NHK連続テレビ小説第74作目「純情きらり」。
今回、私が純情きらりで注目したのが浦辺仙吉(うらべせんきち)役の塩見三省さん。
2006年前期に放送された「純情きらり」。2020年、夕方に再放送が始まりました!
今回、注目したのは塩見三省さん。
「純情きらり」と同じ時期に、朝にはNHKBSプレミアムで1986年放送の朝ドラ「はね駒」が放送されています。塩見さんは「はね駒」にも出演していたので、20年の時を経た塩見さんが同じ時期に見られるとSNSでは評判になっていました。
塩見さんは2014年に脳出血のため5か月入院、一時は後遺症も残りましたが、リハビリを経て現在は再び元気に活躍しています。
塩見三省さんは純情きらりで3回目の朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
塩見三省が演じる浦辺仙吉(うらべせんきち)ってどんな役?
毎日BSの純情きらりとあまちゃんを録画して続けて見てるんだけど、30分で全然違う塩見三省が見れます。まずは純情きらり。 pic.twitter.com/fxuh2UcEaG
— うららかさん (@ulalacasan) May 9, 2013
浦辺仙吉は、八丁味噌の蔵元「山長」の職人頭です。
ヒロイン桜子たちの祖父、沖田徳治郎が「山長」の元職人頭なので、仙吉は徳治郎の弟子ということになります。
頑固であまりしゃべることはありませんが、職人としての誇りを持ち、八丁味噌には心からの情熱をかけています。
戦争中に味噌を統制価格で原価よりも安く売らなくてはならなくなったとき、職人たちに給料を出してやるために味噌を水で薄めて利益を稼ごうとした徳治郎とは真っ向から対立します。
結局、味噌は水で薄めて売ることになりますが、仙吉と同じように職人としての誇りを持つ徳治郎にとってもそれは苦しい決断でした。
ですが、困難の中でも本物の味噌を作ろうとする仙吉の情熱が、桜子にも影響を与えます。
実在モデルについて
仙吉が働く「山長」は、八丁味噌の蔵元です。
現在、実際に八丁味噌を製造しているのは、岡崎市のカクキューとまるや八丁味噌の2社ですが、どちらが「山長」のモデルなのかははっきりしませんでした。
「山長」の撮影も、カクキューとまるや八丁味噌の両方でロケされているようです。
そのため、仙吉もオリジナルキャラクターの可能性が高そうです。
味噌づくりに打ち込む大勢の職人さんたちがイメージされているのかもしれませんね。
塩見三省のプロフィール♪
ブログ更新しました。
塩見三省さん、あさイチプレミアムトークに出演https://t.co/K3b36nk2Dt#あまちゃん#塩見三省 pic.twitter.com/nDBXf8pImJ— Heart of Angel (@rena07nonen) February 26, 2016
名前:塩見三省(しおみさんせい)
本名:塩見三省(しおみさんせい)
誕生日:1948年1月12日
出身地:京都府綾部市
身長:177cm
体重:72kg
所属事務所:アン・ヌフ
塩見三省が芸能界に入ったきっかけは?
塩見さんは、同志社大学を卒業後の1970年代から舞台を中心に活躍、1989年からはつかこうへいさん作・演出の舞台に3連作で出演します。
1978年より「演劇集団 円」に所属していましたが、2015年に退団、現在の事務所に移っています。
1991年に映画「12人の優しい日本人」に出演したのをきっかけに、映画やドラマにも多く出演するようになります。
その後、2005年の映画「樹の海」や、北野武さん監督の2012年「アウトレイジビヨンド」、2017年の「アウトレイジ最終章」などで多くの映画賞を受賞しています。
塩見三省の代表作を紹介
ここで塩見三省さんの代表作を紹介します。
12人の優しい日本人
HKは普通にめちゃ笑った。ムロさんも佐藤二郎さんもすごいけどヤスケンぶっとんでたな、、笑
12人の優しい日本人は飲み物注文からあるある場面の連続で面白かった。塩見三省さん豊川悦司さん若すぎだった25年前のだから当然か(´-`) pic.twitter.com/5HqhyoZRLo— いけぽよ (@uverange2) July 23, 2016
「12人の優しい日本人」は、1991年の日本映画です。
もともとは、脚本家の三谷幸喜さんが主宰する劇団の「東京サンシャインボーイズ」に書き下ろした作品でしたが、映画にもなりました。
アメリカの、法廷を舞台にしたサスペンス作品「十二人の怒れる男」をリスペクトして造られた作品で、舞台を日本に移して描かれています。
塩見さんは、陪審員1号を演じています。陪審員1号は40歳の女子高勤務の体育教師で、陪審員長も兼ねています。
アウトレイジビヨンド
『アウトレイジ ビヨンド』は
塩見三省が最高だ!#アウトレイジビヨンド pic.twitter.com/DhXUGw5AZ5
— はこし (@hacosi) October 1, 2017
「アウトレイジビヨンド」は、2012年に公開された北野武監督の日本映画です。
第69回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に正式に出品された映画で、ヤクザの抗争を描いたR15+指定の作品です。
塩見さんが演じるのは、暴力団花菱会の若頭補佐で武闘派のヤクザ、中田勝久です。
この作品で、塩見さんは映画では初めての悪役を演じていますが、北野武監督も「エライ怖くて」とふるえあがるほどの怖さでした。
あまちゃん
中二病速報 : 「あまちゃん」琥珀の勉さん俳優・塩見三省 病気で休業 病名が明らかに http://t.co/tX5XTUR3eV pic.twitter.com/G4KxTTaQT5
— ミカにゃん (@0930mika) April 10, 2015
「あまちゃん」は、2013年に放送された第88作目の朝ドラです。
宮藤官九郎さんが脚本を担当し、能年玲奈(現:のん)さんがオーディションで選ばれてヒロインの天野アキを演じました。
番組終了後には「あまロス」という言葉が生まれるほどのブームとなり、ロケ地になった岩手県には多くの観光客が訪れました。
塩見さんが演じたのは、琥珀の掘削職人で、「琥珀の勉さん」と呼ばれる小田勉です。
勉さんは喫茶「リアス」の常連客で、いつも「リアス」のカウンターで琥珀を磨いています。
塩見三省の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
下手な意見
塩見さんの演技を下手だとする意見は見つかりませんでした!
上手な意見
撮影時の様子を監督にお聞きしただけに、今回、改めて、塩見三省さん、西田敏行さんが、病み上がりでもカメラの前では、あそこまで鬼気迫る演技が出来るのか、役者魂に感心したのだった。 pic.twitter.com/FcLEbp554L
— 水道橋博士(小野正芳) (@s_hakase) September 7, 2017
イキガミなう!塩見三省の演技が…涙止まらない(;_;)/~~~
— アハッ!アハハハハ!俊ちゃんだよ2019 (@oogakai) March 26, 2011
きのうは塩見三省さんの演技が素晴らしくて、布団に入ってもざわざわして眠れなかったわ…俳優さんは実体験を身体に刷り込みながらそれを役柄に忍ばせているんだってわかってるけど、昨日の塩見さんは役柄じゃなくてほんとに四宮先生のお父さんなんじゃないかと思うぐらいだった…
— きみくん 🍇 (@gen_ehmi_gen) December 2, 2017
いだてん、凄過ぎて呼吸困難になりそう。特に今日は塩見三省さんの犬養毅。犬養毅にしか見えんよ。塩見さん天才ちゃうん?「話せば、わかる」「あの将校らを呼んでこい」史実そのもの。神回の連続。#いだてん #犬養毅
— Mathmama (@Mathmama4) July 28, 2019
名バイプレイヤーとして、さまざまな役を演じている塩見さん。
「あまちゃん」から「アウトレイジビヨンド」では、振り幅が大きすぎて、同じ俳優さんには思えないという意見もたくさんありました。
また、塩見さんは大河ドラマにも7作出演しています。2019年の「いだてん~東京オリムピック噺~」で演じた犬養毅の、「五・一五事件」の描写にも称賛の声が集まっていました。
純情きらりでの塩見三省に期待!
いかがでしたでしょうか?
純情きらりでの役柄は、八丁味噌の蔵元「山長」の職人頭、浦辺仙吉。
八丁味噌をこよなく愛し、本物の味噌づくりに情熱を傾ける味噌職人です。
名バイプレイヤーとして、幅広い役柄を演じる塩見さん。チンピラから警官、新選組隊長の近藤勇まで、どんな役でも違和感なく演じているベテランの塩見さんの、「純情きらり」での演技にも期待したいと思います♪