NHK連続テレビ小説第101作目「スカーレット」。
今回、私がスカーレットで注目したのが深野心仙(ふかのしんせん)役のイッセー尾形さん。
日本での一人芝居の第一人者として、国内はもとより、海外でも評価の高いイッセー尾形さん。その活躍は一人芝居の枠にとどまらず、たくさんの映画やドラマ、CMなどにも出演をしています。
1985年の文化庁芸術選奨文部大臣新人賞の受賞をはじめとして、さまざまな演劇の賞も受賞している尾形さんですが、小説の執筆や、絵画など、演劇以外にも多方面に才能を発揮しています。
イッセー尾形さんは今回スカーレットで4回目の朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
イッセー尾形が演じる深野心仙(ふかのしんせん)ってどんな役?
【6/14号 発売中】9月30日からスタートする、次期連続テレビ小説〈#スカーレット〉の新キャストが発表。見どころとともに、出演者からのメッセージを紹介!#マギー #木本武宏 #羽野晶紀 #三林京子 #西川貴教 #松下洸平 #イッセー尾形 #川島夕空 #NHKステラhttps://t.co/hivi3oasCD pic.twitter.com/vBsaLQE9FB
— NHKウイークリーステラ (@nhk_stera) 2019年6月8日
日本画家であり、信楽焼の火鉢の絵付け師でもある深野心仙は、ヒロイン喜美子の師として喜美子を導く役どころでもあります。
ひょうひょうとしたつかみどころのない人物ながら、ユーモラスな面も持っていて、喜美子はどう接してよいか、ちょっととまどってしまうようなところもあります。
そんなとらえどころのない印象とは裏腹に、創作に対しては熱い思いを心に秘めています。
実在モデルについて
深野心仙の実在モデルについて調べてみましたが、現在のところ、「この人だ!」という確かな情報は見つかりませんでした。ドラマオリジナルのキャラクターになる可能性もありますね。
スカーレットと同じように、陶芸家の神山清子(こうやまきよこ)さんをモデルにした映画「火火(ひび)」では、岸部一徳さんが演じる石井利兵衛という人物が、神山さんから先生として慕われる陶芸家として描かれています。
イッセー尾形のプロフィール♪
イッセー尾形さん只今出演中!【総合】いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~(32)「独裁者」
過去の出演番組はこちら
「土曜時代ドラマ アシガール」ほかhttps://t.co/gtbycEHM1E#イッセー尾形※予定変更・地域で別番組の場合あり
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) 2019年8月25日
名前:イッセー尾形(いっせーおがた)
本名:尾形一成(おがたかずしげ)
誕生日:1952年2月22日
血液型:A型
出身地:福岡県福岡市
身長:171cm
所属事務所:イッセー尾形事務所
イッセー尾形が芸能界に入ったきっかけは?
イッセー尾形さんのデビューのきっかけになったのは、日本テレビのお笑いオーディション番組、「お笑いスター誕生!!」です。1981年、この番組で、尾形さんはいろいろな職業の人たちを一人で演じ分け、8週を勝ち抜いて金賞を受賞しました。
この直後、フジテレビのテレビドラマ「意地悪ばあさん」で早野金造巡査を演じて、知名度が一気に上がりました。
現在、一人芝居では、ニューヨーク、ベルリン、ミュンヘンなど海外でも多くの巡業を行っていて、年間に100本以上の舞台に出演することもあります。
イッセー尾形の代表作を紹介
ここでイッセー尾形さんの代表作を紹介します。
カルテット
ドラマ『カルテット』が面白いです!
1話ではイッセー尾形氏が出演
この際にジョーのコスプレをしており、
番組内でも『あしたのジョーの帽子!』を連呼されてました(^^)脚本の坂元裕二氏(妻は女優の森口瑤子さん)は話題のドラマを多数手がけてます。今後も期待です♪ pic.twitter.com/tjKGTDdDTt
— 野口征恒(ノグチマサツネ) (@Chom2Start) 2017年2月6日
「カルテット」は、2017年1月から3月、TBS系で放送されたドラマです。
松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さんをメインキャストにした大人のためのラブサスペンスで、複数のドラマ賞を受賞するなど、高い評価を受けました。
イッセー尾形さんは、「余命9ヶ月のピアニスト」を名乗るベンジャミン瀧田を演じ、深みのある演技を見せました。
まんぷく
そういえば #まんぷく で獄中で会ったイッセー尾形さんの役は、釈放後にまた出てくるのかと思ったけど、そんなことは全くなかった。 pic.twitter.com/Jm4wMJ3dEk
— うえ松さん (@teletran2010) 2019年5月2日
2018年後期に放送された朝ドラ「まんぷく」。インスタントラーメンを作り上げた安藤百福・仁子夫妻をモデルに、長谷川博己さん・安藤サクラさんが夫婦を演じたこのドラマは、まだ記憶に新しいですね。
イッセー尾形さんは、長谷川博己さん演じる萬平が脱税の罪で入っていた刑務所で出会う、受刑者で占い師の剛田一隆を演じています。
沈黙ーサイレンスー
「沈黙ーサイレンスー」イッセー尾形に米で絶賛の声。オスカー候補の可能性は?(猿渡由紀) – Y!ニュース https://t.co/3vHovToaZv
— ♪みや ♪ (@matsu3592) 2018年12月15日
「沈黙ーサイレンスー」(原題:Silence)は、マーティン・スコセッシ監督の、2016年のアメリカ映画です。原作は、遠藤周作の小説「沈黙」です。
日本の江戸時代初期のキリスト教徒弾圧を通して、神とは何か、信仰とは何かをポルトガル人の司祭の目から描いたこの作品で、イッセー尾形さんは、キリシタンを苛酷に弾圧する長崎奉行の井上筑後守を演じています。
イッセー尾形の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
下手な意見
いろいろ探してみましたが、イッセー尾形さんの演技が下手、という意見は見つかりませんでした!
長いキャリアに裏付けられた演技力が、高く評価されている様子がうかがえます。
上手な意見
「なぜ金を取ってこなかったんだね」イッセー尾形さんが上手過ぎて、憎たらしさ100万倍。芸達者の演技って精神衛生上よくない #いだてん
— Maymay (@RUCHMAY) 2019年8月18日
イッセー尾形の演技が上手すぎてその事件の困惑さ、不気味さが表現されていて見いってしまった #未解決事件
— 逃げ馬清正 (@1ao4t22fr) 2018年9月8日
カメレオン俳優と異名をとるくらい、さまざまな人物を巧みに演じ分けるイッセー尾形さん。一人芝居で何人もの人物を演じ分ける経験が、活かされているのではないでしょうか。
最近では、ひょうひょうとしたその外見にふさわしい好人物も多く演じていますが、頑固ともいえるほどの筋の通った役や、意地悪な役、冷酷な人物もこなしてしまう俳優さんです。
スカーレットでのイッセー尾形に期待!
いかがでしたでしょうか?
スカーレットでの役柄は、ヒロイン喜美子の師となる陶芸の絵付け師。イッセー尾形さんご本人も絵画の腕が高く、味のある絵を描かれるので、もしかしたらご本人の絵をドラマの中で見ることができるかもしれません。
まんぷくでは、短い出演期間の中で忘れられない印象を残した尾形さんですが、スカーレットでは、それよりも長い出演期間が期待できそうですね。
スカーレットでのイッセー尾形さんの登場を、楽しみに待ちましょう♪