NHK連続テレビ小説第103作目「おちょやん」。
今回、私がおちょやんで注目したのが山村千鳥(やまむらちどり)役の若村麻由美さん。
時代劇、刑事ドラマ、医療ドラマ、様々なジャンルのドラマで活躍する若村麻由美さん。
昨年、インタビューで「朝ドラに登場するのは感慨深い、昔から変わらずヒロインの成長を描き、毎朝見てもらえる特別な作品です。」と語っています。次回朝ドラに出演する機会があれば、おばあちゃん役を演じてみたいとお話しされていました。おばあちゃん役ではありませんでしたが、若村麻由美さんが朝ドラに帰ってきます。
若村麻由美さんは今回おちょやんで4回目の朝ドラ出演です。今までどんな女優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
若村麻由美が演じる山村千鳥(やまむらちどり)ってどんな役?
花ちゃんがラジオで話していた、以前ご一緒したことがあるおちょやんのキャスト。
若村麻由美さんは、ハケン占い師アタルの毒親ママ。
トータス松本さんは、家族のうたかな。いだてんはパートが違うけど、熱演されていましたね。#杉咲花のFlowerTOKYO #杉咲花 #いだてん #おちょやん pic.twitter.com/Ags0Xm3PNE— tukki つき (@tukkitukki01753) March 14, 2020
京都の小さな芝居小屋で、「山村千鳥一座」を率いる女座長です。役者の世界に飛び込んだ主人公・千代にとって最初の師匠となります。わがままでクセの強い性格ですが、芝居へのすさまじい情熱の持ち主です。千代に演じることの基礎をたたきこみます。
『ハケン占い師アタル』でも杉咲花さんと共演されていました。今回のお二人の演技はどうなるのか楽しみですね。
第5週・第6週あらすじ
9歳の時から働いてきた道頓堀を離れ、京都のカフェー「キネマ」で住み込みで働くことになった千代。女優を目指して働いている同僚の女給さんたちの姿を見て、自分も女優を目指すと宣言します。
撮影所に突撃し、門前払いをくらわされる千代を見て、同僚の真理が一枚のチラシを渡してくれます。それは、「山村千鳥一座」の座員募集のチラシでした。
さっそく採用試験を受けに行った千代でしたが、セリフのあまりの棒読みに、千鳥も驚きます。ところが、なぜか採用されることになります。
お稽古をつけてもらえると喜んで千鳥の家に行った千代でしたが、命じられたのは雑用ばかり。千代は、千鳥の世話係として採用されたのでした。
一座の座員に対する千鳥のお稽古は厳しく、気に入らないことがあると台本や物を容赦なく投げつけます。言葉もきつく、「赤ん坊以下!生まれ直してきなさい!」と怒鳴ることも。
ところが、客は不入りで、山村千鳥一座が公演をしている三楽劇場からは、このままなら公演は今月で打ち切りと言われてしまいます。
「もう一度とか簡単に言うんじゃない。お客さまにとってはその1回きりなのよ!」
芝居にかける情熱が伝わってきます…#若村麻由美 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/7V2ZqxnbSH
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) January 6, 2021
座員の薮内清子が、客を呼ぶために、人気漫画「正チャンの冒険」を上演しようと言ってきます。清子は台本まで自分で書いて千鳥に訴えますが、千鳥は「客に媚びを売るような子どもだましの芝居」と言って台本を投げ捨ててしまいます。
清子の気持ちもわかってほしいと千代は千鳥に言いますが、千鳥は聞く耳を持ちません。千鳥のきつい言葉に、千代は売り言葉に買い言葉でそれまでの不満を全部ぶちまけた挙句、千鳥の家を出ていきます。
夕方、清子がカフェー「キネマ」にやって来ます。酔っぱらって千鳥に対する不満を並べ立てる清子でしたが、千代がそのとおり、と言うと、清子は言います。「…私、山村千鳥が大好きやねん。」
清子は、千鳥が、女だからという理由で芝居をすることができなかった子たちのために一座を作ったのだと言います。
そして、千鳥が一度は結婚したものの、ひどい旦那に裏切られて死を考えたこともあったのだとも言います。その時に千鳥を助けたのが、幸運を手にすることができるという四つ葉のクローバーだった、と清子は千代に教えたのでした。
翌朝、千代は千鳥に謝ります。許さないと言う千鳥でしたが、千代が探してきた四つ葉のクローバーを見て、「次はないからね」と言って千代を許します。
千代ちゃんの思いが、千鳥さんにきっと伝わりましたよね#朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/PpoezIBFMa
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) January 7, 2021
お稽古をつけてもらえず、雑用ばかりをこなす日々が続く千代。そんな中、あいかわらず客は不入りで、一座の公演打ち切りがいよいよ近づいてきます。
清子、千代、座員たちの訴えで、千鳥は渋々ながら「正チャンの冒険」を上演することを許します。
初めて「ネズミ三」の役をもらった千代。あいかわらずセリフは下手ですが、台本がすっかり頭に入っていることに座員たちは驚きます。
評判を呼び、客の予約も入る中、本番前日に主役の清子が足をくじいてしまいます。台本が頭に入っている千代が、急遽、主役を演じることになります。
ところが、千代は基本である腹式発声ができていないため、声が客席まで届きません。一人でお稽古を続ける千代を見て、千鳥は千代に発声の基本を叩き込みます。
結果、「正チャンの冒険」は大入りになり、千代も新聞に取り上げられることになります。
そんな中、千鳥は一座を解散することを決めていました。
傲慢になっていた自分を反省し、一人で自分を鍛え直すというのです。千鳥は、座員たちの行き先を決め、千代には鶴亀撮影所への紹介状を書いてくれます。鶴亀撮影所では、千代の憧れの高城百合子が看板女優となって活躍していました。
実在モデルについて
主人公のモデル・浪花千栄子さん(本名・南口キクノさん)が18歳の時、知り合いの紹介で旅回りの劇団・村田栄子一座を紹介されます。そこで舞台の勉強を始めます。村田栄子さんが山村千鳥のモデルのようです。
千栄子さんは初舞台も経験しますが、不入りが続いたため、村田栄子さんの推薦で東亜キネマ等持院撮影所に移ることになりました。
芸名の千栄子という名前は師匠・村田栄子さんの名前の文字をもらったようです。
『妾の半生』は大正5年出版のため、浪花千栄子さんに会う前の出来事です。小説家の尾島菊子さんは『妾の半生』の序文で「栄子は女をも、男をも、凡て自分以外の誰をでも魅する、非常に偉大な力を持っている優(ひと)にちがひない」と書かれています。
若村麻由美のプロフィール♪
若村麻由美
どうしてこんなに美しいの。#若村麻由美 #美人 #美形 pic.twitter.com/TcKBZjj9RL— Mio みお (@lKotmOFpOqDRsma) July 23, 2018
名前:若村麻由美(わかむらまゆみ)
誕生日:1967年1月3日
血液型:A型
出身地:東京都
身長:162cm
所属事務所:トライストーン・エンタテイメント
若村麻由美が芸能界に入ったきっかけは?
高校三年生の時に観た俳優養成所・無名塾の舞台で演劇に興味を持ちます。無名塾のオーディションに応募し合格。
1987年、朝ドラ『はっさい先生』のヒロインオーディションに合格し女優デビュー。
1989年にはエランドール新人賞を受賞。これまでに映画、ドラマ、舞台など100本以上の作品に出演されています。
若村麻由美の代表作を紹介
ここで若村麻由美さんの代表作を紹介します。
はっさい先生
#半分青い
若村真由美。。。。はっさい先生
朝ドラに「お帰りなさい」— けめ (@kemehaima) July 24, 2018
1987年後期の朝ドラです。ヒロイン・早乙女翠を演じています。
昭和初期、翠が大阪の男子中学校で英語教師として奮闘する姿を描いた作品です。
はっさいとは関西の古い言葉で、おてんばという意味。
海月姫
若村麻由美綺麗すぎる…!蔵之介のお母さんにピッタリ!#海月姫
— lovin_x@ポケ森Lv.208 (@lovin_x) March 19, 2018
大人気漫画をドラマ化した作品です。主人公は朝ドラ『べっぴんさん』のヒロイン、芳根京子さん。
クラゲオタクの主人公・倉下月海。男子禁制のアパート天水館に住むオタクな仲間との生活、月海を巡る恋、笑いある作品です。
月海と三角関係になる、女装のイケメン男子・鯉淵蔵之介役を瀬戸康史さん。かわいい!と話題になりました。
そんな蔵之介の実母・リナとして若村麻由美さんは出演しています。
一粒の麦 荻野吟子の生涯
皆さんこんにちは✋
荻野吟子さんをご存じでしょうか?日本初の女性医師の方で埼玉県の三偉人の1人です。
今日は、この方の映画「一粒の麦 荻野吟子の生涯」を見に行ってきました。
力強く生きる女性の姿を若村麻由美さんが演じています。
お近くで上映されましたらぜひ足を運んでみては? pic.twitter.com/N00rytQGxP
— りく (@0MONWMN3xsRkTiA) February 15, 2020
若村麻由美さん主演作。明治、大正にかけて活躍した荻野吟子さんの半生を描いた映画です。荻野吟子さんは現在の埼玉県熊谷市出身。日本初の女医で、埼玉県三大偉人の一人です。2019年から全国順次公開され、これから公開される地域も。
監督は山田火砂子さん。山田監督は1932年生まれ。今年で89歳とお元気です。
若村麻由美の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
下手な意見
新十津川物語大正編、アラフィフ当時の倍賞美津子が三十八歳設定の主役で登場、十津川の訛りがよその土地で暮らしてちょっと抜けた感じで話してるさすがの演技力なんだけど、それが二十歳の娘を演じる若村麻由美の北海道弁の下手さを浮き彫りにしてしまう皮肉
— k_tw (@k_tw) June 2, 2018
若村麻由美の演技の下手さが眩し過ぎる…
— LVG_bot (@cocu_yang) April 19, 2012
上手な意見
若村麻由美さんの演技力と迫力よ…役になりきってるっていうよりもう自殺した息子の母親そのものにしか見えない…
引き込まれすぎて静寂すら感じた
女優さんの中で日本一の演技力だと思わされた…
#シャーロック— ぜの (@boym_sfwriter) November 4, 2019
#臨場 劇場版やってたのか。公開当時に映画館で観たんだけどとにかく若村麻由美の演技が凄絶で圧倒されて、すごい女優さんだな~と改めて思ったおぼえがある。倉石のラストも切ないんだよなあ
— A95 (@grasstracker407) January 26, 2020
時代劇での着物姿も似合い、悪役も迫力があり、様々な役を演じてこられた若村麻由美さん。演技に感動した!というコメントが数多くありました。今後の作品にも期待ですが、これまでの出演作を改めて観てみるのもいいかもしれませんね。
おちょやんでの若村麻由美に期待!
いかがでしたでしょうか?
おちょやんでの役柄は女座長・山村千鳥。役者の世界に飛び込んだ千代の最初の師匠になります。千代にとって重要な人物の一人ですね。『はっさい先生』『純と愛』『半分、青い。』に引き続いて四度目の朝ドラ、楽しみに待ちましょう!