美さんが監修ということもあり料理にも注目していましたが、調理から始まり出来上がり皆で食するシーンまで、目で耳で感じて楽しめました。
現実でも本当の夫婦になった杏さんと東出昌大さん演じる高身長カップルも実にお似合いでした。
ドラマの途中で熱愛報道もありましたが、それがうなずけるほどドラマ後半には2人の強い絆を感じました。
キムラ緑子さんの小姑もハマリ役でしたし、高畑充希さんがどんどん変わっていく姿も応援して見ていました。
ドラマの中に実に効果的に菅野よう子さんの曲が流れ、特に「焼き氷のうた」はその日ずっと頭で繰り返していたほどです。戦争という悲惨な時代にあっても、食べ物からもらう力の大切さを伝えてくれたドラマでした。(40代女性)
先ず何より、ドラマに出てくるごはんが美味しそうでした。あとは主人公の女性が好きでした。頑張ってもなかなか幸せにはなれなくて、でも、それにへこたれることなく更に強く頑張る姿が良かったです。(40代女性)
自分自身食べる事が好きなので見ていて楽しかったです。大正時代から昭和の時代設定もレトロで好みでした。そして、東出くんのファンになりました。(30代女性)
最後に・・・
女学生から孫のいるおばあちゃんまで、違和感なく演じ分けた杏さんに脱帽です。ヒロインが魅力的で、思わず励ましたくなる、という朝ドラヒロインの条件にぴったり合っていました。
基本的に悪い人はほとんどいない朝ドラで、め以子をいびる和枝のそれまでの辛い経験も、キムラ緑子さんの演技力の裏付けもあって納得できるものでした。
高畑充希さん、ムロツヨシさんなど、今や民放のドラマでも主役をやるような俳優さんがたくさん出演されています。そんな俳優さんたちの演技を楽しむのも、楽しみ方の一つかもしれません。