NHK連続テレビ小説102作目「エール」。
朝ドラ101作目「スカーレット」も、始まってからひと月が経ちました。信楽で働きだした喜美子から、目が離せませんね。
102作目の朝ドラ「エール」も、次々にキャストが発表されて、ますます期待が膨らんでいます。そんな中、「エール」の脚本担当だった林宏司さんが降板するというニュースが!
突然の脚本家交代のニュースに、びっくりした人も多いのではないでしょうか?
新しく脚本を担当することになったのは、脚本家の清水友佳子さん、嶋田うれ葉さんと、番組スタッフの皆さんです。
今回、私が注目したのは脚本家の清水友佳子(しみずゆかこ)さん。
清水友佳子さんは、今まで連続ドラマ「夜行観覧車」や「わたし、定時で帰ります。」、アニメ「イタズラなKiss」などの脚本を手掛けてきました。
それでは今から、清水友佳子さんのプロフィールや経歴、代表作、清水友佳子さんについての視聴者の声をご紹介します♪
〜もくじ〜
清水友佳子のプロフィール
2020年前期NHK連続ドラマ小説「エール」に脚本で参加しています。音楽で結ばれた夫婦と彼らを取り巻く人々の人生を、大切に描いていきたいです。楽しんで頂ける作品になるよう力を尽くしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
— 清水友佳子 (@somari0429) 2019年11月6日
名前:清水友佳子(しみずゆかこ)
誕生日:4月29日
出身地:東京都
清水友佳子が脚本家になったきっかけや経歴は?
清水さんは、フェリス女学院短期大学音楽科を卒業し、会社員やピアノ講師などを経験した後、2000年に脚本家としてデビューします。シナリオ・センターの出身で、日本脚本家連盟の連盟員でもあります。
2017年には、湊かなえさん原作のヒューマンミステリー「リバース」(TBS)で、第93回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞・最優秀作品賞を受賞しています。
また、同じ年に同じ作品で、第8回コンフィデンスアワード・ドラマ賞脚本賞・作品賞も受賞しています。
お菓子作り、お料理が趣味で、ご自身のtwitterではおいしそうな手作りのお菓子がたくさん紹介されています。
マグカッププリンのレシピ、こんな感じでとりあえず。
加熱時間は10秒の差でかなり仕上がり変わるのでそこだけ注意すればあとは簡単。ホントに10分もあれば出来るのでお試しあれ~ pic.twitter.com/oYpJRHrxZn— 清水友佳子 (@somari0429) 2019年11月4日
今までは、主に民放の作品で活躍されていました。
テレビ朝日で担当した主な作品
- 「ただいま満室」2000年
- 「レガッタ~君といた永遠~」2006年
- 「不機嫌な果実」2016年
- 「あいの結婚相談所」2017年
TBSで担当した主な作品
- 「またのお越しを」2003年
- 「ほーむめーかー」2004年
- 「華和家の四姉妹」2011年
- 「夜行観覧車」2013年
- 「リバース」2017年
- 「わたし、定時で帰ります。」2019年
WOWWOWで担当した主な作品
- 「湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー」2019年
代表作を紹介
リバース
原作湊かなえ『リバース』
脚本奥寺佐渡子
清水友佳子
プロデューサー新井順子
出演者#藤原竜也#戸田恵梨香今日な22時はチョット悩んでしまうが
かなえちゃんは楽しみに後で見ようかと考えている。 pic.twitter.com/w8NAdfP44L— G・・HT3 hoichi (@7Nobunaga) 2017年4月14日
「リバース」は、湊かなえさんの長編小説をドラマ化した作品で、2017年の4月から6月にTBS系の金曜ドラマとして放送されました。
大学の卒業旅行で親友を事故で亡くしてしまう主役の深瀬和久を、藤原竜也さんが演じています。
ミステリー仕立てのドラマですが、人間関係の再生も同時に描かれ、物語の世界を写し取ったかのような主題歌「Destiny」もあわせて高い評価を受けました。
わたし、定時で帰ります。
清水友佳子さん、みっけ!w pic.twitter.com/9kSyquWwp9
— matsutaro (@matsutaro_photo) 2019年4月8日
「わたし、定時で帰ります。」は、朱野帰子さんの小説を原作にしたドラマで、2019年4月から6月にTBS系の火曜ドラマとして放送されました。
吉高由里子さんが、絶対に残業しないWEBディレクターの東山結衣役で主演しています。
6月18日の最終話が放送されている時間に山形県沖地震が起きたため、番組は途中で報道番組に差し替えられて打ち切りになり、6月25日に1週間遅れで改めて放送された、というエピソードが残っています。
湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー
シナリオ・センター出身の清水友佳子さん脚本のドラマ「ポイズンドーター・ホーリーマザー」(WOWOW)が、今週の7月6日(土) 22:00より放送開始!
湊かなえさんの短編ミステリー小説集、念願のドラマ化です!
寺島しのぶさん、 足立梨花さん、豪華キャスト多数!https://t.co/atwf4G5CjX pic.twitter.com/D2cVZdunAZ— シナリオ・センター大阪校(資料請求等はHPからお気軽に!) (@sc_osaka) 2019年7月3日
「湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー」は、第155回直木賞の候補作にもなった湊かなえさんの短編小説を、全6話で連続ドラマ化したもので、2019年7月から8月までWOWWOWの「連続ドラマW」の枠で放送されました。
寺島しのぶさん、足立梨花さん、清原果耶さんなど、さまざまな年代の実力派の女優さんたちが主演しています。
清水さんは、このうち第1話「ポイズンドーター」、第2話「ホーリーマザー」、第4話「ベストフレンド」の脚本を担当しました。
視聴者の声を紹介♪
『わたし、定時で帰ります。』第9回まで視聴。奥寺佐渡子脚本がテーマにこだわって多少図式的だけどある種、企業のエグい一面を映し出す一方、清水友佳子脚本は仕事をすることの充実感などをちょっとベタに描き出して共感を生む。これが不思議にフィットしてハーモニーを奏でている。
— 古崎康成 (@furusaki_y) 2019年6月26日
清水友佳子さんの脚本は温かくてほっとするな…。柄本さん演じる吾妻は原作と違って淡々としたキャラクターなんだけど、それだけに時が経てば経つほど、言葉が胸に染みこんできて切ないです… #わた定
— 朱野帰子 (@kaerukoakeno) 2019年5月7日
わた定円盤を愛でてる間に、清水友佳子さんが朝ドラの脚本チームに入られるとの報が。朝ドラ好きの私には嬉しいニュース
— 朱野帰子 (@kaerukoakeno) 2019年11月5日
エール脚本家代わるんですね。個人的には清水友佳子さんすごくいいと思う好きだけどな。いいものをつくりあげる為の変更ならありあり!
— さち♡KUBO (@KUBO05832215) 2019年11月5日
twitterには、朝ドラでの清水さんに期待する声がたくさん挙がってきていました。脚本家交代にはびっくりしたけれど、良い作品を作るためにはOK、というコメントも見られました。
民放の作品で清水さんを知った人たちが、朝ドラにも期待している様子がうかがえます。
最後に・・・
朝ドラを見るときに、実際にドラマで目にする俳優さんたちと違って、脚本家の存在はあまり意識していない、という視聴者の皆さんも多いのでは?
今回の脚本家交代劇で図らずも注目を浴びることになってしまいましたが、良い朝ドラになるのだったら問題はありませんよね。
いろいろなジャンルのドラマで実績のある清水さんの脚本に、期待が高まります。放送を楽しみに待ちたいと思います♪