NHK連続テレビ小説第102作目「エール」。
今回、私がエールで注目したのが吉野福之助(よしのふくのすけ)役の田口浩正さん。
裕一は地元の若者で結成されたハーモニカ倶楽部でハーモニカに打ち込み、音楽と隣り合った生活を送っていました。
そしてメンバー全員が次の公演で演奏する曲を作曲する流れになりつつあり、裕一はますます気合が入ります!
田口浩正さんは今回エールで3回目の朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
田口浩正さんが演じる吉野福之助(よしのふくのすけ)ってどんな役?
父・三郎に商談を持ちかける京都の商人、吉野福之助役で #田口浩正 さんがゲスト出演されました!#朝ドラエール pic.twitter.com/4cdqJuzggs
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) April 13, 2020
裕一の実家である呉服屋・喜多一で三郎が買い付けをする京都の呉服屋を演じます。
喜多一は吉野の仲介で京都の商品を仕入れており、三郎も「京都の着物は違うな~」と見惚れていました。
吉野から仕入れた着物を福島の呉服屋や百貨店に卸し、喜多一は呉服屋から呉服問屋にスタイルを変えていました。
吉野は三郎に今までの3つのお店からの仕入れではなく、京都中の呉服屋から仕入れてはどうかと提案をしてきます。
まずは吉野が仕入れるものの、一度の沢山の仕入れを行って大きな金額になってしまうため、三郎に連帯保証人になるよう持ち掛けます。
慌ただしい展開に戸惑いながらも三郎は借用書に印鑑を押してしまいました。
ところが、三郎の戸惑いは的中してしまい、吉野はお金を持ち逃げしてしまいます。
そのような大金を三郎が返すアテもなく、まさの兄である茂兵衛を頼るしかありませんでした。
茂兵衛は裕一か弟の浩二を養子に出すことを条件に融資を約束します。
浩二は喜多一を継ぐことを夢見ていたので、おのずと養子に出るのは裕一になります。
熱中していたハーモニカ倶楽部では裕一が作曲した曲が講演の演目に採用され、次期会長にも任命されていた裕一。
養子先では茂兵衛の経営する銀行で住み込みで働くので、音楽とは縁を切らないといけません。
公演を目前に三郎から話を聞かされ、涙を流しながらも養子の話を受け入れる裕一。
公演をもってハーモニカ倶楽部を辞めることを心に秘めて臨んだ公演は、視聴者も涙なしで見るのはツラいものがありました。
ブッブッブッブッ♬
ハーモニカのバス音の効いた裕一の作曲した曲、よかったなー
カルメンもよかった
ハーモニカがこんな素晴らしい楽器と知らなかった
素敵な音楽をありがとう♪~
裕一にとって物語は明るい展開ではないけど
これは試練の時 きっと将来の糧になる#エール pic.twitter.com/3Z4uFOrMFg— カシス☆ (@cassis_orange7) April 15, 2020
一人二役!?と話題
裕一が茂兵衛が経営する銀行に出勤すると、そこには明るい仲間たちが待ち構えていました。
その中の一人に松尾諭さんが演じる鈴木がいます。
松尾諭さんと吉野を演じる田口浩正さんが似ていて、「一人二役?」や「喜多一のお金を持ってトンズラした人と銀行で再会?」などと話題になりました。
『#エール』
右が裕一(窪田正孝)が養子に行った叔父の家の銀行員・鈴木(松尾諭)
左が裕一の実家の父(唐沢寿明)をだまし、金を持ち逃げした男(田口浩正)
朝ドラファンの年配視聴者が
「あれ?あの騙した人、銀行に転職?」と混乱しないか勝手に心配。 pic.twitter.com/eNq6maZvaq— 上村由紀子ライター(演劇・ドラマ・ミュージカル) (@makigami_p) April 15, 2020
実在モデルについて
吉野福之助の実在モデルについて調べてみましたが、見つけることは出来ませんでした。
喜多一の実在モデルである古関裕而さんのご実家の呉服屋「喜多三」も倒産してしまいます。
しかし、倒産した理由は古関裕而さんの父である古関三郎治さんが自分の友人の借金まで背負ってしまったため、と言われています。
エールで登場する吉野福之助は三郎の友人ではないため、吉野福之助はエールのオリジナルキャラクターだと思われます。
田口浩正さんのプロフィール♪
田口浩正さんの舞台を観劇させていただきました!
ほとんどセットを組まないで、少人数で表現する世界観が
素晴らしかったです(^^)#帰郷 pic.twitter.com/Gle3vIx6vt— 舘野将平 (@Tatemith0921) January 30, 2019
名前:田口浩正(たぐちひろまさ)
本名:田口浩正(たぐちひろまさ)
誕生日:1967年10月8日
出身地:福岡県福岡市
身長:180cm
血液型:O型
所属事務所:ホリプロ
田口浩正さんが芸能界に入ったきっかけは?
田口浩正さんは実はもともとは芸人さんとして1988年にデビューしています。
R-1グランプリでも準優勝経験を持つ「芋洗坂係長」こと小浦一優さんとコンビを組んで、「テンション」というコンビで活動していました。
「田口」と言えば昔「テンション」ってお笑いコンビをやっていて、今俳優の田口浩正(画像右)。ちなみに画像左側は小浦一優という人で、現在は「芋洗坂係長」として活動しています。#swallows #giants pic.twitter.com/jQlFIXXKWx
— あふろ03 (@03afro) August 31, 2016
もともと劇団に在籍していた時期もあったことから、その後1992年から俳優業に専念しています。
田口浩正さんの代表作を紹介
ここで田口浩正さんの代表作を紹介します。
シコふんじゃった。
☆シコふんじゃった。 (1991)
脚本監督 周防 正行出演 本木 雅弘、清水 美砂、竹中 直人、水島 かおり、田口 浩正、宝井 誠明、梅本 律子、松田 勝、宮坂 ひろし 他
★GEO 三国本町店
レンタルしたったわ(^_^ゞ pic.twitter.com/f1OVj3hgXI— 尊氏 (@takauji1028) December 29, 2013
廃部寸前の大学の弱小相撲部に単位と引き換えに入部することになった学生たちの奮闘を描いた映画です。
田口浩正さんは体は大きいながら、立ち合いでどうしても目を閉じてしまうほどの弱気なキャラクターを演じました。
顧問の先生からそれを活かした技を教わると、メキメキと昇格し、大学卒業後は相撲部屋に入部するほどになりました。
きょうは会社休みます。
セットの撮影最終日にようやくすれ違いで会えた仲良しのお二人。ブッシーさんこと田口浩正さんオールアップです。立花課長にも紅岩ブッシーさんの美味しいお料理を食べさせてあげたかったです。#きょうは会社休みます。 pic.twitter.com/XGa0ctxxI6
— ドラマ「きょうは会社休みます。」 (@yasumimasu_ntv) December 14, 2014
綾瀬はるかさん主演で33歳にして恋愛経験ゼロの青石花笑に、初めての彼氏が出来るという恋愛ドラマです。
田口浩正さんは花笑が年下の彼氏・田之倉とよく通っていたお店の店主を演じました。
たどたどしい二人の良き理解者として、視聴者にも人気な存在でした!
警視庁捜査一課9係・特捜9
警視庁捜査一課9係《4話》
ご視聴ありがとうございました。
吹越満さん、田口浩正さんとお芝居できて嬉しかったです。#警視庁捜査一課9係 pic.twitter.com/RJN43QjchZ— 渡辺コウジ (@kojikojikouji) May 3, 2017
テレビ朝日で12シリーズまで続いていた刑事ドラマです。
以前は渡瀬恒彦さんが主演を務めていましたが、亡くなられた後はV6の井ノ原快彦さんが主演を務めています。
9係の世界観をそのままに、続編として新たに始まったのが特捜9です。
田口浩正さんは東京で日々起こる凶悪犯罪のための課として新設された9係に所属する刑事役でした。
田口浩正さんの演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
下手な意見
ジャックブラック、ニックフロスト、フィリップシーモアホフマン。
愛すべきおデブちゃん俳優。
日本だと誰だ?
軽部は俳優ではないし。
田口浩正か。
ただ、この人うまいんだけど笑いの演技はあまり見ないね。
ロバート秋山辺りが面白いことやってくれるといいけど。— hachimaking (@hachimaking0426) February 21, 2017
『本能寺ホテル』。予告から地雷臭がしていたけどTOHOシネマズデイで安いので観てみた。つまらなくはないけど、演出も脚本もダメダメ。登場人物の行動原理から何から説得力がない。伏線回収は細かくやってたけど。CGも邦画としては上出来。それにしても田口浩正は時代劇の演技が下手だね。
— Multipleman (@madroxist) January 14, 2017
上手な意見
#エール 田口浩正さんは『シコふんじゃった』もいいけれど、最近の、中年でちょっと疲れているような演技も実感ある。
— コバヤン (@koba1989aki1008) April 13, 2020
時かけ
田口浩正さん、めっちゃいい演技なさる心が震えた
— alpaca (@cockadoodle___) February 19, 2020
今までは、悪い人の役があまりなかったので、今回のエールでの悪役ぶりはショックなファンもいるかもしれませんね。
時代劇が下手という意見もありましたが、エールでの着物姿は違和感なく見られました。
エールでの田口浩正さんに期待!
いかがでしたでしょうか?
エールでの役柄は主人公・裕一の父である三郎を騙すという悪い役です。
それまでも洋服文化が始まったことで着物が売れなくなっていた喜多一でしたが、金額が金額だけに吉野の悪行は喜多一の経営を危うくさせてしまいます。
このせいで裕一は好きだったハーモニカを諦めなくてはいけなくなり、古山家の人の人生を狂わせます。
でもそれでも諦めない裕一を始めとする古山家の再起に期待しながら是非見ていてください!