NHK連続テレビ小説第101作目「スカーレット」。
今回、私がスカーレットで注目したのが佐久間信弘(さくまのぶひろ)役の飯田基祐さん。
年末のスカーレットから登場している、美術商の佐久間を演じている飯田基祐さん。ドラマ好きの人なら、何度も見たことがある俳優さんではないでしょうか。
デビュー以来、特撮番組から時代劇、サスペンスなど出演したドラマの数はとても多く、役柄もちょんまげの侍から刑事や医師など、幅広く演じています。
スカーレットでは素敵な和服姿ですが、きりっと着こなしたスーツ姿もダンディでお似合いです。
飯田基祐さんは今回スカーレットで5回目の朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
飯田基祐が演じる佐久間信弘(さくまのぶひろ)ってどんな役?
NHK #スカーレット
美術商 佐久間信弘役で#飯田基祐 登場^_^ pic.twitter.com/rffQIhDufb— 太田プロダクション (@ohtaproinfo) 2019年12月24日
飯田さん演じる佐久間信弘は美術商です。よく、窯業研究所の柴田と一緒にかわはら工房に来ている、和服の似合う上品な男性です。
八郎の作品が陶芸展で金賞を受賞したときには、「うちで預からしてもろて、高値で売りに出します」と商売人らしいことを言っている一方で、芸術に対して鋭い指摘をすることも。
八郎が次世代展に応募しようとしている、喜美子の作った陶芸作品を見て、ひらめきと感覚だけでやっているうちは大したことはない、と前置きしたうえで、こう言います。
「怖いんは、これに知識がついたときや。豊富な知識に裏打ちされた自由奔放な作品ほど、怖いもんはないで。」
喜美子が釉薬の知識をいつの間にかつけてきていることを知っている八郎は、この言葉に動揺を隠せませんでした。
実在モデルについて
佐久間の実在モデルについて、この人だ!とする情報は見つかりませんでした。
ただし、気になる情報が・・・。
喜美子の実在モデルであるとされる神山清子さんは離婚を経験していて、直接の原因は、元夫、易久さんの女性問題だとされています。ですが同じころ、易久さんの作品を気に入ったある美術商が易久さんに資金援助をし、それによって夫婦の金銭感覚にずれが生まれてしまったことも、夫婦関係がほころびる遠因になったとも言われています。
オリジナルストーリーで進むスカーレットにこの事実がどれだけ反映されるかはわかりませんが、朝ドラファンにとってはちょっと心配でもありますね。
飯田基祐のプロフィール♪
いつもどこかにいる、#テレビ朝日『#特捜9』三原達朗刑事部長役 準レギュラーの人は #飯田基祐 さん #特捜9 pic.twitter.com/HxqY8IwQXy
— よしだ (@44da38) 2019年5月29日
名前:飯田基祐(いいだきすけ)
誕生日:1966年8月2日
血液型:O型
出身地:東京都
身長:177cm
体重:67kg
所属事務所:太田プロダクション
飯田基祐が芸能界に入ったきっかけは?
1990年から1998年までは「劇団方南ぐみ」に所属、その間、1998年6月までの全作品に看板俳優として出演しています。
1996年にフジテレビ系『TOKYO23区の女』第5話「杉並区の女」でドラマデビュー、その後はテレビドラマや映画、CMなどにも活躍の場を広げています。
大河ドラマ、朝ドラへの出演も多く、大河ドラマは「元禄繚乱」、「新選組!」、「風林火山」、「軍師官兵衛」、「花燃ゆ」の5作に出演。
朝ドラは「こころ」、「花子とアン」、「まれ」、「とと姉ちゃん」に続き、今回の「スカーレット」で5作目の出演になります。スカーレット以外の朝ドラ4作品はNHK東京放送局の制作なので、大阪放送局制作の朝ドラには今回が初出演です。
飯田基祐の代表作を紹介
ここで飯田基祐さんの代表作を紹介します。
花子とアン
#花子とアン【飯田基祐】蓮子さんの異母兄・葉山伯爵が登場。演じるのはAK常連俳優、飯田基祐さん。#とと姉ちゃん では花山を事業に誘いに来る長澤建造を演じ、#まれ ではコンビニスイーツ対決を企画したCショップの五十嵐部長を、#こころ では 救急車に乗務する救急隊員を演じていました。 pic.twitter.com/Jvu7ygF2oH
— ひぞっこ (@musicapiccolino) 2017年10月18日
「花子とアン」は2014年前期の朝ドラで、朝ドラ90作目の作品です。
「赤毛のアン」を日本語に翻訳した村岡花子さんをモデルに、貧しい小作農家の娘から苦学して翻訳家になった「はな」を吉高由里子さんが演じました。
飯田さんが演じたのは、はなと女学校で出会い「腹心の友」となる葉山蓮子の異母兄、葉山晶貴伯爵です。蓮子を演じていたのは仲間由紀恵さんでした。
晶貴は世間体を何よりも大事にし、先代の伯爵と芸者の間に生まれた蓮子と仲は良くありませんでした。
仮面ライダードライブ
美術商の佐久間を演じるのは仮面ライダードライブで仁良課長を演じた飯田基祐さんですからね! #スカーレット 朝ドラには何度でも出てくるから何度でも言うぞ! pic.twitter.com/mBxFrP3YS4
— hon (@honkyochi) 2019年12月27日
「仮面ライダードライブ」は、2014年10月から2015年9月までテレビ朝日系で放送された特撮のテレビドラマです。
主人公の仮面ライダードライブは、仮面ライダーである一方で刑事でもあります。また、バイクではなく自動車に乗っています。仮面ライダードライブに変身前の泊進ノ介(とまりしんのすけ)は、竹内涼真さんが演じました。
飯田さんは、捜査一課・課長の仁良光秀の役と、仮面ライダードライブの敵役であるシーフロイミュードの声を担当しています。
アシガール
親子3世代 良き#アシガール#イッセー尾形#飯田基祐#はんにゃ金田 pic.twitter.com/mAmuXDJzS2
— kuroちゃん(→) (@ton20050427) 2017年12月2日
「アシガール」は少女漫画を原作にしたラブコメディで、2017年9月から12月までNHKで放送されました。2018年12月には、続編にあたるスペシャルドラマも放送されています。
足が速いことだけが取り柄のやる気のない女子高生、唯が戦国時代にタイムスリップ、その時代の若君に一目ぼれします。現代に戻ってきた唯は、その若君が歴史上では戦いに敗れて死んでしまうことを知り、若君の命を救うためにもう一度タイムスリップをし・・・というお話で、唯を黒島結菜さん、若君を伊藤健太郎さんが演じました。
飯田さんが演じた天野信近は若君の家である羽木家の家老で、唯が戦国時代にタイムスリップしたときには唯の保護者にもなってくれました。
飯田基祐の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
下手な意見
いろいろ探してみましたが、飯田さんの演技が下手だという意見は見つかりませんでした!どんな役でも演じ分ける演技力が、注目を集めています。
上手な意見
36話まで見た!腹立たしく憎たらしい仁良課長を全力で演じてぶつけてきてくれた飯田基祐さん、凄まじい演技力をたっぷりと味わえて楽しかった……すきだ…。
— いわし (@katakuri5n5n) 2019年6月19日
今朝の #スカーレット。#中村育二 さんと #飯田基祐 さんが、#戸田恵梨香 さんと #松下洸平 さんの現状を、
落ち着いた芝居で整理してくれた。
そこに、
まだ芝居が上手いとは言えない #黒島結菜 さんが、
築かれた世界観を掻き乱すかのように闖入してくる。
上手い構成だと唸ってしまう。— スガワラぼやき帳 on ツイッター (@sugawara2018) 2020年1月8日
ベテランの演技力で、いい人から悪い人まであらゆる役柄を演じ分ける飯田さん。
「仮面ライダードライブ」で、主人公の敵役を抜群の演技力で演じたときには、「悪役なのは演技であって、素の飯田さんは気さくで素敵な方です」という内容のコメントが公式に出されたとか。飯田さんが素でも悪い人なんじゃないかと誤解されそうなくらい、真に迫った演技だったということですね。
SNSでも、飯田さんが画面に出てくると深みが違う、という声がたくさんありました。
スカーレットでの飯田基祐に期待!
いかがでしたでしょうか?
スカーレットでの役柄は、美術商の佐久間。美術に関してもときどき核心を突いた発言をし、壁に当たっている八郎の心をざわつかせることもあります。
また、演じる飯田さんの演技力もあり、いい人なのかそうでないのか、ちょっと判断に悩む存在でもあります。
陶芸家として、喜美子や八郎がこれからどうなっていくのかにも関わってきそうですね。
飯田さんの演技に期待したいと思います♪