役柄紹介

おちょやん実在モデルネタバレ│鶴亀の大山社長(中村鴈治郎)の父は人間国宝!母は宝塚スター!

NHK連続テレビ小説第103作目「おちょやん」。
今回、私がおちょやんで注目したのが大山鶴蔵(おおやまつるぞう)役の中村鴈治郎さん。

2019年5月に 紫綬褒章を受章された歌舞伎俳優の4代目中村鴈治郎さん。大阪の方には非常に親しみのある「がんじろはん」こと、中村鴈治郎の名跡を2015年に襲名しました。

上方歌舞伎をもっと活性化させたいという思い、そして成駒家の当主としての使命感が増しているのが、その舞台から見てとれると、昨今評判の歌舞伎俳優さんです。

まんちゃん
まんちゃん
襲名会見では「祖父(二代目鴈治郎)のような芸域の広い役者に」と抱負を述べられたそうだよ。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
立役(たちやく)(男役)を中心に女形まで、幅広い芸域なのがすごいよね。

中村鴈治郎さんは今回おちょやんで2回目の朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪

中村鴈治郎が演じる大山鶴蔵(おおやまつるぞう)ってどんな役?


中村鴈治郎さんは上方演劇界のドンであり、鶴亀株式会社の社長である大山鶴蔵(おおやまつるぞう)役を演じます。

大変な芝居好きでありながら、大阪道頓堀の芝居小屋を取り仕切る非情な経営者の顔を併せ持っています。主人公の千代(杉咲花さん)の女優人生に大きく関わる役どころになります。

まんちゃん
まんちゃん
まさに上方歌舞伎界を牽引している成駒屋の当主にぴったり。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
でも非情な経営者ってところがちょっと違うかなぁ~。鴈治郎さんって愛嬌ある方だものね、確か。

大正5年、ヒロイン千代は9歳で、道頓堀の芝居茶屋「岡安」で働き始めます。
そんなある日、岡安に「天海天海一座」がやって来ます。

天海一座を率いているのが、初代天海天海。ところが、道頓堀のえびす座で興行中のある晩、天海が急に倒れ、亡くなってしまいます。
えびす座で行われた天海の葬儀で、喪主を務めたのが大山鶴蔵。
劇場関係者や、天海にゆかりのある喜劇役者が弔問に訪れる中、葬儀を仕切ります。

初代天海が亡くなった後、大山は、天海の息子である一平にいずれは二代目天海天海を継がせようと考えます。天海一座の座員たちにもそのことを伝えますが、座員たちは一平には無理だと考えていました。

大正13年、数えで18になった千代の前に、2年ぶりに道頓堀にやって来た天海一座が現れます。
今の一座を率いているのは、かつて初代天海天海とともに天海一座を率いていた須賀廼家千之助(すがのやせんのすけ)。一平はまだ、二代目天海天海を継ぐことができずにいました。
天海一座への客の入りは悪く、大山は天海一座の芝居を中日で打ち切ることを決めます。突然の千秋楽を迎えることになってしまったうえに、主役の千之助はこんな一座を見限って、書き置きを残して出て行ってしまいます。

同じころ、父のテルヲがトラブルを起こし、そのために千代は道頓堀を去ることになります。
その後、京都の鶴亀撮影所で女優として働いていた千代は、撮影所でばったり一平と出会います。
千之助がいなくなった天海一座は人気が落ち、解散してしまっていました。そして、一平は大山社長の命令で、脚本の勉強をするために撮影所に来ていたのでした。

一平が書いた脚本を見て、大山は、一平が、父である初代天海天海とは違うものを書こうとしてもがいていることを見抜きます。
そして、血はいやでも受け継がれる、おやじを超えたいならまずおやじのことを知るこっちゃ、と一平に告げます。

昭和3年、中堅女優として、ぼちぼちの役をぼちぼちこなしていた千代。
ある日、新作映画の主役を選ぶ試験で、大山たちの前で演技をすることになります。
すると、大山がわざと湯飲みを落として大きな音を立てます。
「今日は波の音が騒がしいなあ・・・。」
アドリブで場をつなぎ、演技を続ける千代を大山がじっと見ていました。

新作映画の主役は、お金とコネのある女優が選ばれました。千代を追って撮影所に出入りしていたテルヲが怒り、所長室に抗議に行きます。
千代は日本一の女優になんのじゃい、と大山に向かって叫ぶテルヲに、大山は、今のままやったら無理やなあ、と冷酷に告げます。
そのしばらく後、大山は、千代に撮影所から出ていくようにと言います。
千代は大山から、道頓堀で新しく作られる喜劇の一座の立ち上げメンバーに指名されたのでした。

実在モデルについて

大山鶴蔵の実在モデルであるとされているのが、松竹株式会社の創業者の一人である白井松次郎(しらいまつじろう)さんです。

松竹株式会社は日本で映画や演劇の制作・興行・配給を行っている会社です。とくに歌舞伎の興行については、ほぼ独占状態です。
1895年、大谷竹次郎さんが京都阪井座の興行主になったことを創業とし、1902年に大谷さんとその双子の兄の白井松次郎さんが松竹(まつたけ)合名会社を設立します。1920年に帝国活動写真株式会社を設立し、その日を松竹株式会社の設立日としています。

松次郎さんは1877(明治10)年、京都に生まれます。
父親の大谷栄吉さんが相撲の興行師だったため、幼いころから家の手伝いをしていた松次郎さんも興行師を目指すようになります。
1897年に白井家の養子に入り、白井を名乗るように。
1900年に京都大黒座を買い取り、1902年にはその場所に明治座(後の京都松竹座)を開きます。
また、同じ1902年に、双子の弟の大谷竹次郎さんと二人で松竹合名会社を設立します。

そして、それまでの古いしきたりにとらわれていた興行界を近代的なものに改めます。ヤクザなどが興行に関わってこないようにしたり、役者の生活を安定させたりするようなシステムを作ったりといったことで、それを実現しようとしました。
その一方で、歌舞伎や人形浄瑠璃などの古典芸能を保護したり、近代社会にふさわしい芸術にしたりするための運動にも関わるようになります。
歌舞伎では、人気のあった初代中村鴈治郎さんと手を組み、たくさんのお客さんを呼び、上方の多くの劇場を手に入れます。そして、東京にも進出していくようになります。

初代中村鴈治郎さんは、明治から大正にかけて活躍した上方の歌舞伎俳優です。
上方らしい華やかな芸風で大変な人気を誇り、色気のある眼差しが多くの観客を引き付けました。
「おちょやん」で大山鶴蔵を演じている中村鴈治郎さんは、四代目。初代中村鴈治郎さんは、四代目中村鴈治郎さんの曾祖父に当たります。

その後、映画にも進出し、1937年には松竹株式会社の会長に就任。戦後にも古典芸能の復興に努め、文楽や落語の復興に尽力しています。
1951年、75歳で死去。亡くなった後に勲四等瑞宝章が贈られました。

まんちゃん
まんちゃん
松竹新喜劇の前身は「松竹家庭劇」というんだって!
ぷくちゃん
ぷくちゃん
他にも「我廼家五郎一座」他の複数の芝居小屋があったそうだよ。

中村鴈治郎のプロフィール♪

名前:中村鴈治郎(なかむらがんじろう)

本名:林智太郎(はやしともたろう)

誕生日:1959年2月6日

出身地:京都府

屋号:成駒屋

中村鴈治郎が芸能界に入ったきっかけは?

中村鴈治郎さんは、1959年に京都府で生まれました。父親は人間国宝の4代目坂田藤十郎さんで歌舞伎界のNO.1であり、母親は参議院議員も務めた扇千景さん、元宝塚スターです。

このような名門の家庭に育ちながら、大学卒業までは歌舞伎界の稽古などをあまり受けておらず、普通の一般の学生と同様に育てられたそうです。卒業と同時に歌舞伎界に本格的に身を投じ、苦労の末、芸を身に着けていきました。

1995年に48年ぶりに上方歌舞伎の名跡、4代目中村翫雀を、2015年に4代目中村鴈治郎を各々襲名し、現在上方演芸の活性化に御尽力されています。

まんちゃん
まんちゃん
名門の御曹司なんだね。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
でも東京育ちで関西弁が話せなかったとか、いろいろ苦労あったみたい。

中村鴈治郎の代表作を紹介

ここで中村鴈治郎さんの代表作を紹介します。

「河庄」「封印切」「吉田屋」

中村鴈治郎さんが襲名興行で演じた『河庄』の治兵衛、『封印切』の忠兵衛、『吉田屋』の伊左衛門という上方和事の役どころでは、はんなりした所作の中に、人間の切なさと可笑しみを見事に表現しています。

初代から続く中村鴈治郎の名前を、大阪の大スターの名跡に押し上げた成駒屋の十八番の人情物、心中物の歌舞伎作品です。

まんちゃん
まんちゃん
名前は聞いたことあるけど、一度生で見てみたい。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
きっと、すばらしいんだろうなぁ~。

マリアと緑のプリンセス

2017年に上演の『マリアと緑のプリンセス』は、いのちの尊さをテーマにしたミュージカルです。

中村鴈治郎さんが演じるのは、女優を夢見るヒロインのマリアが父のように慕う劇団ボアベールのオーナー、マシュー。病弱な母を支えながら努力するマリアを、陰ながら支える存在でもあります。

まんちゃん
まんちゃん
鴈治郎さんって歌舞伎だけでなくってミュージカルもやってたんだね。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
おひげが良く似合っているね!

おていちゃん

1978年の第21作朝ドラ作品です。東京の下町で生まれ育った大沢てい子(友里千賀子さん)が女学校に進み、新劇と運命の出会いをしたことで劇団の研究生となり、芝居の世界にのめりこんでいく物語です。てい子の幸せを追い求める姿と共に、下町の人情の機微や家族の情愛も描いたホームドラマでした。

朝ドラ初出演の中村鴈治郎(智太郎)さんは、てい子の弟の加東大介役を演じました。

まんちゃん
まんちゃん
10代最後のころに中村智太郎の名前で朝ドラに出演されていたんだね。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
当時はまだ、歌舞伎界に本格的に飛び込む前だって。

中村鴈治郎の演技の評価まとめ!

次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。

下手な意見

下手な意見は特になく、ご自身の歌舞伎界に飛び込んだ時に何もできなかったのコメントだけでした。

まんちゃん
まんちゃん
さすがに下手という人はいないだろうね。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
同感!もちろんファンの芸風の好みはあるでしょうけど。

上手な意見

まんちゃん
まんちゃん
演技力というより、凄いとか、見てみたいとか、温かいのコメント多い。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
さすが紫綬褒章を受章された歌舞伎俳優さん♪

ご本人曰く、『最初は何を誰に教わればいいのかも分からない。あのとき嫌になっていたら、役者をやめていた。悔しくてね。遠回りしたけれど、元気な限り役者に定年はない。』とコメントされているように、大学を卒業されてから、本格的に歌舞伎の世界に身を投じ、もがきながらも一心に長い年月をかけて芸を磨いてこられたのだと思います。

おちょやんでの中村鴈治郎に期待!

いかがでしたでしょうか?

おちょやんでの役柄は上方演劇界のドンであり、鶴亀株式会社の社長である大山鶴蔵(おおやまつるぞう)役を演じます。まさに紫綬褒章を受章され、上方歌舞伎の普及に力を入れている現在の中村鴈治郎さんにぴったりの役どころです。約40年ぶりの朝ドラ復帰については、おそらく本人も楽しみにしていらっしゃるのではないでしょうか?

おちょやんでの中村鴈治郎さんの登場を心待ちにしております。乞うご期待♪