NHK連続テレビ小説「おちょやん」
2020年後期に放送予定の連続テレビ小説「おちょやん」。女優の道を生き抜き「大阪のお母さん」と呼ばれるようになった女性の物語です。2019年10月に制作が発表され、ヒロインを杉咲花さんが演じ、脚本は八津弘幸さんが担当することも併せて発表されました。
現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「エール」の撮影が休止中です。「おちょやん」の撮影も開始していたようですがやはり撮影休止中です。スタートはまだ先ですが少し心配ですね。
おちょやん、
昨日から撮影一旦休止となりました。
関係者の皆さんが、全員無事に
この難局を乗り切れますように。
脚本は……家でも一人でも、
作業できてしまうー!
ので、僕は粛々と頑張るのみです。— 八津弘幸 (@yatunes1) April 8, 2020
今回は「おちょやん」で初めて朝ドラの脚本を手掛けることになった、脚本家の八津弘幸さんについて今までの経歴やプロフィールについて調べましたのでお伝えします。
〜もくじ〜
八津弘幸のプロフィール
地元、栃木県栃木市のふるさと大使をやらせて頂くことになりました。
光栄の極みです。
大川市長はじめ、同席頂いた皆さまの深い地元愛に感銘を受けつつ、僕もとち介に負けないように頑張ります!w#栃木市#ふるさと大使#とち介#とちぎテレビ#下野新聞 pic.twitter.com/CIcO9nMpz2— 八津弘幸 (@yatunes1) March 28, 2019
・名前:八津弘幸(やつひろゆき)
・生年月日:1971年9月1日
・出身地:栃木県栃木市
・所属事務所:SUCCA
八津弘幸の経歴や主な執筆作品について
以前にストーリーを担当させてもらいました読み聞かせ絵本。
野沢雅子さんの朗読で、昨日からYouTubeに上がっています。
こんな時ですが、ちょこっとでも癒しになってもらえたらと思います。#森の戦士ボノロン#野沢雅子#原哲夫https://t.co/3KLZ5YnwxB pic.twitter.com/R6Aui9bPNQ— 八津弘幸 (@yatunes1) April 10, 2020
八津弘幸さんは1971年栃木県栃木市に生まれます。日本大学芸術学部を卒業。その後1995年、21歳の時に1999年迄の4年契約でフジテレビのアシスタントプロデューサーとして働き始めました。
1999年にTBS系「教習所物語」で脚本家としてデビュー。2000年に劇団方南組に参加し、「勝負師伝説 哲也」でストーリー構成に参加。一方で2001年~2004年には「有限会社オフィスワンダーランド」に所属し、テレビドラマの脚本や漫画の原作・その他出版物の執筆に携わりました。
2013年に連続ドラマ「半沢直樹」の脚本を担当します。同ドラマは最高視聴率40%超えを果たし大ヒットに!!その後も「半沢直樹」同様の池井戸潤原作のテレビドラマを数多く担当しヒットに導きます。(「ルーズベルト・ゲーム」、「下町ロケット」、「陸王」など)
八津弘幸さんは」重厚な人間ドラマはもちろんのこと、ミステリーやサスペンスなどの刑事ドラマや裁判ドラマなどに専門知識があり、得意分野としています。
テレビドラマ
・2007年 H~code 愛しき賞金稼ぎ
・2010年 クロヒョウ 龍が如く新章
・2012年 シュガーレス
・2013年 半沢直樹
・2014年 ルーズベルト・ゲーム
・2015年 流星ワゴン
・2015年 赤めだか
・2015年 下町ロケット
・2016年 家政婦のミタゾノ
・2017年 小さな巨人(脚本協力)
・2017年 陸王
・2019年 ミス・ジコチョー
映画脚本
・2008年 イキガミ
・2013年 晴れのち晴れ、ときどき晴れ
・2014年 神様の言うとおり
・2018年 ラプラスの魔女
漫画原作
・ROBIN(漫画:佐藤マコト 「ヤングチャンピオン連載」)
・ハンマーセッション! (漫画:棚橋なもしろ 「週刊少年マガジン」)
朝ドラ脚本決定のコメント
八津です。2020年後期、オリンピックも終わり全国的に脱力しているその隙に、“朝ドラ”を書かせていただくことになりましたwありがとうございます。光栄です。父と母が大喜びです。僕は生まれも育ちも関東ですが、不思議と関西を舞台にしたドラマを書く機会も多く、何か運命的なものがあるのかもしれまへん。
物語の主人公である千代は、ご多分に漏れず苦難の人生を歩むわけですが、やがて昭和の喜劇界を支える名女優へと成長していきます。その背景には孤独や喪失といった重いテーマをはらんでいますが、そんなものは笑い飛ばす、千代の人生そのものが喜劇であり、この作品そのものが喜劇だと思っています。
突然ですが、僕の中で“朝ドラ”の記憶と言えば、やはり「おしん」です。小学6年のころだったと思いますが、好きだった女子が、毎朝おしんの話をするんです。当然ぼくもその子と話したい一心で、おしんを見るようになりました。
彼女と大根飯について話したことが、僕の初恋の思い出です。
それくらい老若男女に愛され、毎朝好きな人との会話のきっかけになるような、そして30年後も思い出してもらえるような作品を目指して頑張ります。
この作品が放送されてから、朝仕事に遅刻する人が増えたとクレームがくるようになれば、もう最高ですw
(公式サイトより引用)
代表作をご紹介
「半沢直樹」
予定通りなら、今日が『半沢直樹』の放送日だったのに……残念( ´△`) pic.twitter.com/5yHsvCNA1r
— 池野魚 (@xPE2sMD76hWtg73) April 19, 2020
「半沢直樹」はTBS系「日曜劇場」で2013年7月期に放送された連続ドラマです。原作は池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」をベースとする大阪西支店編と「オレたち花のバブル組」をベースとする東京本店編の2部構成で放送されました。主演は堺雅人さん。
主人公の決め台詞「倍返しだ!」は視聴者の間で大きな話題となり、その年の流行語にも選ばれています。初回視聴率19.4%を記録してから全10話の間視聴率は上がり続けて最終回はなんと42.2%を記録し大きな話題を呼びました。
2020年4月期から続編を放送予定でしたが、新型コロナウイルス拡大による撮影休止の影響で初回放送日を延期しています。
「陸王」
この後あさ11時からは、『「陸王」ディレクターズカット版』。
足袋作り百年の老舗が会社の存亡をかけてマラソンシューズ開発に挑む! 逆転の鍵を握るのは怪我に倒れた若きランナー! それぞれの想いを乗せて、走れ陸王! 第1話~第5話を一挙放送! #tbs pic.twitter.com/FajBAwO6D8
— TBSテレビ 宣伝部 (@tbs_pr) December 29, 2018
「陸王」はTBS系「日曜劇場」で2017年10月期に放送された連続ドラマです。原作は池井戸潤さんの「陸王」で、池井戸潤さん原作作品の日曜劇場は「半沢直樹」「ルーズベルト・ゲーム」「下町ロケット」に続き4作目で同じスタッフで制作されました。主演は役所広司さん。
駅伝やマラソンを題材としたドラマの為、多数のエキストラを起用した大規模なロケが行われ話題となりました。八津弘幸さんは「半沢直樹」から4作連続で池井戸潤さん原作のテレビドラマ化作品の脚本を担当。すべてをヒットに導いています。
「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」
NHK 総合 11/15 22:00 ドラマ10 ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~(5) #nhkgtv #ミス・ジコチョー https://t.co/8mBj40ZGmf
— NHK総合 (@NHK_GTV) November 15, 2019
「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル」は2019年10月~12月にNHK総合テレビ「ドラマ10」で放送されました。失敗学を専門とする女性教授が様々な事故を間接的に捉えながら事故の背景にある人間関係や社会問題に切り込む様子を描いた作品です。主演は松雪泰子さん。
八津弘幸さんは全10話のうち1・2・3・9・10話の脚本を担当しました。「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル」は、徳尾浩司さんと吉田真侑子さんとの3人で脚本を担当した原作なしのオリジナル作品です。
脚本の評判は?
やっぱりさあ、グリーンファンの誕生物語も #池井戸潤 さんに小説書いていただいて、#丑尾健太郎 氏か #八津弘幸 氏に脚本起していただいて、日曜劇場でやってもらって供養した方が良いよね。#下町ロケット #半分青い #北川悦吏子 #バルミューダ #グリーンファン
— takeshi (@takecrow) October 14, 2018
やっぱ、池井戸潤×八津弘幸はいいなぁ。おもしろいなぁ(。・ω・。)
「下町ロケット」も「ルーズヴェルト・ゲーム」も「半沢直樹」もおもしろかった。
「陸王」、4話から観ててもおもしろいわ。#陸王#池井戸潤#八津弘幸https://t.co/8bAvvrCtGL
— 愛酒 (@aisyuwinew) November 12, 2017
12日放送土曜ドラマSP #1942年のプレイボール …プレマップを観たら原作・脚本 #八津弘幸 さんです! #太賀 くんが主演というので楽しみにしてたけど、脚本が八津さんと知って楽しみ倍増(*^^*)…出征する #勝地涼 くんバッサリと丸刈りです pic.twitter.com/sHX9DqwdAf
— だんどりおん。 (@nevivamsiabi) August 7, 2017
最後に
いかがだったでしょうか?
八津弘幸さんはTBS日曜劇場で好評を得ている池井戸潤さん原作のテレビドラマ化作品を多数執筆しています。高視聴率を獲得している重厚な人間ドラマが好評を得ていますね。朝ドラの脚本は半年にわたる長丁場で民放の連続ドラマとは書き方も違うと思いますので「おちょやん」がどんな作品になるのか楽しみですね!
期待して放送開始を待ちたいと思います♪