NHK連続テレビ小説第103作目「おちょやん」。
今回、私がおちょやんで注目したのが岡田シズ(おかだしず)役の篠原涼子さん。
2020年の春ドラマで、13年ぶりに主演作の「ハケンの品格」第2シリーズが放送された篠原涼子さん。
「派遣社員」のイメージが篠原涼子さんのおかげで変わった!という人も、第1シリーズ放送当時には多かったのではないでしょうか?
そんな篠原涼子さんが、朝ドラにも初出演!
今回はそんな篠原涼子さんについて調べてみました。
篠原涼子さんは今回おちょやんで初めての朝ドラ出演です。今までどんな女優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
篠原涼子さんが演じる岡田シズ(おかだしず)ってどんな役?
篠原涼子&トータス松本、朝ドラデビュー!9月開始「おちょやん」 https://t.co/7yYPvuG9kP
— サンスポコム (@SANSPOCOM) 2020年2月28日
ヒロイン・千代が9歳のときに女中奉公に出された先である芝居茶屋「岡安」の女将です。
幼い頃に奉公に出される千代にとっては、シズは「もう一人の母親」のような存在になっていくので、物語の重要な役どころです。
大正5年、9歳の千代は、父親のテルヲと弟のヨシヲの3人で、大阪の南河内の小さな村で暮らしていました。酒とばくちに夢中で家のことは何もしないテルヲに代わって、千代が学校にも行けずに家のことを切り盛りしています。
ある日、テルヲが新しいお母ちゃんやと言って、栗子という女性を連れてきます。ところが千代と栗子はうまくいかず、千代は道頓堀の芝居茶屋「岡安」に奉公に出されることになってしまいます。
その岡安の女将、ご寮人さん(ごりょんさん)と呼ばれているのが岡田シズ。初めは奉公を断られそうになる千代でしたが、シズの母のハナが口を添えてくれて、なんとか働けることになります。
こちら、ちょっと怖そう…なお方は奉公先のおかみさん、シズさん。
「ご寮人(りょん)さん」と呼ばれてます。千代ちゃんに愛のある厳しさをどうかひとつ…#篠原涼子 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/Uf6r2K0jQY
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) December 6, 2020
ある日、千代は、シズに頼まれていた届け物を間に合うように届けることができず、シズからクビだと言われてしまいます。
クビと言われても、千代には帰る家がありません。テルヲは、千代が奉公を始めて間もなく、一家で夜逃げをしてしまっていました。そのことを隠して、千代は岡安を出ていきます。
行く当てもなく神社で雨宿りをしている千代を、事情を知ったハナが迎えに来てくれました。
岡安で、自分の事情を打ち明けて、ここに置いてほしいと千代は頼みます。そんな千代に、シズは「この子はうちのおちょやんだす」と言って、岡安に置いてくれることを決めてくれました。
大正12年、岡安のお茶子として働いていた千代。
年が明けて、数えで18歳になったら年季が明けます。それからどうしたいのかよく考えるよう、シズは千代に言います。
そのころ、シズは、道頓堀のえびす座に出演している歌舞伎役者の早川延四郎と偶然に出会って、「千秋楽の翌朝にここで待ってる」と声をかけられます。
それを見ていた、芝居茶屋「福富」のお茶子が触れ周り、道頓堀に、シズが密通をしているといううわさが広まってしまいます。
20年前、お茶子の修業をしていたシズは、延四郎と恋に落ち、駆け落ちしようとしたことがありました。ハナにひきとめられ、シズはその後、岡安の女将となったのでした。
シズは、心配する千代たちに、もう二度と会うことはない、と言って頭を下げます。
次の日、千代は、延四郎からシズへの手紙を預かります。シズは受け取ろうとしません。20年前、延四郎から励まされたことが心の支えになったというシズは、手紙を読めば会いたくなるから、と言ってかたくなに拒むのでした。
延四郎の千秋楽の日、岡安では翌日迎える団体のお客さんの準備に大忙しでした。千代はシズに、翌日のことは自分たちにまかせて延四郎に会いに行くように懇願します。
シズにとっての延四郎が、自分にとってのシズなんだと訴える千代に、他のお茶子たちも協力を申し出ます。
翌日、延四郎と会ったシズは、20年前のお礼を延四郎に告げます。こうして悔いなく別れた一か月後、延四郎が亡くなったという知らせがシズのもとに届きます。最後にすっかりだまされてしまった、と言って、シズは静かに涙を流すのでした。
笑顔で「おおきに」と言い合う、大人のお別れ。
早川延四郎を演じたのは、上方歌舞伎役者の片岡松十郎さんでした。#篠原涼子 #片岡松十郎 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/ZcosaL7lun
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) December 17, 2020
新年になり、年季が明けた千代は、そのまま岡安で働くことに決めます。そのことをシズたちに話しているとき、行方不明になっていたテルヲが突然訪ねてきます。
また親子で暮らそう、と千代を誘うテルヲでしたが、実は借金だらけになっていて、それを千代に肩代わりさせようともくろんでいたのでした。
岡安にも借金取りが押し掛け、嫌がらせを繰り返します。
このまま岡安にいていいのか迷う千代に、シズは自分で決めるべきだと言います。
借金を払うため、千代は岡安を辞めて他の怪しげな店で働くことを決めてしまいます。いよいよ岡安を去るという日、岡安の人たちがみんなで千代を逃がそうとします。
初めから千代を逃がすつもりだったシズが船着き場で千代を待っていて、千代に言います。
「これからは、自分のために生きてええのや。」
千代が無事に逃げた後、シズは借金取りにお金を投げつけ、追い払います。
安どのごりょんさん…
気ぃ、張ってはったんやね…#篠原涼子 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/R7wcZgO0Iy— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) December 25, 2020
道頓堀を去った千代は、京都で女優として働いていました。その千代が道頓堀に帰ってきたのは昭和3年、岡安を去ってから4年ぶりのことでした。
道頓堀に新しく作られる喜劇一座に所属するために戻って来た千代は、岡安に住むことになります。
「鶴亀家庭劇」で舞台女優として千代が奮闘していたころ、シズの娘のみつえに縁談が持ち込まれます。
ところが、みつえは、幼なじみの福助と恋に落ちていました。福助の母の菊とシズは仲が悪く、二人の結婚を認めてくれそうにはありません。千代たちがいろいろ作戦を練りますが、どれもうまくいかず、とうとうみつえと福助は駆け落ちしてしまいます。
そんなとき、千代は出演していた芝居を通して母親の無償の愛に気がつき、シズに許しを得るようにみつえに訴えます。
やって来たシズに、自分たちが間違っていたと言って結婚を許してくれるように懇願するみつえ。
とうとうシズが菊に頭を下げ、みつえと福助は無事に結婚することができたのでした。
実在モデルについて
芝居茶屋「岡安」の実在モデルとして挙げられているのが、道頓堀にあった芝居茶屋「岡嶋」です。
「岡嶋」は、千代の実在モデルである浪花千栄子さんが働いていた場所で、一平の実在モデルである二代目渋谷天外さんが長く居候として住んでいた場所でもあります。
ただし、浪花さんが「岡嶋」で働いていたのは大人になってからで、女優として活動しながらアルバイトとしても働いていたとか。
子どものときは「岡嶋」とは別の店に奉公していましたが、そこではかなりブラックな働き方をさせられていたと言います。
この、「岡嶋」の女将だったのが、「岡嶋ヨシ」さん。ですが、岡嶋ヨシさんについての詳しい資料を見つけることはできませんでした。
そのため、シズについてはオリジナルストーリーで進んでいく部分が多いと思われます。
おちょやんは「大阪のお母さん」として活躍された女優・浪花千栄子さんをモデルにして描かれる作品です。
浪花千栄子さんは8歳のときに道頓堀にある仕出し弁当屋さんに奉公に出されます。
茶屋や料亭などで働く小さい女中さんのことを「おちょぼさん」と呼んでいて、大阪弁で訛ったのが、今回の朝ドラタイトルの「おちょやん」です。
浪花千栄子さんが「おちょやん」として働いていた仕出し弁当屋さんは、芝居小屋へもお弁当を配達していました。
浪花千栄子さんは、芝居小屋への配達が唯一の楽しみで、役者さんたちのお芝居をチラっと見ては喜んでいました。
そしてついには、台詞まで全部言えるようになってしまったのです。
ここで浪花千栄子さんとお芝居の最初の接点が生まれるのですね。
朝ドラ「おちょやん」でも浪花千栄子さんと同じような年齢のときに奉公に出される設定になっていますが、奉公先は芝居茶屋とされているので、実在モデルの仕出し弁当屋さんと芝居小屋を足したような場所に変わっています。
NHKの大阪放送局が制作する朝ドラは、だいたいのモデルはいるもののオリジナルキャラクターになっていることも多いので、おちょやんでもオリジナルキャラクターが多数いるかもしれませんね。
篠原涼子さんのプロフィール♪
透明感が……💐
昨日のハケンの品格、大前春子物語おもしろかったな😳#篠原涼子 pic.twitter.com/SF37SD5Zjg— enooooon (@eno_0813) 2020年4月16日
名前:篠原涼子(しのはらりょうこ)
本名:市村涼子(いちむらりょうこ)
誕生日:1973年8月13日
血液型:B型
出身地:群馬県桐生市
身長:162cm
所属事務所:ジャパン・ミュージックエンターテインメント
歌手としても活躍!
篠原涼子さん
お誕生日おめでとうございます🎉
涼子さんにとって、素敵な一年でありますように😆
秋のドラマ、楽しみです!
歌手活動の再開も、首を長くして待ってま~す(笑)#篠原涼子#お誕生日 pic.twitter.com/RBb8S22l72— かときち (@rotan0813) 2016年8月12日
1994年に小室哲哉さんがプロデュースした「恋しさと切なさと心強さと」では2年以上にまたがってヒットし、日本の女性ソロ歌手としては初のダブルミリオンを達成しました。
当時、人気だったゲーム「ストリートファイター」の映画版の主題歌としても起用され、じわじわと長くヒットした1曲でした。
篠原涼子さんが芸能界に入ったきっかけは?
篠原涼子さんは、16歳のときに今の事務所が開催したオーディションで合格したのをきっかけに、芸能活動を開始しています。
最初はアイドルとして活動をしていましたが、ダウンタウンがMCを務めるバラエティ番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」への出演をきっかけにコントにも挑戦するようになります。
アイドルなのにも関わらず、ダウンタウンの無茶ぶりに対応したりするスキルを身に着け、徐々に人気を集めていきました。
アイドル活動や小室哲哉さんのプロデュースを離れるのをきっかけに並行していた女優業に力を入れ始め、現在では女優として人気が高まっています。
篠原涼子さんの代表作を紹介
ここで篠原涼子さんの代表作を紹介します。
ハケンの品格
日本テレビ #ハケンの品格 2007
特別編 #篠原涼子 #大泉洋 pic.twitter.com/IwwueWisjV— REALDream (@Kte7VLGzqNKDbw1) 2020年4月16日
高いスキルを持ち何でも出来るスーパー派遣社員として契約する大前春子を演じました。
社員と派遣の間に出来がちな溝も理解した上で働きながら、さっぱりしている性格は見ていて清々しかったですね!
上司である大泉洋さんとの掛け合いも軽快で、見ていても憧れる関係でした。
2020年4月から放送予定だった第2シリーズは、新型コロナウイルスの影響で撮影が一時中断し、2020年6月からの放送になりました。
ですが、第1シリーズ同様、スカッとする展開に釘付けになった人も多かったのでは?
アンフェア
Amazonプライムに、、アンフェアが!!!!! #篠原涼子 pic.twitter.com/j6Sv5RhD7Z
— アントニオ・ホドリゴ・木公 木喬 (@kampfer_anton) 2020年4月17日
シングルマザーながら、警視庁の検挙率ナンバーワンの刑事、雪平夏見を演じました。
過去の事件をきっかけに家族はバラバラになり、職場でも孤立して、一匹狼的存在でした。
事件にはいつも裏切者がいて、その謎を紐解いていくストーリーに引き込まれた人も多かったのではないでしょうか?
黄金の豚~会計検査庁 特別調査課~
先週の土曜日にやっていた
黄金の豚を一気に見てたら
今日が七夕なの忘れてた😅篠原涼子いい芝居してるね😊👍 pic.twitter.com/ZwxYteTbmH
— タッキー’sらーめん日記🍜 (@shomyupapa) 2019年7月6日
こちらもハケンの品格と同じく、大泉洋さんとのコンビで話題になりました。
元詐欺師ながら会計調査官の特別枠で働くという役柄を演じました。
官公庁の不正を暴くストーリーが多く、見ていても最後の決め台詞「金、返せ」にはスカっとさせられていました。
篠原涼子さんの演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
下手な意見
時間を持て余すので、ドラマを見た
日本人の俳優はなんであんなに演技が下手なんだろうか?特に #篠原涼子
彼女の大根っぷりは素晴らしい。
昔から上手くない。
14年前のドラマ、アンフェアを見た。出てる俳優ほぼほぼへた。棒の指示が出てるのだろうか。途中で飽きた
— 宮川まさる (@furosaru) 2020年4月17日
篠原涼子、好きだけど
フラメンコの演技は下手すぎる、、#ハケンの品格— みゅりぇる (@Myuriel_cloud_9) 2020年4月15日
上手な意見
篠原涼子の演技ってその役に命吹き込まれるんだよな。ハケンの品格待てない。たまには悪役も見たいかも。
— ヤマ 〜総合商社の男〜 (@salarymanyamada) 2020年4月19日
人魚の眠る家見たけどこれは泣ける。篠原涼子が演技うますぎてしんどい。
— 放課後ねむる (@nem_xxx) 2020年4月18日
ハケンの品格は派遣社員の役なだけあって、そのドラマの中でも様々な役をやらないといけないので、役作りが大変だということを感じました。
今回もまたドラマの中でいろんな役柄に挑戦することになると思うので、前回と比較しながら見てみたいですね!
おちょやんでの篠原涼子さんに期待!
いかがでしたでしょうか?
おちょやんでの役柄は、ヒロイン・千代が奉公に出される道頓堀の芝居茶屋の女将を演じます。
今ではすっかり「女優」のイメージですが、篠原涼子さんの歌手時代を知っている人は、なんだか不思議な感覚ですね。
しかし、篠原涼子さんが出演するドラマはほとんどヒットしているので、おちょやんにも期待が持てます!
篠原涼子さんの明るく可愛い女将役が楽しみですね♪