NHK連続テレビ小説「スカーレット」
朝から喜美子の明るく活発な様子に元気をもらえるスカーレット。喜美子の幼少期を演じる川島夕空ちゃんの演技も素晴らしいです!
その喜美子に興味を持ち、友達になろうとするのが信楽一の窯元「丸熊陶業」の娘である照子。お嬢様で素直になれない照子ですが、喜美子が気になっている様子です。ふたりの関係性がこれからどうなっていくのか楽しみですね♪
優ちゃん、こういうワガママお嬢様みたいな役って初めてじゃない?
控えめな子より、こういう役を待っていたーっ♡*(ू•‧̫•ू⑅)♡⋆*ೃ:初日はまたまたバイトだわ
録画必須です!!#スカーレット #スカーレット楽しみ#大島優子 pic.twitter.com/0PZahaqe66— 優子ちゃん応援中ーっ‼︎ (@yukolovely0416) September 28, 2019
今回は「丸熊陶業」の実在モデルとロケ地、スカーレットこだわりの窯について詳しく調べましたのでお伝えします!
丸熊陶業の実在モデルについて
丸熊陶業の窯(おそらく連房式登窯)から窯出しされる火鉢。
ここで一口メモ。重ねて焼かれる火鉢の下には釉薬で火鉢同士がくっつかないようにトチン(左の写真 一番下の円筒形のもの。陶枕、土地とも書く)や胎土目(右の写真 陶土を団子状に丸め、焼成前の陶器の底に付けておく)を挟む。 #スカーレット pic.twitter.com/eDyxzinMyQ— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) October 1, 2019
スカーレットに登場する信楽一の窯元である「丸熊陶業」。その実在モデルは「近江化学陶器株式会社」だと考えられます。「近江化学陶器株式会社」は喜美子のモデルである神山清子さんが就職した会社で、明治7年に創業した歴史と伝統がある会社です。
創業当時は「信楽鍋要」「信楽糸取鍋合名会社」という社名で糸取鍋を製造していましたが、昭和16年に「近江化学陶器有限会社」を設立。理化学陶器を製造するようになり、戦争中には金属製品が不足したため陶器製のガスコンロを製造していました。
昭和36年になると「近江化学陶器株式会社」となり、戦後は火鉢の製造が主となりますが時代の流れで家電製品が出回るようになると植木鉢やタイルの製造に移行します。
現在でもタイルメーカーとしてオーダータイルなどを製造し活躍を続けています。
「スカーレット」で喜美子は中学を卒業したら「丸熊陶業」で働くことが1度決まりますが、15歳の女という理由だけで働けなくなってしまいます。その後は親族を頼り、1人信楽を離れて大阪の「荒木荘」で女中として働くことに…。
丸熊陶業のロケ地はどこ?
今日から始まった朝イチ「スカーレット」の舞台となってる宗陶苑さん
タイミング的に今日来たのは偶然だったけど、平日の静かな時だったのでゆっくり見学できた
この駐車場のストッパー(みたいなの)可愛い
販売していて欲しいけど家では置けないのでミニサイズの物を購入箸置き等に使えるそう pic.twitter.com/so3adJepjI
— 本州一周中miyuki(о^∇^о)mikimachi【みゆき】 (@Nwgn_silver_922) September 30, 2019
大島優子ちゃん家#スカーレット#もうすぐ連続テレビ小説スカーレット#宗陶苑 pic.twitter.com/zICefBi4Tt
— まなみ@キョエちゃんにバカー!って言われたい (@manamiiz) September 20, 2019
スカーレットに登場する「丸熊陶業」のロケはどこで行われているのでしょうか?4月に行われた取材会では戸田恵梨香さんと大島優子さんが滋賀県信楽にある「宗陶苑」でのロケの様子が公開されました。
この取材会は、喜美子が就職予定の「丸熊陶業」へ挨拶に行く前に照子と話すのシーンでしたので、「丸熊陶業」のロケ地は「宗陶苑」の可能性が高いですね。また詳しいことが分かりましたら追記します!!
「宗陶苑」は江戸時代からある日本最大規模の登り窯で、現在も信楽焼の陶器などが作られています。展示室や陶芸教室も行われていますのでこれから観光客が増えそうですね♪
~宗陶苑~
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1423-13
電話:0748-82-0316
営業時間:8:30~17:30
アクセス:信楽高原鉄道・信楽線・信楽駅から徒歩20分
スカーレットの陶芸へのこだわりがスゴい!
冒頭で大人のきみちゃんが真剣な表情で向き合っていた窯ですが、なんと…一から作ってます#スカーレット #朝ドラ pic.twitter.com/iJwpRSkvAl
— 朝ドラ「スカーレット」9/30放送開始 (@asadora_bk_nhk) September 29, 2019
スカーレットの第1話のオープニングで物語のヒロイン戸田恵梨香さんとともに登場した大きな窯。この窯は信楽焼を作るリアリティーを演出し、ヒロインのキャラクターに深みを持たせるという目的で撮影の為だけに作られました!
ドラマの美術チームの指揮のもと、撮影前の2019年1月から制作を開始し、手作り感と素朴さを重要視してデザインを作りました。そして、デザインが完成してから2週間かけて窯を完成させます!
これ、9月30日の第1回オンエア冒頭で流れる30代前半の喜美子の姿(だと思う)。で、ここからは妄想。この窯焚きが上手くいかなければ、自分と家族、助けてくれた人々が路頭に迷うことになるかもしれない…すべてを一人背負い、窯の火を見つめる喜美子の孤独が伝わってくる。 #スカーレット #戸田恵梨香 pic.twitter.com/Zq5jpneElh
— ハマの隣人 (@hamanorinjin) September 11, 2019
窯の制作と平行して戸田恵梨香さんはクランクインの3ヶ月前から陶芸の稽古を行い、陶芸の数々の行程を学びました。
陶芸家が圧倒的に男性が多いのは土を練るのにかなりの力が必要だからです。陶芸家としての説得力を出すため、戸田恵梨香さんは増量をしたとインタビューで答えています。これぞ女優魂ですね!
オープニングの窯のシーンでは炎の温度は約1200℃もあったそうで、その熱さは距離があっても火傷をしそうになるほどでした。
最後に
信楽一の窯元である「丸熊陶業」は今後の喜美子の人生に大きな影響を与えそうな予感がしますね。そして、「丸熊陶業」の娘の照子とも友人になれるのでしょうか?
これから始まる喜美子の陶芸家への道のりが楽しみになってきました。この先の展開とともに、ヒロイン戸田恵梨香さんの登場にも期待したいです!