NHK連続テレビ小説「エール」
福島から上京し、とうとう作曲家として音との新生活を始めた裕一!しかし、コロンブスレコードではなかなか苦戦していますね…。21曲連続不採用とは裕一の心が折れないか心配になります。そんな時でも音の励ましが裕一の支えになっていますね♪
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— きしめんバリトゥード (@kishimenV) May 10, 2020
今回は裕一が作曲契約しているコロンブスレコードとその契約金の価値について調べてみましたのでお伝えします!
〜もくじ〜
コロンブスレコードで苦戦!
リモートで野田洋次郎さんと、窪田くんの対談とかあったら良いのになぁ〜
対談記事だけでも読みたいなぁ〜
#朝ドラエール #エール#野田洋次郎 #窪田正孝 pic.twitter.com/MCNxDgEkbD— noel (@noechankawaii) May 11, 2020
コロンブスレコードと契約し、流行歌の作曲に取り掛かる裕一でしたが最初からつまづいてしまいます…。裕一の提案した曲は21曲連続で不採用。同期入社の木枯にもレコードデビューを先を越されてしまいます。西洋音楽では、何かのきっかけで溢れ出てきたような音楽が、なかなか流行歌では思いつかないのでしょうか…。
廿日市に曲を提案しても「ダメ」「何か違う」「もう一回」と具体的な指摘はなく、すぐに却下されてしまいます。裕一に才能があることは間違いないと思いますので、その才能が発揮できる日が早くやって来ることを願うばかりです。
コロンブスレコードの実在モデルは?
裕一が契約したコロンブスレコードのモデルは日本コロムビア。
コロムビアの当時の主なレコード工場所在地は川崎市の京急大師線港町駅の裏。
つまりこのドラマは川崎案件(≦・ω・≧) #こじつけやめろ#NHK#朝ドラエール pic.twitter.com/WRNDRJLv52
— エトポ (@etopot) May 10, 2020
裕一が専属作曲家になるコロンブスレコードの実在モデルは、古関裕而さんが専属作曲家として活躍した大手レコード会社「日本コロンビア」です。裕一と音の実在モデルである古関裕而さんと音さんは結婚後に上京しています。川俣銀行を辞めた古関裕而さんは、音楽家として生計を立てるために楽譜をレコード会社に送ります。その1つが日本コロンビアでした。
日本コロンビアは明治43年に日本蓄音機商会として設立した老舗レコード会社です。昭和2年からアメリカのレコード会社コロンビア・レコード社と提携しており、レコードや蓄音機などの技術分野でも輸出入が行われていました。昭和21年に現在の日本コロンビア社に社名を変更しています。
契約金が1700円に減額!?今のいくら?裕一の今後ネタバレあり
コロンブスレコードとの契約金は1年目3500円
音が裕一のためにコロンブスレコードとの契約を取り付けます。その契約金が1年で3500円でした。この話が舞い込んだのは昭和5年です。この頃のお金の価値が今とどのくらい違うのか調べてみました。
昭和5年頃の物価(現在の価格)
・キャラメル1箱 5銭(125円)
・コーヒー1杯 10銭(300円)
・公務員初任給 75円(18万円)
・東京の1駅切符代 5銭(150円)
・デパートでのお茶 30戦(750円)
この価格を比較してみると1円=2500円ほどになります。イギリス留学の話でも1円=3000円くらいの価値でしたから、おおよそ昭和5年の1円は現在の2500円~3000円ほどだったと考えられますね!そうすると当時の3500円はおよそ1000万円だったことが分かります。
契約金が2年目で1700円に減額!?しかし…
裕一のコロンブスレコードとの契約1年目は、結局1枚もレコードを出すことが出来ませんでした。その結果、裕一は廿日市から2年目の契約は1700円に減額すると言われてしまいます。
「君さ、この1年レコード1枚も出せてないわけじゃん。本来なら会社はその金を返してもらう権利だってあるわけよ。というか、普通はクビよ。にもかかわらず、2年目も契約を続けるってさ、すごい温情だと思わない?」
この廿日市の言葉に何も言い返すことが出来ず、落ち込む裕一。しかし、そこで黙っていないのが音です!!コロンブスレコードへ直接乗り込み契約金の交渉を始めます。廿日市が小山田の言葉で裕一の採用を決めたことを知った音は、小山田へ直接話をすると廿日市に強気に出て結果的に2年目も3500円の契約金を勝ち取るのでした。
3500円だった契約金が1700円に減額になるということは、今の時代に照らし合わせると1000万だった年収が500万ほどに下がってしまうということになりますね。
最後に
いかがだったでしょうか?
コロンブスレコードで作曲家としての新しいスタートを切った裕一ですが、1年間で1枚のレコードも出せずにいました。これでは廿日市の言うように3500円から1700円の契約金の減額はやむ負えない気もしますが、裕一の才能を信じている音は黙っていませんでしたね!金額としても現在で言うと1000万から500万への減収ともなれば家計への影響も大きいはずです。
これから裕一が自分の才能を存分に発揮できる時が来ることを期待しましょう♪