2007年の後期に放送された朝ドラ「ちりとてちん」
現在放送中の朝ドラ「なつぞら」で、主人公なつの先輩アニメーターとして、存在感のある演技を見せてくれていた貫地谷しほりさん。その貫地谷しほりさんが主役を務めた朝ドラが「ちりとてちん」です。
「ちりとてちん」のヒロインは、とにかく後ろ向きで、自己肯定感がとっても低い。それまでの朝ドラでは、見たことのなかったタイプのヒロインです。
ですが、そこはさすが朝ドラ。半年間の放送のうちに、ぐんぐん成長していくヒロインの様子に、手に汗を握った方も多いのではないでしょうか?大阪放送局製作らしい遊び心も満載です。
こちらの記事では、「ドラマを見る時間がない」という方や「どんな内容だったっけ?」という方に向けてざっくりとしたドラマのネタバレとドラマの感想を紹介します。
後半ではちりとてちんの好きな方の感想を紹介しているので、これを読めばあなたもドラマが見たくなるかもしれません♪
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〜もくじ〜
ちりとてりん動画を全話見るならココ!見逃し配信をしている会社を徹底比較
まずはどこがちりとてりんを配信しているのかを比較しました。
NHKオンデマンド | 1話108円 |
UNEXT | 1話108円 |
TSUTAYATV/DISCAS | 0円DVDレンタルのみ |
FOD | なし |
Hulu | なし |
Paravi | なし |
実はちりとてりんを見ることが出来るのはNHKオンデマンドとUNEXT・TSUTAYADISCASです。
サイト名 | 月額料金(税抜) | 初回特典 |
NHKオンデマンド | 900円 | なし |
U-NEXT | 1,990円 | 31日間無料+600円 |
TSUTAYA DISCAS | 933円/2417円 | 30日間無料+1080p |
次は目的によってかかる金額も変わりますので、まずはそれぞれのサービスの特徴を説明していきますね。
NHKオンデマンドって実際どうなの?
NHKオンデマンドで朝ドラの見逃し配信をやっているのは知っているけれど、実際に登録して使っているという方は少ないのではないでしょうか。
特に初回特典もないので、NHK作品好きとはいえど正直魅力を感じないんですよね(笑)
NHKオンデマンドは無料で会員登録できますが、基本的に課金で番組を見る仕組みとなっています。
会員登録 | 無料 |
単品購入 | 1話108円 |
見逃し見放題パック(放送中の作品) | 月額972円 |
特選見放題パック(過去作品) | 月額972円 |
全て見たい場合 | 月額1,944円 |
「月額課金してまでNHK番組をずっと見るかな?」と考えると、私の場合はもったいないと思ってしまいました。
NHKオンデマンドは他サイトのように無料お試し期間がないですし、無料登録して見られる番組も少ないので個人的にはあまりおすすめできません。
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U-NEXT(ユーネクスト)でちりとてりんをお得に見る裏技って?
U-NEXTは日本最大級の動画配信サービスで、最新作から過去の名作まで120,000本以上の多彩なジャンルの作品を見ることができます。
NHKオンデマンドのように「○○オンデマンド」というものはその局の作品しか見れない場合がほとんどなのですが、U-NEXTは様々な局の作品をまとめて配信しているのが強みです。大手だからこそできることですね。
U-NEXTでちりとてりんを見る場合、NHKオンデマンドと同じく1話108円かかります。
ですがU-NEXTは初回登録時の特典として31日間の無料トライアル期間+今なら1000円分のポイント付与というものがあるので、31日間は月額料金を払うことなくU-NEXTのサービスを利用でき、ちりとてりんなどの有料作品をポイント利用で見ることができます。
この1000円分のポイントというのが裏技を実行するために欠かせません。どういうことか説明していきますね。
特典:NHKオンデマンドが最大1ヶ月間無料になる
NHK作品はほとんどが有料なので、NHKの動画配信サービスであるNHKオンデマンドでさえ課金せずに視聴することはできません。
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このポイントを使うと、NHKオンデマンドの見逃し見放題パック972円分をポイントで購入することができます。つまり、ポイント利用だけでNHKオンデマンドが初月見放題になるということです!
UNEXTで見ることができる朝ドラ一覧♪
①半分青い 出演:永野芽郁
②わろてんか 出演:葵わかな
③べっぴんさん 出演:芳根京子
④あさが来た 出演:波瑠
⑤まれ 出演:土屋太鳳
⑥マッサン 出演:玉山鉄二
⑦花子とアン 出演:吉高由里子
⑧カーネーション 出演:尾野真千子
⑨ちりとてちん 出演:貫地谷しほり
⑩どんと晴れ 出演:比嘉愛未
⑪ちゅらさん 出演:国仲涼子
⑫こころ 出演:中越典子
⑬あすか総集編 出演:竹内結子
⑭ふたりっ子総集編 出演:岩崎ひろみ
⑮澪つくしスペシャル 出演:沢口靖子
⑯おしん 出演:小林綾子
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TSUTAYATV/DISCASってどんなサービス?
TSUTAYATV/DISCASとはTSUTAYAが運営する公式の動画配信・宅配レンタルサービスです。テレビはもちろんスマホ、タブレット、パソコンを使って家や通勤・通学中などさまざまな場面でいろんな動画を見ることが出来ます。
またプランも3種類あり、自分のライフスタイルにあったプランを自由に選ぶことが出来ます♪

オンライン動画配信サービス
動画見放題は、新作・準新作を除く対象作品約10,000タイトル以上が見放題になるサービスです。
毎月付与される動画ポイント(1080pt)を利用して新作なども楽しむことが可能です。
CD/DVDの宅配レンタルサービス
CD/DVDをネットで注文し、自宅まで配送してくれるサービスです。
※月間レンタル可能枚数は「新作」「準新作」「まだまだ話題作」「旧作」のすべての商品が対象となります。
※30日間無料お試し期間中は「新作」はレンタル対象外です。

そんなTSUTAYATV/DISCASは現在30日間無料お試しキャンペーンが行われています。
もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。
しかし、無料お試しサービス終了後、自動更新となりますので退会する場合は登録した日を忘れないようにアラームなどを掛けておくことをおすすめします!
TSUTAYA DISCASで見ることが出来る朝ドラ一覧♪
①まんぷく
②半分青い
③わろてんか、スピンオフ
④ひよっこ
⑤べっぴんさん、スピンオフ
⑥とと姉ちゃん、スピンオフ
⑦あさが来た、スピンオフ
⑧まれ、スピンオフ
⑨マッサン、スピンオフ
⑩ちりとてりん、スピンオフ
⑪花子とアン、スピンオフ
⑫あまちゃん
⑬純と愛
⑭梅ちゃん先生、スピンオフ
⑮カーネーション
⑯おひさま
⑰どんと晴れ、スペシャル
⑱てっぱん
⑲ゲゲゲの女房
⑳ウェルかめ、スペシャル
㉑つばさ
㉒だんだん
㉓瞳
㉔ちりとてちん
㉕てるてる家族
㉖純情きらり
㉗ちゅらさん、2,3、4
㉘風のハルカ、スペシャル
㉙あすか
㉚ファイト
㉛純ちゃんの応援歌
㉜わかば
㉝あぐり
㉞私の青空
㉟天花
㊱まんてん
㊲まんてん
㊳こころ
㊴おしん
㊵あすか
㊶ふたりっ子
こんなに過去の朝ドラが見ることが出来るのはTSUTAYA DISCASだけなのでぜひ試してみてください♪
ちりとてちんのあらすじ
ヒロインの和田喜代美(貫地谷しほりさん)は、心配症で何かとヘタレな性格です。福井県小浜市で、若狭塗り箸職人の家庭に暮らしています。
高校生活も終わりが近づくころ。青春時代真っただ中のはずなのに、同級生で同姓同名、しかも何でもできて誰からも好かれる和田清海(佐藤めぐみさん)とは何かと比べられて、喜代美はここでもやっぱりとにかく後ろ向き、マイナス思考です。
そんな自分を変えるため、高校を卒業すると、喜代美は故郷を飛び出して、大阪へと向かいます。大阪で出会ったのは、なぜか高座に上がらない落語家、徒然亭草若(渡瀬恒彦さん)でした。
草若のもとで、喜代美の修行が始まります。喜代美は、落語家になれるのでしょうか?
そして、兄弟子との恋の行方は?
ネタバレ「喜代美、落語に出会う!編」
1982年、夏。9歳の和田喜代美(子役:桑島真理乃さん)は、家族4人で、父の正典(松重豊さん)の実家に引っ越してきます。
福井県小浜市の、実家の祖父の正太郎(米倉斉加年さん)は、若狭塗箸の腕のいい職人です。祖父の工房で、喜代美は祖父が聴いている落語を耳にします。
転校した学校には、同姓同名の和田清海(子役:佐藤初さん)という少女がいました。紛らわしいので、何でもできる清海がA子、喜代美がB子と呼ばれることになります。
正太郎が工房で倒れ、意識を失います。喜代美は病室にラジカセを持ち込み、落語を聞かせます。目を覚ました正太郎は、家族それぞれに言葉を残し、息を引き取ります。
9年後、喜代美は高校3年生になっています。相変わらずA子に対してB子と呼ばれる日々。高校を卒業しても、自分の人生を主体的に生きることのできない喜代美。
母・糸子(和久井映見さん)との口論の末、喜代美は家を飛び出します。列車で大阪に向かう喜代美の耳に、「のど自慢大会」で糸子が喜代美のために歌う五木ひろしの「ふるさと」の歌が響いていました。
(´;ё;`)ブワッ#朝ドラ100 pic.twitter.com/65nCLtVDxw
— 岸和田おやじ (@kishiwada_oyaji) 2019年3月29日
大阪でとりあえず、大学生になっていたA子の部屋に転がり込む喜代美でしたが、仲たがいをしてその部屋を飛び出します。
さまよう喜代美の耳に、懐かしい落語の響きが聞こえます。その落語をしゃべっていたのが、元落語家の徒然亭草若でした。
草若の家で倒れてしまった喜代美を、草若とその弟子の草々(青木崇高さん)が介抱します。これが縁で、喜代美はこの家で暮らすことになります。
大手の天狗芸能との確執で高座に上がらなくなった草若と、高座での失敗からトラウマを抱える草々。喜代美の協力で、草々は再び高座に上がります。
そんな草々に淡い恋心を抱く喜代美ですが、二人の前にA子が現れ、草々はA子を好きになってしまいます。草々の恋は実りませんでしたが、同時に喜代美も失恋することになってしまいます。
草々は、草若に復帰してほしいと思っています。喜代美は、落語会を開くことを思いつき、そのために、草々と二人でかつての草若の4人の弟子たちを集めようとします。
いろいろあった弟子たちが草若の元に戻ってこようとしますが、草若は拒みます。それでも、徒然亭一門の落語会の開催に向けて、稽古は続けられます。
落語会当日、草若の息子の小草若(茂山宗彦さん)が高座で号泣してしまい、落語が続けられない事態に。そのとき、小草若の代わりに草若が落語『愛宕山』を語り始めます。落語家、徒然亭草若の復活でした。
ネタバレ「喜代美、いよいよ落語家に!編」
落語会は大成功。草若も、天狗芸能の社長にかつての非礼を謝りに行きます。そんな中、喜代美が落語家になることを決意し、草若になんとか弟子にしてもらいます。
師匠の家の家事に、稽古にと喜代美が明け暮れる中、祖母・小梅(江波杏子さん)はスペインへと移住します。
芸名が「若狭」に決まり、初の高座に上がる記念に、喜代美は草若から亡き妻の形見のかんざしを贈られます。そのかんざしを、兄弟子たちが喜代美の髪にさしてくれました。
初高座は大失敗。そんな喜代美を、小浜から駆けつけてきた糸子が励まします。稽古を重ね、2度目の高座では笑いを取ることができました。
A子が草々のことを好きになり、交際を始めます。東京のテレビ局に出演するチャンスをつかみ、草々のいる大阪を離れるか迷うA子でしたが、東京に行くことを決め、喜代美ともお互いへの感謝を伝えあうのでした。
兄さん達〜〜〜( ; _ ; ) #ちりとてちん pic.twitter.com/WXYlOKvn7K
— CHAN☆KO (@chan_izu) 2013年12月9日
喜代美が徒然亭に入門して2年半後の1995年。天狗芸能の社長から、徒然亭の天狗座への出演依頼が舞い込みます。
さまざまなトラブルを乗り越え、年末に開かれた一門会は大成功。喜代美も内弟子としての年季が無事開けることになりました。年季が明けると、それまで住んでいた草若の家を出て行かなければなりません。
それは、草々とも離れて暮らすことを意味しています。お互いにお互いのことを想いながら、素直になれない喜代美と草々。
年季が明ける大晦日。草々は、それまで喜代美の部屋と自分の部屋を隔てていた壁を打ち破り、喜代美に言います。「今日からお前が俺の故郷や!」
年が明け、草々と喜代美は結婚します。苦しい家計をやりくりする喜代美ですが、たまたま出演したテレビ番組での喜代美の様子を見た天狗芸能の社長から、タレントのような仕事を与えられます。
タレント業で忙しくする喜代美とすれ違う草々。家を出て、喜代美の故郷に向かう草々と追いかける喜代美。友達のできちゃった結婚騒動、喜代美の両親の正典と糸子のケンカ騒ぎと、故郷でもアクシデントは山積みでした。
壁ドン? https://t.co/r9iVmfmKqY pic.twitter.com/s3OtVzoYSl
— 岸和田おやじ (@kishiwada_oyaji) 2019年7月19日
ネタバレ「喜代美、なりたいものを見つける!編」
正典と糸子を仲直りさせるため、草々と喜代美は落語会を開催することに。その準備に合わせて、正典と糸子の恋人時代から新婚の時の様子が描かれます。
夫婦落語会はアクシデントに見舞われながらも成功し、正典と糸子も仲直りをするのでした。
1999年、夏。兄弟子たちと集まることも少なくなり、喜代美は落語家として軽いスランプに陥っています。そんな喜代美に、草々は優しくアドバイスします。
喜代美は、兄弟子たちへと悩みを相談に行きます。兄弟子たちは、喜代美の悩みに向き合いながら、自分たちの落語家として歩いてきた道を懐かしく思い出すのでした。
男がやってきた落語を女がやるから受けない。だったら創作落語をやれ、と、草若は喜代美に言います。その草若を、病魔がむしばんでいました。
草若の願いは、常打ち小屋を建てることです。草若に残された時間は、もうわずかでした。
草若が弟子たちにつけた最後の稽古、それが草若にとって最後の高座になりました。「草若弟子の会」当日、草若はこの世を去ります。その時、喜代美は楽屋に、羽織姿の草若の幻を見るのでした。
…その道中の陽気なこと(追悼渡瀬恒彦 #ちりとてちん pic.twitter.com/6IaJeWBqr8
— はとのえさばこ (@Kkvsg1G) 2017年3月16日
草若がなくなり、草々には弟子入りを望む人が現れます。嘘つきなのかそうでないのか、つかみどころのないその木曽山という青年(辻本祐樹さん)に草々が手こずります。
同じころ、喜代美はA子から、東京でうまくいかなかったことの八つ当たりを受けます。今までのコンプレックスを喜代美はA子から聞かされ、何とかA子と仲直りをしようとします。
嘘ばかりついていた弟子が芸名を小草々とつけられ、初の高座に上ります。その姿を見て、うれしく思う喜代美でした。
草若の襲名問題で徒然亭が揺れる中、落語家として悩んでいた小草若が喜代美の実家に現れます。地元でのイベントを失敗する喜代美でしたが、それをおさめてくれたのは復活した小草若でした。喜代美も、A子と和解することができました。
草若の夢だった常打ち小屋の設立に向けて、徒然亭一門をはじめ、いろいろな人たちが動き始めます。完成した常打ち小屋は、「ひぐらし亭」と名づけられました。
喜代美が妊娠していることがわかります。裏方に回り、ひぐらし亭が初の開演を迎える日、兄弟子たちにスポットライトを当てる喜代美。喜代美は落語家をやめる決心をします。
喜代美が見つけた、本当になりたいもの・・・「わたし、おかあちゃんみたいになりたいんや!」喜代美は、ひぐらし亭、徒然亭のおかあちゃんになることを選んだのです。
お腹の子のお母ちゃんはもちろんだけど、徒然亭のお母ちゃんになるという選択なのね( ;∀;) RT “@godspeed_7: #ちりとてちん pic.twitter.com/yG0fDdreuM“
— しお (@schnee3340) 2014年4月3日
最終回ネタバレと感想
それでは待ちに待った結末のネタバレです!
2007年の春、喜代美は臨月を迎えていました。故郷の小浜でも、懐かしい人たちがそれぞれの道を歩んでいます。小草若も、草若を襲名することになりました。兄弟子たちも、小草々もあいかわらずです。
喜代美の陣痛が始まり、分娩室の前に残される草々。草々が、分娩室の中に聞こえるように『愛宕山』を演じます。それを聞きながら、喜代美は無事、赤ん坊を産んだのでした。
喜代美の、おかあちゃんとしての日々が始まります。
#ちりとてちん おしまい pic.twitter.com/HE8jkZPa2D
— Bernstein (@godspeed_7) 2014年4月4日
ちりとてちんはこんな人にオススメしたい!
放送当時はヒロインに感情移入して、ハラハラドキドキしていましたが、だんだんヒロインの両親の年に近づいてくると、また違った見方ができるようになってきます。高校を卒業したばかりの娘が一人で家から出るのを許すのは、よほど娘を信じていないとできないだろうな、とか。これから何年かして祖父母の年に近づいたときに、どんな見方ができるようになっているのか楽しみにしています。また、草若師匠と喜代美の師弟関係が泣かせます。人生のうちに一度でいいから、あんな上司に出会ってみたかった!(50代女性)
貫地谷しほりの演技が好きで、男社会の落語家たちの中で頑張っていく姿が観ていて好印象だったからです。自分の地元が嫌で家を飛び出してくるところも、気持ちが分かる気がして感情移入してしまいました。この朝ドラがきっかけで私も落語に興味を持つようになり、今でもたまに落語を聴きに行ったり、テレビで観たりしています。何も分からないところから修行が始まって、上下関係があったりと苦労している場面も多かったですが、これも、当時学生だった私は所属していた部活動と似ているところがあるなと思っていて、ヒロインを応援していました。このドラマは落語だけでなく恋愛も描かれていて、毎日なかなか進展しない二人にヤキモキしたり、キュンキュンしたりしながら観ていたのを覚えています。(20代女性)
基本自分に対しネガティブな女の子が大阪で落語家一門の人々との出会いを通して夢を持つ姿がおもしろおかしく描かれていました。
落語家の兄弟子4人のキャラクターがバラバラで面白かったです。
ケンカをして家を飛び出したにも関わらず何かと喜代美の家族が大阪やって来ては絡んでいく流れが最高に面白かったです。
話の構成が落語のネタに繋がっているのも上方落語を知ることができ、二重に楽しめたドラマでした。(40代女性)
大学時代に大阪にいたので、大阪弁が懐かしく心地よかったです。またドラマのおかげで落語が楽しそうに思えて実際に見に行くようになりました。(40代女性)
落語とドラマがうまくかみ合っていて、その掛け合いがとても楽しかったです。(40代女性)
最後に・・・
今までの朝ドラのヒロインとは正反対の、とにかくネガティブなヒロイン喜代美には、「もう!じれったい!」と思ってしまうことも多かったかもしれません。
でもその分、喜代美が自分の意見を言うことができたり、前向きな意思を持ったりしたときには、無条件で応援したくもなったりしたものです。
もう新しい作品で出会うことのできない、鬼籍に入られた俳優さんたち・・・渡瀬恒彦さん、米倉斉加年さん、江波杏子さん・・・の熟練の演技が、そんなヒロインの成長の節目節目に大切な足跡を残してくれています。そんなところも、「ちりとてちん」の見どころではないでしょうか。