9月から始まった101作目の朝ドラ「スカーレット」
大阪編も佳境に入り、喜美子の荒木荘での働きぶりも板についてきました。それぞれに個性の強い、「濃い~」登場人物の中で、喜美子のお姉さん的ポジションなのが、水野美紀さん演じる新聞記者のちや子さん。
お姉さんポジションと言っても、女子力はヨコに置いておいて、むしろ漢(おとこ!)らしく仕事にまい進するちや子さん。でもそれだけにブン屋としての生き方には筋が通っていて、男性の上司にも一目おかれる存在です。
そんなちや子さんの今後について、朝ドラマイスターの私がガイド本を参考にネタバレしちゃいます♪
スカーレットちや子の今後のネタバレ!
今までのちや子さん
昭和30年、喜美子が荒木荘で働きだして2年半が過ぎました。ちや子が記者として働く「デイリー大阪」は不景気で、新聞の売れ行きが良くありません。
同僚の記者も何人か辞めていき、売れるように紙面の改革を迫られて、エロい記事にも手を出す始末です。
ブン屋の誇り…#スカーレット pic.twitter.com/DNOXHYyAIj
— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) 2019年10月21日
そんなふうに仕事に忙しい中でも、ちや子は喜美子のことを気にかけてくれていました。圭介への初恋に気がついて戸惑う喜美子には、アドバイスをしてくれました。
また、美術の学校で絵を学びたい、と思っている喜美子の相談に乗って、喜美子に合いそうな美術研究所を勧めてくれたのもちや子でした。
きみちゃん「…」
圭介さん「エエェ〜!?」#スカーレット pic.twitter.com/j3KhKuhvU3— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) 2019年10月25日
みんなの反応
「スカーレット」の時代には珍しい、女性の新聞記者であるちや子さん。黒ぶち眼鏡にぼさぼさの頭で、男社会の中で女ひとり闘うちや子さんですが、喜美子には頼りになる存在です。そんなちや子さんは、視聴者の目にはどう映っているのでしょうか?
少しだけ、紹介しますね♪
スカーレット、ちや子さんいいキャラだなあ
— 西村誠一 (@khb02323) 2019年10月22日
スカーレット、ちや子さんがめちゃめちゃいい人で救われる。
— 眞依 (@mielmilk_) 2019年10月21日
ちや子さんが、喜美子の側にいてくれて良かった。新聞社に行くと即決しようとした喜美子を止めたり、今まで父親に従って生きてきた喜美子に、「自分で決める。」という選択肢を教えてくれた。
『スカーレット』“ちや子”水野美紀のアドバイスに「女でも惚れる」の声 https://t.co/qUx7tzvdDr
— 皆美 (@0padmomofurei) 2019年10月21日
それでは、待ちに待ったネタバレをお話しします♪
第6週
美術研究所に通うのを楽しみにしている喜美子に、信楽から電話が入ります。
母のマツが倒れた、という知らせに、喜美子は急いで信楽に戻りますが、出かける朝にちや子に会えなかったのが気になっていました。無断外泊などしたことのないちや子が、その朝に限って帰ってきていなかったからです。
気遣い出来る人、ちゃんと感謝出来る人。喜美子とちや子さんて、良い関係。 良いコンビだね喜美子の笑顔もどんどん良くなる荒木壮も住めば都、楽しい我が家になったかな?あとは・・給料か~ #スカーレット #戸田恵梨香 #水野美紀 pic.twitter.com/bxQVtHDZ4r
— saikan (@hiropart218) 2019年10月18日
そのころ、ちや子は非常事態に直面していました。「デイリー大阪」でちや子の働きを認めてくれていた編集長の平田が、他の新聞社に引き抜かれて「デイリー大阪」を辞めてしまっていたのです。
ちや子は、このまま「デイリー大阪」で働くのか、ほかの働き先を見つけるのか、決断を迫られていました。
喜美子、ヒラさんへの五段活用
「はい!」←お茶も頼むわ
「ひぃ~」←初めての事件現場の取材も女一人
「ふふっ」←このほこりやないで
「へぇ~」←室町時代の焼き物やて
「ほぅ!」←そのうえ・・・#スカーレット pic.twitter.com/Xn2ZWEMHN0— なんとか荘14号室 (@masked_R_ver14) 2019年10月22日
信楽に戻った喜美子は、マツが倒れたというのは喜美子を呼び戻すための嘘だったことを知ります。
一度は大阪の荒木荘の日常に戻ろうとした喜美子でしたが、川原家が借金だらけなことを知り、大阪での暮らしをあきらめて信楽で働くことを決めます。
川原家に…大事件が…#スカーレット pic.twitter.com/aIcV1r741o
— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) 2019年10月22日
いったん大阪に戻り、信楽に戻ることを荒木荘のみんなに告げた喜美子。その場にもちや子はいませんでした。ちや子のことを心配する喜美子を、雄太郎が「さえずり」に連れ出します。
「さえずり」のマスターは、喜美子に、数日前に泥酔したちや子が店に来たことを話してくれました。ちや子は新聞社を辞めて、今は実家に帰っていることも教えてくれました。
信楽に戻る朝、喜美子はちや子あての手紙を荒木荘に残していきます。
ちや子さんの仕事に対する情熱に憧れちゃいます#スカーレット pic.twitter.com/OrEQQZvmEV
— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) 2019年10月20日
三週間ほどして荒木荘に帰ってきたちや子は、喜美子からの手紙を目にします。
悩んで悩んで、信楽に戻ることを自分で決めたこと。最後にちや子さんに会いたかったこと。いつか、この道を選んでよかったと笑って言い合える日が来ますように、と書かれた手紙を読んで、ちや子はその場に立ち尽くしました。
第7週
信楽の、丸熊陶業で働きだした喜美子。食堂で、職人さんたちのお昼を用意する仕事でしたが、ふと目にした火鉢の絵付けの仕事に心惹かれます。遊びではなく、仕事として絵付けをしたい、と思う喜美子でしたが、片手間ではできないし、数年間はお給料もない、という現実を突きつけられます。
丸熊陶業の窯(おそらく連房式登窯)から窯出しされる火鉢。
ここで一口メモ。重ねて焼かれる火鉢の下には釉薬で火鉢同士がくっつかないようにトチン(左の写真 一番下の円筒形のもの。陶枕、土地とも書く)や胎土目(右の写真 陶土を団子状に丸め、焼成前の陶器の底に付けておく)を挟む。 #スカーレット pic.twitter.com/eDyxzinMyQ— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) 2019年10月1日
悩みながら家に帰った喜美子を、大阪を去る日に会えなかったちや子が待っていました。琵琶湖の取材の仕事で大阪から来ていて、喜美子に会うために信楽まで足を伸ばしてくれていたのです。
何の仕事か聞く喜美子に、ちや子は答えます。
「今度は婦人雑誌や!雑誌記者や!」
琵琶湖にこれからかかる橋の取材をしたい、と編集長に掛け合って、任せてもらえることになった、と語るちや子。そんなちや子を見て、喜美子は「うちもやりたいこと見つけてん!」と言って泣き出します。
泣きながら自分の気持ちを訴える喜美子を、ちや子は受け止めてくれました。
「頑張りぃ!」そう言って帰っていくちや子の後姿には、辛さを乗り越えて未来へと踏み出すプライドがあふれ出ていました。
『スカーレット』第18話では、喜美子(#戸田恵梨香)とちや子(水野美紀)が下着ショーへ#スカーレット
https://t.co/SSdR6yaYVd pic.twitter.com/eEwyIkhia7— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) 2019年10月17日
最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
荒木荘には個性豊かな住人がそろっていましたが、ちや子さんもとってもインパクトのある女性でした。
ちや子さんの仕事に向き合う姿勢が、これからの喜美子にも大きな影響を与えてくれそうですね。
喜美子が信楽に戻っても、大阪編のメンバーが、ひょっこり顔を出してくれるとうれしいですね。また何かの形で画面に戻ってきてほしいちや子さんです。
まだまだ続く「スカーレット」。これからの展開を楽しみに待ちたいと思います♪