NHK連続テレビ小説「エール」
福島県出身の昭和を代表する作曲家である古関裕而さんをモデルとした物語の「エール」。古関裕而さんはたくさんの音楽を作曲し、激動の時代を生きる人々に音楽で勇気を与えました。
(作曲家 #古関裕而 さん、福島市の出身です) pic.twitter.com/ocLZYScgTY
— 仙台フィルハーモニー管弦楽団【公式】Sendai Philharmonic Orchestra (@sendaiphil) February 17, 2020
そんな「エール」の物語ではたくさんの音楽を聴くことが出来る予感がしますよね♪今回の朝ドラ「エール」で音楽担当を担うのは瀬川英史さんです。
どんな音楽で物語を盛り上げてくれるのか今から期待大です!
今回は「エール」で音楽担当を務める瀬川英史さんについてどんな人物なのか詳しく調べてみましたのでお伝えします♪
瀬川英史さんについて
ドラマを彩る音楽を担当するのは、作曲家の瀬川英史さんに決定!
ご本人のコメントや詳細はコチラ↓https://t.co/hCrHdljmlZ#朝ドラ #エール #朝ドラエール #3月30日放送開始 #瀬川英史 #福島 #豊橋
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) February 6, 2020
エールの音楽担当をする瀬川英史さんは1965年4月2日岩手県盛岡市生まれの現在54歳。小学生の終わりの頃からロックに感化され、初めてギターを手に取ります。岩手県立盛岡第三高等学校を卒業後は、上京し音楽専門学校へ入学し1980年代のジャズ・フュージョン・ブームでジャズの洗礼を受け音楽の世界にのめり込んでいくことに。
1985年、シンセサイザー・プログラマー梅原篤さんが経営する株式会社「タイトロープ」に入社し当時の最先端であるシンセサイザーに触れます。1年後に独立してシンセサイザー・プログラマーとしての活動を続け、1980年代後半からはCM音楽作曲家としても活動し、現在までに作曲したCM局は2500曲を超える活躍です。
シンセサイザー・プログラマーとは、電子楽器のいろいろな音を作成したり編集したりして音楽を作り上げる人です。楽器を演奏せずに、コンピューターで音色や音階などをプログラミングして音楽を作り上げます。
『RT感謝!その記事再登場』(10770)
『リズムマシン』(4)
『TR-909』
ローランド、1983年
ハウスミュージックとテクノミュージックの中心的機材として使用されてきたリズムコンポーザーTR-909はその音楽シーンの発展に少なからず貢献してきた。ローランドTR-808の後継機種。太鼓系はアナログ音源。 pic.twitter.com/7sYFXmMFQk— 昭和レトロ喫茶『伊吹』店主・SSWのK’s Dee(ケイズ・ディー) (@ibuki_cafe) February 25, 2020
瀬川英史さんの活躍は国内のみにとどまらず、アメリカ・フランス・イギリス・インド・ブルガリアなど海外録音の経験も豊富にあります。
2007年からは劇伴作曲家としても活躍し、ワークショップや講演会・執筆・セミナーなども数多くこなしています。 2012年にはサウンドトラックを担当したフランス短編映画「Le dernier jour de l’hiver」フランス国立映画祭イエール・レ・パルミエで最高音楽賞を受賞しました。
サウンド&レコーディングマガジン連載「CM音楽の作り方」では、なかなか聞けない業界内の話やサウンド現場の様子、テクニカルな話まで披露し大好評を得ました。
瀬川英史のコメントや評判は?
瀬川英史さんのコメント
「エール」が僕にとって初めての朝ドラとなりますが、他の作品と同様に平常心で仕事に取り掛かりました、、、が、大正、昭和(それも戦前)の日本の大衆音楽やそれを生み出した当時の音楽業界や録音技術に関しては一からリサーチ&勉強を始めたに等しく、当時のアレンジの仕方やサウンドを再現するのはなかなか容易ではありませんでした。古関裕而記念館に残された多くの資料や当時の手書きのスコアに目を通すにつれ、同じ東北出身の古関裕而さんを身近に感じられるようになり、また古関さんの実直で虚栄心の全くない人柄に多大な影響を受けました。このドラマを通してオリンピックイヤーを盛り上げる事に少しでもお手伝いできればと思っています。
評判についてはまたエールが始まり次第追記します♪
瀬川英史が音楽担当した主な作品
銀魂スペシャルのイバニーズRGIM8MH〜 (ΦωΦ) これがあれば通常の3倍速く弾け、通常の2倍低音が出ると言われているので映画のサントラで活躍してます。#銀魂 #ibanez #福田雄一 pic.twitter.com/fnZX5h6aUU
— 瀬川英史 (@acsegawa) June 10, 2017
瀬川英史さんは、多数のテレビドラマや映画の音楽を担当しています。多すぎてとてもすべてをご紹介できないほどです。その中でも、福田雄一監督作品はほとんどの音楽を手掛けており、作品のヒットに貢献しています。特に映画は今まで手掛けた14本の映画のうち9本が福田雄一監督作品でした。
瀬川英史さんの主な担当作品
~テレビドラマ~
1994年 「29才のクリスマス」
2007年 「ジョシデカ~女子刑事」
2009年 「東京DOGS」
2010年 「特上カバチ」
2011年 「華和家の四姉妹」
2011年 「勇者ヨシヒコと魔王の城」
2012年 「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」
2013年 「最高の離婚」
2016年 「勇者ヨシヒコと導かれし7人」
2018年 「今日から俺は!」
~映画~
2013年 「HK 変態仮面」
2015年 「ビリギャル」
2017年 「銀魂」
2017年 「斉木楠雄のΨ難」
2018年 「銀魂2~掟は破るためにこそある」
2018年 「50回目のファーストキス」
~CM~
・トヨタ
・ソニー
・ホンダ
・マツダ
・NTTドコモ
・サントリー
・日本コカ・コーラ
・シャープ
等多数の作品に携わっています。
今までたくさんのCMやドラマの音楽で存在感を発揮してきた瀬川英史さん。NHKでは「NHKスペシャル」での音楽を担当したことがあります。最新のデジタル音楽に精通している瀬川英史さんが、大正・昭和時代の日本の大衆音楽をどのように再現してくれるでしょうか?楽しみですね。
最後に
いかがだったでしょうか?
今まで数々のCM曲やドラマ・映画の音楽を手掛けてきた瀬川英史さんですが、朝ドラは初挑戦となります。「エール」は音楽がテーマとなっている作品ですので、音楽担当は重要ですよね。
「エール」でどんな音楽が奏でられて作品を彩っていくのか今から楽しみです!