エール

エールロケ地東京編まとめ!最新版随時更新!古関裕而記念館で再現も!

NHK連続テレビ小説第102作目「エール」

「船頭可愛や」のヒットで、作曲家として自信を取り戻した裕一。
鉄男も上京し、東京の音楽学校で学ぶ久志と合わせて、「福島三羽ガラス」が東京にそろいました。三人のわちゃわちゃした友情を見ていると、朝から楽しくなりますね♪
一方、椿姫のヒロインとしてがんばっていた音のもとに、赤ちゃんがやって来ます!
ヒロインと出産を両立するのは難しく、悩む音でしたが、今はいったん裕一に音楽の夢を預けることに。
半年後、元気でかわいい娘、華(はな)が誕生します。

まんちゃん
まんちゃん
「船頭可愛や」の歌手が芸者だ(実は嘘)ってことへの、鉄男と久志の食いつきがすごかった!
ぷくちゃん
ぷくちゃん
テキトーな理由をつけて、二人ともちゃっかりレコーディングに立ち会っていたね(笑)

さて、今回私が気になったのが、東京編に登場するさまざまな場所のロケ地について。昭和初期のモダンでおしゃれな街や建物はどんなところで撮影されているのか、調べてみました♪

コロンブスレコード

コロンブスレコードってどんなところ?

福島を飛び出し、音楽の道を進むことを決めた裕一。上京して、音と結婚し、作曲家として歩き始めます。
音の強いアタックでコロンブスレコードと年間3500円で専属契約を結び、流行歌の赤レーベルに所属することに。


ところが、なかなか曲は採用されず、スランプにおちいる裕一。同期の木枯と励ましあいながら、曲作りに励みます。
ディレクターの廿日市に振り回されながら「福島行進曲」でデビュー、この曲はヒットしませんでしたが、次の曲「船頭可愛や」でとうとうヒットを飛ばします。

数年が経ち、裕一は作曲家として安定した生活を送っています。そのころ、コロンブスレコードでは新人歌手の募集をすることになります。
デビュー曲の作曲をするのは裕一。裕一もよく知る人たちが、このオーディションに参加します。
デビューを飾るのは、誰になるのでしょうか?

実在モデル、日本コロムビア

裕一の実在モデルの古関裕而さん、木枯正人の実在モデルの古賀政男さんが同じ時期に専属契約を結んでいたレコード会社は「日本コロムビア」です。


古関裕而さんは1930年にコロムビアの専属作曲家として契約、1935年には「船頭可愛や」で大ヒットを記録します。
その後、「長崎の鐘」、「栄冠は君に輝く」、「オリンピック・マーチ」など、生涯に作曲した曲は5000曲を超えています。

古賀政男さんは1931年にコロムビアと契約、1934年にテイチクに移籍します。その後、1938年にコロムビアに復帰します。
作曲した曲は5000曲とも言われ、「古賀メロディー」と呼ばれて愛されています。

現在も、演歌から歌謡曲、JーPOPまでたくさんの歌手が在籍しています。氷川きよしさん、松山千春さん、スターダストレビューなども、日本コロムビア所属です。

コロンブスレコードのロケ地はどこ?

大きく正面に「コロンブスレコード」と看板があげられている建物の外観。撮影されたのは、茨城県つくばみらい市にある野外ロケ施設「ワープステーション江戸」です。


「ワープステーション江戸」は、2002年にテーマパーク「歴史公園ワープステーション江戸」としてオープン、現在はNHKエンタープライズが管理するロケ施設として使われています。
2020年3月までは有料で一般公開されていましたが、現在は撮影専用施設になっています。

江戸時代の街並みや戦国時代の城などがあり、大河ドラマでは「真田丸」、「軍師官兵衛」などが撮影されました。
民放の作品や映画も撮影されていて、「JINー仁ー」などもここで撮られています。

2018年には大正・昭和の「近現代エリア」が完成し、当時の東京の街並を思い出させるようなセットも作られました。
大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」もここで撮影され、「なつぞら」では新宿の街として使われています。

「エール」でも、東京の街以外に川俣町の街並みがここで撮影されています。

まんちゃん
まんちゃん
最初はテーマパークだったんだね
ぷくちゃん
ぷくちゃん
もう見学できないなんて、残念!

そんなコロンブスレコードでは、室内セットにもたくさんのこだわりが。
優雅でおしゃれなサロンは、洋風の先進的な造りが特徴的です。
録音室は、資料の少ない中で検討を繰り返し、そのころものすごいスピードで進化していた録音技術を反映するものに。
演奏家たちと歌手がいっせいに演奏して録音しているのは、当時の資料に基づいています。

東京帝国音楽学校

東京帝国音楽学校ってどんな学校?


音は裕一と同時に上京、試験に合格して上京から半年後に東京帝国音楽学校に通い始めます。
同級生には抜きんでた実力を持つ夏目千鶴子がいて、二人は記念公演のヒロインの座をめぐって争うことに。
カフェーでアルバイトをして、鉄男と希穂子の悲しい恋からヒロインの気持ちをつかみ取った音は、ヒロイン役に抜擢されることになります。

そのころ、同じ学校の三年生に在籍していたのが、裕一の幼なじみの佐藤久志。
久志は「プリンス」と呼ばれる学校のスターで、いつも周りにはファンの女生徒が群がっています。

実在モデル、帝国音楽学校

音の実在モデルである金子さんが通っていたのは、世田谷区代田(せたがやくだいた)にあった帝国音楽学校の声楽部本科でした。愛称は、「帝音(ていおん)」。現在の小田急線世田谷代田駅近くになります。

金子さんはそこで声楽を学び、実力を絶賛されていました。「トスカ」などの舞台にも出演していますが、子育てが忙しくなり学校は中退してしまっています。


同じ時期に帝国音楽学校に通っていたのが、久志の実在モデルである伊藤久男さんです。
伊藤さんは1910年7月生まれで、1912年3月生まれの金子さんより実際には一学年上に当たります。

残念ながら、帝国音楽学校は東京大空襲で焼けてしまい、1945年5月に廃校になってしまっています。

東京帝国音楽学校のロケ地はどこ?

モダンですてきな東京帝国音楽学校。高い天井、長い廊下も印象的ですね。
庭では、久志や音がベンチで語り合っていたり、ときには群れない千鶴子さんが独りでランチしたりしています。
そんな東京帝国音楽学校のロケ地は、茨城県立土浦第一高等学校旧本館です。

茨城県立土浦第一高等学校は茨城県土浦市にある共学の進学校で、東京大学をはじめとする国立大学や、早稲田大学などの私立大学にも多くの卒業生が進学しています。
ロケに使われた旧本館は、1904年に旧制土浦中学校本館として建てられ、1976年に国の重要文化財に指定されています。

部活動の展覧会や部室などの校内の活動に使われるのはもちろん、結婚式場として使われることも。
映画やドラマのロケ地としても使われていて、NHKのドラマでは、「白洲次郎」、「坂の上の雲」、朝ドラ「おひさま」などで使われています。
一般公開もしていますが、団体などの見学は、土浦第一高等学校の同窓会を通して届けが必要になります。
http://www.sin-syu.jp/kyuuhonkan.html

まんちゃん
まんちゃん
ロケ地は、高校の敷地内にあるんだって!
ぷくちゃん
ぷくちゃん
すてきな建物がある学校でうらやましい!

東京、古山家

東京の古山家ってどんな家?

東京で住む家がなかなか見つからず、歩き回って疲れた裕一と音がふらりと入った喫茶店、バンブー。
「いい家ないかな」、とつぶやいた音に、マスターの妻が、「あるわよ、裏の家」、と声をかけます。
すぐに不動産屋さんを紹介してもらって中を見せてもらった家を、二人はすっかり気に入ります。

中庭や縁側があり、ピアノを置いて裕一の仕事場にできそうな広い部屋もあるこの家。また、音が通うことにしている音楽学校からも近くにあります。
予算は少し超えているけれど、二人はこの家で暮らすことにします。

東京の古山家実在モデル

裕一・音夫婦の実在モデルである古関裕而さん・金子さん夫妻は、福島で裕而さんのご両親としばらく一緒に暮らしたあと上京、まずは阿佐ヶ谷にあった、金子さんのいちばん上のお姉さんの家に住んで住むところを探します。
そして、金子さんが通うことになる帝国音楽学校の近く、世田谷区代田に家を借ります。


金子さんの通学に便利だという理由で、世田谷区代田に住み始めた古関さん夫妻。その後、およそ60年を代田で暮らしています。
裕而さんは、駅前のタバコ屋さんでタバコを買って、そのあと和菓子屋さんに寄るのがお気に入りだったとか。
ご夫婦でお散歩していることもあり、一時期ご近所に住んでいたコメディアンの萩本欽一さんがその姿をよく見かけていたといいます。

東京の古山家、ロケ地はどこ?

東京の古山家は、家族のつながりを意識して作られた美術セットです。
中庭を中心にしてそれぞれの部屋が作られていて、家族が他の部屋にいてもその気配を感じられるような配置になっています。
それぞれがそれぞれを想いあう、裕一・音夫婦をイメージさせるような間取りですね。

裕一の実在モデルである古関裕而さんの実際の住まいも参考にしていて、外壁や調度品などもその時代のものを参考に作られています。
仕事場の様子は、福島の古関裕而記念館で再現され、展示されている書斎を参考にして作りこまれています。

まんちゃん
まんちゃん
和洋折衷のおしゃれな家だね
ぷくちゃん
ぷくちゃん
玄関の表札横のステンドグラスもすてき♪

喫茶店バンブー

バンブーってどんなところ?

裕一と音が暮らす家のすぐ前にある喫茶店、バンブー。
と、言うより、そもそも裕一たちに借家を紹介したのはバンブーのマスターの妻、恵です。

穏やかなマスター、保と、マスターのかなり個性的な妻、恵。二人は、東京で暮らす裕一夫妻の世話をよく焼いてくれています。裕一夫婦だけでなく、鉄男や久志もしばしば顔を出しています。
オペラ「椿姫」のヒロイン役の気持ちがつかめない音のために、なぜかバンブーで久志プロデュースのお芝居が上演されたこともありました。

バンブー、実在モデル

バンブーの実在モデルについては、詳しい情報が見つかりませんでした。
「エール」オリジナルの喫茶店の可能性が高そうです。

バンブー、ロケ地はどこ?

バンブーの裏口を開けたらすぐ古山家。奥には自転車さんがあって、酔っぱらった裕一が自転車につまづいたりしていることも。
そんなバンブーも、室内セットで撮影されています。

コーヒーカップが竹の形だったり、カウンターの照明の笠が竹になっていたりと、いろいろなところに竹のモチーフが使われています。
おしゃれなステンドグラスも、よく見ると竹。梶取夫妻は、いったい、どれだけ竹が好きなのでしょうか・・・。
その秘密は、いずれ明らかに!

まんちゃん
まんちゃん
「竹」に導かれて、裕一と音もバンブーにやってきたんだよね
ぷくちゃん
ぷくちゃん
ところで、恵の身の上話はどこまで本当なの?

最後に・・・

いかがだったでしょうか?東京編のロケ地についてご紹介しました。
明るくおしゃれな昭和初期から、少しずつ暗い時代へと移り行く東京。これから、裕一たちの暮らしや音楽はどんなふうに変わっていくのでしょうか・・・。
それでも、今はモダンな雰囲気をこころゆくまで楽しみたいと思います。

第13週でいったんお休みし、再放送に入る「エール」。古関さん夫婦の姿を思い浮かべながら、もう一度東京編を見返してみるのもおもしろいかもしれませんね♪