NHK連続テレビ小説第74作目「純情きらり」。
7月6日月曜日から、夕方の朝ドラ再放送枠で宮崎あおいさん主演で好評を博した「純情きらり」が放送されています!この朝ドラで国民的女優としての第1歩を踏み出した宮崎あおいさんのフレッシュな演技が見られると思うと楽しみですね♪
今回、私が純情きらりで注目したのが内科の医師・小林(こばやし)役の平田満さん。日本を代表する俳優のひとりである平田満さん。どこかの作品で一度は見かけた方も多いことと思います。2005年より、奥様で女優の井上加奈子さんと企画プロデュース共同体「アル☆カンパニー」を立ち上げ、あえて劇団という形をとらずに、作家や演出家と様々な作品に取り組まれています。
御自身は様々な映画賞の受賞経歴をお持ちの名優ですが、現在、穂の国とよはし芸術劇場PLAT芸術文化アドバイザーも務めてらっしゃいます。
平田満さんは今回純情きらり含め3回目の朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
平田満が演じる内科の医師・小林(こばやし)ってどんな役?桜子の病気は治る?
宮崎あおいちゃん
『純情きらり』~第152回より
桜子「いえ、私は死にません!私、どんなことをしても子供の為に生きたいと思います。ご飯もうんと食べて、栄養を採るように心掛けます。安静にしてとにかく頑張ります」
特別出演:平田満 pic.twitter.com/Yogb9y0EBf
— 池袋太郎 (@ikeyama4211) January 3, 2018
平田満さんは、宮崎あおいさん演じる桜子が肺結核で倒れた際に、治療にあたる内科の医師・小林(こばやし)役を演じています。
小林医師は診察室で向かい合って座っている桜子に、出産は肺結核の症状を悪化させる危険があり、あまり勧められないと診断します。「私は治るんですか?」と桜子は尋ねます。
「子供を諦めたら、治るかどうか、、、」とお茶を濁す小林医師に「だったら私は子供を産みたいです。」という桜子。「死ぬ覚悟でか」と尋ねる小林医師に、「いえ、私は死にません!私、どんなことをしても子供の為に生きたいと思います。」と桜子は答えます。
「決めるのは、本人と旦那さんだ。産む気ならちゃんと病院に入院して経過を見守らないと」と話す小林医師に、桜子は、「入院します。赤ちゃんのためなら」と健気に答えるのでした…。
実在モデルについて
「純情きらり」は、津島佑子さんの「火の山ー山猿記」を原案にしています。
「火の山ー山猿記」では、ヒロイン桜子の姉、笛子が津島佑子さんの母親の津島美知子さんに当たりますが、ヒロイン桜子のかかり付けの内科医に関する情報は、解りませんでした。
平田満のプロフィール♪
11月2日は #平田満 さんの誕生日。おめでとうございます。
『#Fukushima50』で演じるのは、第2班当直長・平山茂。本来2011年3月11日の当直長のはずが、病院に行くため休暇を取っていた。地震発生後、自宅からイチエフに駆け付ける。#フクシマフィフティ #佐藤浩市 #渡辺謙 #吉岡秀隆 #安田成美 pic.twitter.com/uh6rHgA61W
— 映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ) (@Fukushima50JP) November 1, 2019
名前:平田満(ひらたみつる)
誕生日:1953年11月2日
血液型:AB型
出身地:愛知県豊橋市
身長:169cm
所属事務所:アルファエ-ジェンシー
平田満が芸能界に入ったきっかけは?
愛知県豊橋市出身の平田満さん。早稲田大学在学中、学生劇団「暫」時代に、つかこうへいさんと出会い、1974年、劇団「つかこうへい事務所」旗揚げに参加します。同劇団では「熱海殺人事件」、「いつも心に太陽を」等、ほとんどの作品に出演し、1982年の深作欣二監督の映画『蒲田行進曲』では舞台と同じヤス役を演じ、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、報知映画賞最優秀主演男優賞を始め多数の映画賞を受賞されています。
以降、TVドラマ、映画、舞台で第一線で活躍する名優でいらっしゃいます。
平田満の代表作を紹介
ここで平田満さんの代表作を紹介します。
蒲田行進曲
#昭和の日 という事で・・本日はこちら!
当時映画館で号泣したのを思い出す!!何度観ても泣ける#蒲田行進曲 #松坂慶子 #風間杜夫 #平田満 pic.twitter.com/3QxxXaBxgw— 平松広和 (@TT02MfVYSfYDpSp) April 29, 2020
つかこうへいさんが脚色した戯曲を元に、深作欣二監督による1982年公開の映画作品である『蒲田行進曲』。松竹と角川春樹事務所が共同製作した、いわゆる角川映画として松竹系で公開されました。主演は、小夏役の松坂慶子さん、銀四郎役の風間杜夫さんと、そして平田満さんが、売れない役者ヤス役を演じました。深作欣二監督の代表作であり、ラストの『階段落ち』が有名な作品です。
白夜行
年末ってちょい昔のドラマを一気に再放送してくれるからいいよね。主役若手の初々しさを愛でる以外に、脇役ベテランの不変&継続は力なり、に改めてビビる次第。白夜行をみて、驚愕するのは平田満がちっとも変わっていないということ。10年変わらず活躍って稀有な才能。
— 吉田潮 (@yoshidaushio) December 25, 2015
東野圭吾執筆のサスペンスのTVドラマ化作品であり、2006年にTBS系列にて放映されました。主演は綾瀬はるかさん演じる唐沢雪穂と山田孝之さん演じる桐原亮司。
雪穂の周りの様々な殺人事件の背後の全てに亮司が絡む物語であり、平田満さんは亮司の父で質屋『きりはら』の店主であり、病的な性的嗜好を有する桐原 洋介を演じています。
西郷どん
『蒲田行進曲』トリオが35年ぶり集結!大河「西郷どん」で共演へ #松坂慶子 #風間杜夫 #平田満 #瑛太 https://t.co/7ux4A9IUGp pic.twitter.com/2bGh6wTYJR
— シネマトゥデイ (@cinematoday) March 27, 2017
今も昔も変わらない
風間杜夫、松坂慶子、平田満
愛すべき3人組『西郷どん』での共演に懐かしさを感じた皆さん!
本渡第一映劇で『蒲田行進曲』を上映中です!
今なら若い3人に会えます! pic.twitter.com/rCEcL8r7do— 柿久のまー坊 (@amakusakakip) June 3, 2018
2018年の大河ドラマであり、主役の西郷隆盛(さいごうたかもり)を鈴木亮平(すずきりょうへい)さんが演じました。
平田満さんは、瑛太さん演じる大久保利通の父親の大久保次右衛門(おおくぼ じえもん)を演じています。
平田満の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
下手な意見
下手というコメントは見当たりませんでした。
上手な意見
Fukushima50
どうしても今日見たかった映画決して私は日本のためにとか、会社のためにタイプの人間ではないのですが、前半から鼻水号泣状態でした(笑)
佐藤浩市、火野正平、平田満の演技に何度もやられました。
心に突き刺さる良い映画でした。 pic.twitter.com/SO4hQDpViM— さとー (@takau2486) March 11, 2020
“先生は、太陽のような人です”「汝殺すなかれ」要の役、課長石崎役に平田満さんを思いついたのは黒澤明監督「まあだだよ」での素敵な演技を思い出したから。家庭内リストラ寸前の崖っぷちお父さんが、だんだんヒロイックな殺し屋になっていく姿を、ときにユーモラスにかっこよく演じていただきました。 pic.twitter.com/1y3IgJ8eR7
— 佐藤闘介 (@makotosuke0708) March 3, 2019
演出家つかこうへいさんから受けた教えが、自らの軸だと語る平田満さん。
平田満さん自身が受けたインタビューの中で、媚を売ったり、客の目線を意識するのは下品、上手い芝居や嘘をつく格好つけた芝居をするなという、つかさんからの教えを受け継ぎ、そういう演技はしちゃいけないという想いがあるとの事。
お客に自分の芝居を信じてもらうための努力を継続し続けている稀な俳優の一人です。
栄枯盛衰の激しい芸能界でずっと第一線で活躍し続けられているのは、そういう姿勢ではないでしょうか。今後のさらなる活躍が楽しみな名優です。
純情きらりでの平田満に期待!
いかがでしたでしょうか?
純情きらりでの役柄は内科の医師・小林(こばやし)役です。
ヒロイン桜子の肺結核の診断と治療にあたるお医者様の役処です。出番は多くはありませんが、白衣姿や風貌が良く似合っているあたり、さすが平田満さんですね。桜子は無事に病魔に打ち勝つことが出来るのでしょうか。
純情きらりでの平田満さんの登場を楽しみにしておきましょう♪