NHK連続テレビ小説第99作目「まんぷく」。今回、私がまんぷくで注目したのが神宮幸之助(じんぐうこうのすけ)役の麿赤兒さん。
麿赤兒さんという名前は知らなくても、このお顔は知っている!という方も多いですよね?
怖い顔からも強烈な個性を放っていて、一度見たら忘れられません。
もともとが舞踏家ですが最近テレビや映画の出演も増えてきています。
俳優の大森南朋さんのお父様としても有名ですが、大森南朋さんの穏やかな雰囲気から想像が出来ない親子ですね。
大森南朋の父親が麿赤兒なのは驚き pic.twitter.com/1tooVEGHdh
— ててて (@orangereiri) 2016年10月15日
麿赤兒さんは今回3回目の朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
【麿赤兒さんのプロフィール♪】
【関ケ原合戦祭り情報②】14日11:00ふれあいホール。「戦国一の猛将・島津義弘を語る」として大河ドラマ「葵徳川三代」、映画「関ヶ原」で島津義弘を演じた舞踏家・俳優の麿 赤兒さんをお招きし、島津家別邸仙巌園の学芸員・岩川拓夫氏とともに、「島津義弘」をテーマにお話しいただきます。 pic.twitter.com/caLvrH8HlW
— 関ケ原観光情報 (@1600_sekigahara) 2017年10月4日
名前:麿赤兒(まろあかじ)
本名:大森 宏(おおもりひろし)
誕生日:1943年2月23日
出身地:石川県金沢市
身長:170cm
体重:68kg
所属事務所:キャメルアーツ
麿赤兒さんが芸能界に入ったきっかけは?
早稲田大学中退後、ぶどうの会という劇団に所属しますが、上層部の政治的な争いに嫌気がさしてしまい、すぐに退団してしまいます。
その後、舞踏家に従事しながら状況劇団に参加して映画にも出演するようになります。
劇団で6年間の活動の後、舞踏集団を旗揚げし、海外公演を行うなど活躍の場を広げています。
麿赤兒さんの代表作を紹介
ここで麿赤兒さんの代表作を紹介します。
軍師官兵衛
岡田准一さん演じる黒田官兵衛のお祖父さんと親交があった龍野西方寺の僧侶役の円満役でした。
官兵衛が仕えていた小寺家の宿敵である赤松家の使者として黒田家にやってきて、小寺家を裏切り赤松家に仕えるように説得します。
黒田家からの返事は良いものではありませんでしたが、官兵衛の幼少期には勉強を教えていたり、と古くから深いつながりがありました。
日本のいちばん長い日
『日本のいちばん長い日』明日からです。舞台系の人もぞろぞろ。侍従チームには舞踏の麿赤兒先輩、狂言の茂山茂、大藏基誠、ネオかぶきの植本などなど。 この夏は是非映画館で。 pic.twitter.com/WRLY4n8jez
— 植本純米 (@kimono4men) 2015年8月7日
海軍大将である藤田尚徳侍従長役で出演されました。
昭和天皇と当時の内閣が第二次世界大戦の降伏を受け入れた1945年8月14日正午から24時間のドキュメントを描いた映画です。
時代やストーリーから、難しい内容で、セリフだけでは内容の理解が難しいながらも、役者陣の演技力の高さから「一度は観るべき」と観ている人の心を動かす映画となりました。
コンフィデンスマンJP
昔、新宿一帯を縄張りにしていた中国系マフィアのボス孫秀波役でした。
かつては薬物を中心に利益を得ていましたが、その薬物がすりかえられてしまうという被害にあい、組織は力を失っていきました。
佐藤隆太さん演じる息子の秀男には同じ道を歩ませたくなくて距離を置いていましたが、自身の死をきっかけに息子もマフィアに入り、父をだました真犯人を探し出そうとしてしまいました。
麿赤兒さんの演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
下手な意見
あ、間違ってましたすみません。麿赤兒(まろ あかじ)さんですよね。 鈴木清順の映画に出てました、確か「ツゴイネルワイゼン」です。大森南朋もそんな感じですが、顔より全体映像が記憶に残りませんか?全身で演技する俳優さんっていう感じ。
— マツバラ ヨウコ (@HiyokoMatsubara) 2010年10月21日
私、演技派俳優の麿赤兒さんが好きだったけど、昔、洗剤「ボールド」のCMで脇役なのにメインの玉山鉄二さんを喰ってしまう勢いで「あああ」と思ったことなら(^^;;
— KàrenKäminSkiski (@KarenKaminSkiii) 2017年7月18日
上手な意見
麿赤兒は良い 演技が怖い
— yu-suke (@win_ysk) 2011年2月8日
@locomocodays うんうん、そして麿赤兒さんの演技を生で観られてよかったとも、何故だか感動しながらみてたよ~
— hiro (@gm0704) 2013年2月17日
舞踏劇団を立ち上げた頃は踊るのが楽しくて稽古場から帰らない過去があるほどでした。
そのくらい演技に対して集中力をもっている方なので、何を演じても評判が良いのが伺えます。
まんぷくでは元陸軍大将を演じるので、舞踏で鍛えた身体と表現力がどのように生かされるのか楽しみです。
麿赤兒さんが演じる神宮幸之助(じんぐうこうのすけ)ってどんな役?実在モデルは?
元陸軍大将をであり、軍事物資を横領した罪で囚われていた萬平の救出に一役かってくれます。
福子は最初は大阪商工会議所の会頭に助けを求め、新事実を伝えます。すると、大阪商工会議所の会頭から元陸軍大将に萬平の釈放を命じてくれます。
戦争の混乱が残る時期ですが、訴えを棄却することなく受け止めてくれて、飲まず食わすでストライキを続けていた萬平を助けてくれる理解の深い人の役です。
麿赤兒さん演じる神宮幸之助さんの実在モデルは元陸軍中将・井上安正さんです。安藤百福さんが収監されているときに誤認逮捕されたことを聞きつけ、動いてくれます。
そのおかげで安藤百福さんの濡れ衣は晴れ、憲兵隊から救出されて、窮地を脱しています。
戦争の前後の陸軍と言えば、世間の混乱の中、気持ちや力を持て余していた時代ではないでしょうか?そんな中、地位のある方が一市民の声に耳を傾けというのは容易なことではないと思います。
ストライキを続けていた萬平の覚悟が伝わったということですね。
まんぷくでの麿赤児さんに期待!
いかがでしたでしょうか?
まんぷくでの役柄は元陸軍大将という身体も心も強いキャラクターになりそうです。
外見は強面なので、そう難しくはないと思いますが、戦争で陸軍を率いるという大役を負っていたという背景をどう表現してくれるのか楽しみです。
陸軍大将は、力だけでなく、人望もないと務まらない地位だと思います。
実際に戦争を経験している世代ですし、人としてさまざまな経験を積んでこられた麿赤兒さんがどのような陸軍大将を演じるのか期待が持てます。