NHK連続テレビ小説「スカーレット」
陶芸展で八郎の作品が入賞し、とうとう八郎と喜美子が結婚しました!結婚後は丸熊陶業から独立して「かわはら工房」を立ち上げるまでになりましたね。
武志は八郎の子供でこのまま伊藤健太郎になるわって顔をしてる関西弁出来る子よく見つけてきたな、、#スカーレット pic.twitter.com/4scgLObYua
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結婚後は時間が5年経過して、八郎と喜美子の間には息子が生まれています。この喜美子の息子である武志は今後喜美子の人生に大きな影響を与えることになりそうです。
今回は喜美子の息子・川原武志の実在モデルである神山賢一さんについて詳しく調べてみましたのでお伝えします!
〜もくじ〜
神山賢一について!スカーレットでどうなる?
信楽 寸越穴窯『神山清子・賢一親子展』https://t.co/ykqbQdhkO2 #草津クレアホール #神山清子 #神山賢一 #NHK #朝ドラ #連続テレビ小説 #スカーレット #戸田恵梨香 #川原喜美子 pic.twitter.com/xoiASHlYqW
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生い立ち
神山賢一さんは1961年に滋賀県信楽町で神山易久さんと神山清子さんの長男として生まれます。
幼い頃から体は小さいですがとても元気いっぱいの子供でした。習い事も少林寺拳法やバトミントン、テニスなどに取り組み神山清子さんの手伝いも積極的に行います。
しかし、神山賢一さんの両親である神山易久さんと神山清子さんは陶芸家としての姿勢の違いから夫婦仲に亀裂が入り、神山易久さんの浮気の末に1974年に離婚に至ってしまいます。
神山清子さんが離婚を決意できたのは「僕はお父さんがいなくても頑張る。アルバイトもするから。」という神山賢一さんの言葉が決め手になりました。
陶芸家の道へ
東洋館の天目茶碗たち。油滴も禾目も良き良き。#Bura_Bi_Now #トーハク pic.twitter.com/FtzSTqLpwg
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神山賢一さんは中学卒業後、信楽工業高校の窯業科に進学。高校卒業後は信楽窯業試験場で3年間働き、陶芸の基礎などを身につけます。その後は母である神山清子さんの元で信楽焼の陶芸家として活動を始めました。
神山賢一さんは釉薬を使った天目茶碗に魅力を感じ、半地下式穴窯「寸越窯」で自然釉を使った母の神山清子さんとは違う焼き方を追求します。
白血病との闘い
順調に陶芸家としての成長を遂げていた神山賢一さんですが、1990年2月の29歳の時に腰の痛みを訴え病院へ運ばれると「慢性骨髄性白血病」と診断されます。その時、余命は2年半と宣告されました。
骨髄移植を考えますが、親族とはHLAが合わず、当時は骨髄バンクもなかったため友人や知人たちにより「神山賢一を救う会」が結成されて募金活動やドナー探しが始まりました。この「神山賢一を救う会」は「神山賢一支援団体連絡協議会」へと活動を広げて行きます。
母の神山清子さんも骨髄バンクの重要性を各地で訴え続け、神山賢一さん自身も「骨髄バンクと患者を結ぶ会」の会長に就任し、入退院を繰り返しながらも骨髄バンクの重要性を伝えました。
この努力が実を結び、1991年日本初の骨髄バンクである「財団法人骨髄移植推進財団」(現在の日本骨髄バンク)が設立します。
神山賢一の死
神山賢一さんの白血病は一時は回復の兆しを見せていましたが、1992年2月に白血病は慢性から急性に転化してしまいます。そして、1994年5月、32歳で生涯を閉じました。
この髪の長さすき!!#伊藤健太郎 pic.twitter.com/jzsi5AdG8v
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「スカーレット」では喜美子の長男である川原武志の青年期を伊藤健太郎さんが2月から演じることが発表されています。伊藤健太郎さんが実在モデルである神山賢一さんの人生をどんなふうに演じるのか楽しみですね。
神山賢一の家族
母 神山清子
神山清子さん、スカーレットモデル#NHK朝ドラ#スカーレット#信楽#よーいドン! pic.twitter.com/xZj4aW3PmL
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神山賢一さんの母は「スカーレット」のヒロイン喜美子の実在モデルである神山清子さんです。
神山清子さんは1936年長崎県佐世保市に生まれました。父の仕事の関係で各地を転々とし、終戦間際の小学3年生の時に滋賀県信楽町に移り住みます。
絵が得意で手先も器用だったため美術大学への進学を希望していましたが、父の反対に会い和洋裁の学校へ進学しました。和洋裁学校を卒業すると陶器の絵付け助手として働き始め、その後近江化学陶器へ入社し絵付師として活躍しました。
近江化学陶器で出会った同僚の神山易久さんと結婚し、長女と長男を出産。27歳の時に会社から独立し自宅を工房にして陶芸に打ち込むようになります。自分にしかできない焼物を作るため独自の「信楽自然釉」の作品を生み出していきました。
女性陶芸家の草分けとして活躍された人物です。
父 神山易久
Yasuhisa Kohyama
陶・神山 易久2016展
2016年2月10日(水) → 16日(火)
京都タカシマヤ6階美術画廊 pic.twitter.com/mIYJbVJnYd— 山本衡治 (@wabisabiGabi) February 6, 2017
神山易久さんは1936年滋賀県信楽町に生まれます。曾祖父と祖父の影響で幼い頃から陶芸に親しみます。滋賀県立職業訓練所を出た後は近江化学陶器に入社し、後に同僚となった神山清子さんと結婚して2児の父親となります。
神山易久さんは神山清子さんの才能を高く評価しており、出会ったときから神山清子さんの絵を褒めていました。
神山易久さんと神山清子さんは結婚後に会社を辞めて、自分たちの自宅に工房を開きます。2人で工房を開いた後、仕事は順調に軌道に乗り始めます。しかし、神山易久さんは、金回りが良くなってきたことで素行が悪くなっていきます。
そして、弟子であった女性と不倫関係に…。そのことに耐えられなくなった神山清子さんは神山賢一さんの後押しもあり2人は離婚しました。
黒島結菜ちゃん♡可愛いと思ったらリツイート!pic.twitter.com/YHo4zFmUDB #黒島結菜
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「スカーレット」では喜美子の弟子となり、喜美子の家族に波乱を巻き起こす女性として黒島結菜さんの出演が発表されています。喜美子の離婚の原因となる女性を演じる予感がしますね…。どうなるのでしょうか?
姉 神山久美子
神山賢一さんには姉が1人いました。姉の神山久美子さんは、なんでも物事をはっきり言う性格で自己中心的なところもありました。幼い頃から母の神山清子さんにもズバズバ自分の意見を主張していた女性です。
神山賢一さんは、学生時代に神山久美子さんからテニスやバトミントンを習って大会にも出場しました。神山久美子さんは結婚後は秋田県へ行き、2人の子供に恵まれています。
叔母 金場静子
神山賢一さんは白血病か慢性から急性に転化した時に、叔母である金場静子さんから骨髄移植を受けています。神山賢一さんと金場静子さんのHLAの型は完全一致ではありませんでしたが、わずかな望みをかけて手術に踏み切ります。
その後、一度は白血球数も上昇をみせて回復の兆しを見せますが白血病は再発してしまうのでした。この骨髄移植を受けた金場静子さんは、「スカーレット」でヒロイン喜美子の妹である百合子の実在モデルだと言われています。
最後に
「スカーレット」の放送も折り返しを迎え、喜美子の人生も変化の兆しが見え始めました。陶芸家として、父の死、夫とのすれ違い、そして息子の成長。
喜美子の息子の実在モデルである神山賢一さんは白血病という重い病にかかっています。これから喜美子と武志の未来はどうなっていくのでしょうか?そして、八郎との今後も気になりますね。
来年の「スカーレット」も期待大です!