NHK連続テレビ小説「エール」
音楽の道を諦めて、川俣銀行で働き始めた裕一。新しい同僚たちも明るく個性的なキャラクターたちでテンポの良いやり取りと早い展開にわくわくします。これから裕一が音楽の道にまた戻っていくのか、音との出会いはどうなるのでしょうか?期待が膨らみますね♪
今回は裕一と音が豊橋で演奏会をするきっかけとなる鶴亀寅吉とゆたか興行について詳しく調べましたのでご紹介します。
ゆたか興行の鶴亀寅吉ってだれ?
エール予告(3)美人さんに成長した三姉妹。で、ユウイチはまた恋にうつつを抜かしてるのか笑 pic.twitter.com/J5j0dxeImH
— にじこ (@nijiko_dx) April 17, 2020
ゆたか興行の鶴亀寅吉とは、裕一がイギリスの作曲コンクールで入賞したことを知り演奏会を持ちかけてくる興行師です。
裕一は音楽への夢を諦めきれず、鉄男から勧められたイギリスの作曲コンクールへ応募することを決意します。するとまさかの2位入賞!そしてイギリスへの留学のチケットまで手にすることになります。
その裕一の偉業を新聞で知った音は感動のあまり裕一へ手紙を書きます。その手紙が裕一の目に留まり、2人は文通を続け愛を育んでいくことに…。しかし、音から別れの手紙が来たことに居てもたってもいられなくなった裕一は豊橋へ向かいます!!
そこで音と初めて会う裕一。海外の作曲コンクールで入賞した裕一が豊橋に来ていると聞きつけて演奏会を開いてくれないかと持ち掛けてくるのが鶴亀寅吉です。鶴亀寅吉は、豊橋・岡崎・豊川の3か所での演奏会を計画しており、音と裕一の共演まで考えていました。そして、裕一は音の後押しもありその演奏会の話を受けることにします。
演奏会は新聞にも取り上げられるほどの大成功をおさめますが、なんと演奏会での収益はすべて鶴亀寅吉が持ち逃げしてしまいます…。それでも音と裕一は2人で出来た演奏会に充実感を覚えるのでした。
実在モデルはいるの?
裕一と音の実在モデルである古関裕而さんと金子さんが、豊橋で演奏会を開いたという話は見つかりませんでした。そのため、エールでの演奏会の話はオリジナルのエピソードの可能性が高く鶴亀寅吉の実在モデルはいないということになりますね。
朝ドラエールのモデルになった作曲家・古関裕而と、その妻・金子。新婚当時の写真がとってもキュート。2人ともおしゃれさんだ。https://t.co/ZmZaKfhXxS pic.twitter.com/fJBKpcyzXt
— gurucchi (@gurucchi) April 4, 2020
実際は、古関裕而さんが豊橋に住んでいる金子さんを訪ね、突然プロポーズしました!古関裕而さんはプロポーズを受けた金子さんとそのまま新婚旅行へ出かけ、福島へ連れて帰っています。
山田耕筰が作曲した「鶴亀」は関係が?
こんばんは
童謡「赤とんぼ」を作曲した、山田耕筰さんをモデルにした役どころだったようですね。収録分は放送されるとのことで楽しみです…、が…観たら、泣いてしまうかも…。 pic.twitter.com/D4FZgzH96V— 会社員かずや【公式】 (@kazuyadesse) March 30, 2020
エールの中でも裕一が尊敬する作曲家として小山田耕三の名前が登場していますが、この小山田耕三の実在モデルは作曲家・山田耕筰さんです。山田耕筰さんの作曲した長唄交響曲に「鶴亀」という曲がありました。この「鶴亀」から鶴亀寅吉という名前が生まれた可能性はありそうです!
小山田耕三は5月1日放送分からエールに登場予定です。演じるのは志村けんさん。しかし、志村けんさんは現在世界中に感染が広がっている新型コロナウイルスに感染し2020年3月29日に死去しました。小山田耕三の登場シーンは撮影が終了していませんでしたが、代役は立てず、ナレーションなどで対応するとのことです。撮影済みの分はそのまま放送されます。
最後に
いかがだったでしょうか?
ゆたか興行の鶴亀寅吉は出会ったばかりの裕一と音に演奏会を持ちかける怪しげな興行師です。結果的にはお金を持ち逃げしてしまうようですが、鶴亀寅吉が持ちかけた演奏会で裕一と音の仲は深まりそうな予感です。
これからの裕一と音の人生がどう交わり合っていくのか、放送が待ちきれません!