NHK連続テレビ小説「なつぞら」
18年間勤めた東洋動画を退職し、北海道を舞台にした開拓者家族の話である「大草原の少女ソラ」をマコプロダクションで制作することを決意したなつ。北海道へロケハンにも行き、これからなつたちがどんな作品を作り上げるのか期待が膨らみます。
開拓者が 切り開かなければ見られなかった風景
アニメーションも アニメーターが切り開かなければ 見られない
どちらも開拓者 #なつぞら#中川大志 くん カッコいい! pic.twitter.com/JRQ3Oh1NNM— LOVE大志♡ようこ (@Ipcful3w71tj) 2019年9月9日
なつが移籍したマコプロダクションのメンバーは、東洋動画で一緒に働いたメンバーたちですのできっと素晴らしい作品が制作されるに違いありませんね!!
今回は「大草原の少女ソラ」が放送される「ミルコスまんが広場」とその実在モデルについて詳しく調べましたのでお伝えします。
「ミルコスまんが広場」とは?
日曜のゴールデンタイム
ミルコスまんが広場
(カルピスまんが劇場の事ね?)#なつぞら pic.twitter.com/J9rurv4KDo— LOVE大志♡ようこ (@Ipcful3w71tj) 2019年9月8日
なつたちが制作する「大草原の少女ソラ」は麻子の交渉もあり日曜日のゴールデンタイム「ミルコスまんが広場」で放送することが決まりました。いきなり日曜日のゴールデンタイムとはすごいですね!!
マコプロダクションは関東プロダクションを通して仕事をしていましたが「大草原の少女ソラ」は初めてのマコプロダクションの独自作品です。
今回の「大草原の少女ソラ」が「ミルコスまんが劇場」で放送できることになったのは、ミルコスの社長が北海道の開拓者の生まれだったからでした。そのことが決め手となりテレビ局を説得できたのです。
ミルコスの社長である松武博は「大草原の少女ソラ」の完成度の高さに満足し、放送が終わると次回作も依頼します。「大草原の少女ソラ」のような親子そろって楽しめるような同じ路線の作品をまた作ってほしいと麻子に話す松武。そして、なつと一久の開拓精神を高く評価してくれました。
9月14日
ミルコスの社長である松武博のキャスティングはまだ発表になっていません。北海道生まれの開拓精神に満ちた社長ということで、最後のTEAM NACSである大泉洋さんの出演を期待してしまいます♪キャストが分かりましたらまた追記しますね!
9月18日
ミルコスの社長である松武博のキャスティングが大泉洋さんに決まりました♪
大泉洋さんがTEAMNACSの“大トリ”を飾ることになり、メンバー全員の出演がついに実現しました。
大泉洋さんは「ほかのメンバーが出ているのをうらやましく見ており、『もう出られないのかな…』と半ば諦めていたので、本当にうれしいです」と喜びのコメントを出していました!
ついになつぞらに大泉洋さんが!!😆。
最終週に登場✨。
嬉しい🎵#なつぞら#大泉洋 pic.twitter.com/bo4Bp5TnEC— アンズ (@anzu4949) September 17, 2019
「ミルコスまんが広場」の実在モデルは?
「ミルコスまんが広場」と「カルピスまんが劇場」 #なつぞら pic.twitter.com/27qKEQtqWz
— ひぞっこ (@musicapiccolino) 2019年9月8日
「ミルコスまんが広場」の実在モデルは1969年から放送が開始された「カルピスまんが劇場」(フジテレビ系日曜19時30分から30分枠)だと考えられます。「カルピス漫画劇場」は「カルピスこども劇場」、「カルピスファミリー劇場」と名前を変えて1976年の「赤毛のアン」からは一社提供ではなくなり「世界名作劇場」となりました。
1974年からは「カルピスファミリー劇場」で「アルプスの少女ハイジ」が放送されています。この「アルプスの少女ハイジ」は一久と神地のモデルである高畑勲さんと宮崎駿さんが中心となって制作された大ヒットアニメです。
「大草原の少女ソラ」のモデルは「草原の少女ローラ」と考えられますが、この放送時期と放送時間帯から考えると「アルプスの少女ハイジ」もモチーフになっているのかもしれません。
「カルピスまんが劇場」で放送されたアニメがスゴイ!
カルピスまんが劇場の第一作は「どろろと百鬼丸」と聞いて、画像開いても百鬼丸の姿がなかったのでとりあえず….。 pic.twitter.com/gbg9hk0pLp
— ランジ (@ranji267) 2019年9月9日
1969年に開始した「カルピスまんが劇場」から始まり1997年まで続いた「世界名作劇場」。この時間帯のテレビアニメは今でも親しまれている名作がたくさん生み出されました。
なつのモデルとなっている奥山玲子さんは東洋動画を退職後はフリーとなり「母を訪ねて三千里」で作画監督補佐を務めています。
主な放送作品(カルピスまんが広場~世界名作劇場)
1969年 「ムーミン」
1971年 「アンデルセン物語」
1974年 「アルプスの少女ハイジ」(演出:高畑勲、画面構成:宮崎駿)
1975年 「フランダースの犬」
1976年 「母を訪ねて三千里」
(監督:高畑勲、画面構成:宮崎駿、作画:奥山玲子)
1979年 「赤毛のアン」
(演出:高畑勲、画面構成:宮崎駿、)
1985年 「小公女セーラ」
1989年 「ピーターパンの冒険」
1996年 「名犬ラッシー」
最後に
放送もあと残りわずかとなりラストスパートに入った「なつぞら」。これからは北海道十勝を舞台にした「大草原の少女ソラ」の制作が中心に描かれていきそうです。「大草原の少女ソラ」がどんな作品になり、視聴者になつたちの思いが届くのか楽しみです!
そして、記念すべき100作目の朝ドラ「なつぞら」がどんなラストを向かえるのか期待しましょう♪