NHK連続テレビ小説第74作目「純情きらり」。
今回、私が純情きらりで注目したのが鮎川周助(あゆかわしゅうすけ)役の中山仁さん。
2006年前期に放送された「純情きらり」。「ひよっこ」に続き、2020年、夕方に再放送が始まりました!
今回注目したのは、中山仁さん。
彫りの深い正統派の二枚目で、さまざまなドラマで印象を残した中山さん。時代劇から現代劇まで、あらゆるジャンルで活躍されました。
そんな中山さんの訃報が届いたのは昨年のこと。中山さんは、2019年10月12日に、77歳で肺腺がんのため、この世を去りました。
中山仁さんは純情きらりで1回目の朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
中山仁が演じる鮎川周助(あゆかわしゅうすけ)ってどんな役?
再放送で #純情きらり やってるの嬉しすぎてたまらん☺️
今、#エール 観てるけど最初に観始めたのはこれなのよね。
出演者が豪華やし、なんと言っても #宮崎あおい さんがめちゃめちゃ可愛いんよ。
DVD BOXをもってるけど、何度見ても良いものは良い💫 pic.twitter.com/hm6C0DUAeq
— ひろちゃん💫🐿🌱 (@ICECREAM_HIRO) August 8, 2020
鮎川周助は、東京に住む貿易商です。
ヒロイン桜子の叔母、有森磯は東京にいたころに既婚者である周助と不倫、和之という息子を出産します。
正妻には子どものいなかった周助は、和之を妻との間の子として育てることにします。磯は和之の将来のことを考えて、手切れ金も受け取らずに身を引き、岡崎に戻ったのでした。
ところが、桜子が東京の音楽学校の受験に失敗し、仕送りなしで次の年にもう一度受験をすることを決めたとき、磯はプライドと引き換えにその手切れ金を受け取りに周助のもとを訪れます。そして、そのお金を桜子のピアノのレッスン代として支払っていきます。
周助は、和之には磯のことは知らせずに育てます。大人になった和之は画家を目指していましたが、周助はそれを認めません。
磯は、和之に絵を描かせてやってほしいと周助に頼み、代わりに二度と和之とは会わないことを約束します。
戦後、周助は磯と正式に結婚し、和之と三人で新しく家族として暮らすことになります。
実在モデルについて
鮎川周助の実在モデルですが、詳しい情報が見つかりませんでした。
「純情きらり」は、小説家の津島佑子さんの「火の山ー山猿記」を原案にしていて、実在モデルが特定できるキャラクターも何人かいます。
ところが、鮎川周助と深く関わっている有森磯については、実在モデルがはっきりせず、ドラマオリジナルのキャラクターの可能性が高そうです。
そのため、鮎川周助についても、オリジナルのキャラクターの可能性が高そうです。
中山仁のプロフィール♪
【訃報】俳優の中山仁さん死去 77歳 ドラマ「サインはV」「ウルトラマン80」など|BIGLOBEニュース https://t.co/aMDAEUZFmZ pic.twitter.com/srRh6YDLmo
— BIGLOBEニュース (@shunkannews) November 11, 2019
名前:中山仁(なかやまじん)
本名:中山仁平(なかやまじんぺい)
誕生日:1942年9月25日
血液型:A型
出身地:東京都
身長:176cm
体重:78kg
所属事務所:オフィスのいり
中山仁が芸能界に入ったきっかけは?
1964年、早稲田大学第一政治経済学部政治学科を2年で中退し、文学座付属演劇研究所に第4期生として入所します。
翌年の1965年に劇団NLTに入団し、同じ年にフジテレビ系のテレビドラマ「乱れる」でドラマデビューします。
ドラマデビューのときの芸名は「梶原仁」でしたが、「乱れる」が終了後、芸名を「中山仁」に変えています。
その後、映画やCM、舞台などにも活躍の場を広げました。
中山仁の代表作を紹介
ここで中山仁さんの代表作を紹介します。
サインはV
追悼 中山仁さん
中山さんといえばやはりサインはVのコーチ役と風邪薬のコミカルな演技…こうしたイメージが強いながらも色んなドラマでお見かけしました。いい役者さんでした。改めてご冥福をお祈りいたします。 合掌 pic.twitter.com/k9JN2qUidV— 乳母車の弥七 (@ossan0127) November 11, 2019
「サインはV」は、神保史郎さん、望月あきらさんの漫画「サインはV!」を原作に、TBS系で放送されたテレビドラマです。
1969年から1970年には岡田可愛さんが、1973年から1974年には坂口良子さんが主役を演じたシリーズがそれぞれ放送されていますが、中山さんは両方のシリーズで鬼コーチの牧圭介を演じています。
また、1970年には映画化もされています。
ウルトラマン80
何と、中山仁さんが亡くなられていたとは……
私にとっては幼少の頃のヒーロー・ウルトラマン80のオオヤマキャップでした。落ち着いて人望があり頼りになる大人のリーダー像を見事に体現して下さいました。ご冥福をお祈り致します。#UGM#オオヤマキャップ pic.twitter.com/HnpYxRALtE
— AndroMEGA (@AndroMEGA18) November 11, 2019
「ウルトラマン80(ウルトラマンエイティ)」は、1980年から1981年にTBS系で放送された特撮テレビ番組です。ウルトラシリーズの実写作品としては、「ウルトラマンレオ」以来5年振りの作品です。
中山さんが演じるのは、地球防衛軍の極東エリアであるUGM(ユージーエム)のオオヤマ一樹(オオヤマかずき)隊長で、隊員からはキャップと呼ばれています。
ウルトラマン80に変身する主人公の矢的猛(やまとたけし)は、オオヤマ隊長にスカウトされてUGMに入ることになります。
江~姫たちの戦国~
#NowPlaying 江 ~姫たちの戦国~ – 吉俣良 #上野樹里 pic.twitter.com/Or5LcPaEIP
— kana (@switch_on3) March 10, 2015
「江~姫たちの戦国~」は、2011年のNHK大河ドラマです。
徳川秀忠の正室であり、織田信長の姪でもあるヒロイン、江(ごう)を上野樹里さんが演じました。
脚本を担当した田渕久美子さんは、宮崎あおいさんが主演した大河ドラマ「篤姫」でも脚本を担当しています。
中山さんが演じたのは、戦国大名の朝倉義景です。越前朝倉氏の最後の当主でもあり、豊川悦司さん演じる織田信長によって滅ぼされます。
中山仁の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。
上手な意見
中山仁さんの演技に涙した
— ちょこん (@choocooon) February 12, 2014
中山仁さんの訃報がタイムラインに流れてきました。先月に亡くなられていたのですね…。初めて名前と顔を覚えましたのは、ウルトラマン80でした。カッコいいUGMの隊長でした。最終回の演技は本当に名演でした。他にも多くの映画・ドラマなどでお見かけしましたね。寂しいです……。どうぞ安らかに…
— 岩崎雄一 (@loveclaft) November 11, 2019
中山仁さん亡くなられたんやね…出演作は色々あるけども、私は「日清焼そばUFO」のコミカルな演技がほんとすきやった…合掌。>RT
— まつ子 C#14 M#66 (@matsuko318) November 11, 2019
相棒season12の15話『見知らぬ共犯者』、昨日再放送してたんだけど、この話は何回見ても泣いちゃう。
最後の回想からの中山仁さんの演技がすごい良くて…正直この事件は、真犯人捕まえなくても良かったと思っちゃう。犯人も良心の呵責で辛かっただろうけど、誰も幸せにならなかったな。— あゆみ (@ayumi_0117) October 30, 2018
中山さんの演技を下手だという意見はなく、さまざまなドラマでのいろいろな役柄が絶賛されていました。
コミカルな役から理想の上司まで、どんな役でも説得力があり、深みがあるという声も聞かれます。
また、バラエティ番組などで見せるひょうきんな素顔が、意外性があっておもしろいという意見もありました。
純情きらりでの中山仁に期待!
いかがでしたでしょうか?
純情きらりでの役柄は、東京の貿易商、鮎川周助。
桜子の叔母、磯が東京にいたときの不倫相手で、二人の間には和之という息子がいます。
和之は磯から離され、磯のことを知らずに育てられますが、桜子を介して磯と再び縁がつながります。
戦後、周助は磯と正式に結婚することになります。
桜子にとっては叔父になる人でもあり、物語に爪痕を残しそうな役柄ですね。
昨年この世を去った中山さん。画面の中での中山さんを、在りし日をしのびつつ見ていきたいと思います。