エール

エール実在モデルネタバレ│栄冠は君に輝くの誕生秘話あり!

NHK連続テレビ小説第102作目「エール」。
今年は新型コロナウイルスの影響で中止になってしまった夏の甲子園大会ですが、毎年夏になると聞こえてくるのが「栄冠は君に輝く」ですよね。
この曲が聞こえてくると、「甲子園の季節だな」とか「夏が来たな」と感じる方も多いのではないでしょうか?
「栄冠は君に輝く」は現在放送中のエールの主人公のモデルである古関裕而さんが作った曲です。

まんちゃん
まんちゃん
今年は甲子園が開催されなくて残念だったな
ぷくちゃん
ぷくちゃん
この曲も聞こえてこなかったね。

今回は裕一が作曲する「栄冠は君に輝く」や実在モデルとなった曲について調べてみましたので、ご紹介します!

「栄冠は君に輝く」ってどんな曲?実在モデルも紹介!

エールで描かれる「栄冠は君に輝く」

裕一は戦地を慰問で訪れたときに出会う新聞記者の大倉に頼まれて、全国高等学校野球選手権大会の新しい大会歌を作曲することになります。
新しい大会歌の歌詞は、大倉が勤める新聞社で選考会が開かれ、裕一も参加します。
沢山の応募があった歌詞の中から、裕一は多田良助が作詞した「栄冠は君に輝く」を推薦します。

多田は自身の足のケガで甲子園への道を断たなければならないという絶望的な体験をしてきた人でした。
そんな絶望を知っている多田が作詞した曲を裕一は久志に歌って欲しいと希望を抱いていました。
なぜなら、久志は「戦時歌謡」を歌い続けた責任を感じて、戦後はお酒に溺れて引きこもる日々を送っていました。

そして戦時歌謡を歌っていたことで、久志が大事にしていた久志の父親も周囲から悪口を言われてしまっていました。
自分のせいで大事な家族が悪く言われているとおい責任を久志を追い詰めてしまっていました。

まんちゃん
まんちゃん
ちょくちょく福島に帰るくらい家族を大事にしてたんだもんね。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
周りにそんなこと言われたら傷つく…

「栄冠は君に輝く」を久志に歌って欲しいと話す裕一でしたが、久志は楽譜を突き返して断ります。
それでも裕一は、久志を大会が行われる甲子園に誘い、作詞した多田と同じく絶望を知っている久志だからこそ、「栄冠は君に輝く」を歌って欲しい、と改めて話します。
裕一の言葉に久志の心が変わり、久志はマウンドに向かって歩き出して歌い始め、「栄冠は君に輝く」は大会歌として無事誕生しました。

まんちゃん
まんちゃん
久志が復活してくれて良かった!
ぷくちゃん
ぷくちゃん
戦争の傷は大きいね…

「栄冠は君に輝く」実在モデルについて

「栄冠は君に輝く」は裕一のモデルである古関裕而さんが実際に作曲された曲です。
終戦を迎えた日本では、それまで「全国中等学校優勝野球大会」として開催されていた野球大会が、学制の改定に伴い「全国高等学校野球選手権大会」に改称する事になりました。

大会を主催する朝日新聞社では大会歌を新しくしようと、全国から詞を募集します。
一般公募の中から、加賀大介さんの詞が選ばれました。

主催者である朝日新聞社の音楽部門を担当していた野呂信次郎は、古関裕而さんとは戦時中、戦地で既に交流がありました。
そこで野呂信次郎さんは大会歌の作曲を古関裕而さんに依頼することにします。

古関裕而さんは打ち合わせのために大阪に向かいますが、大阪は戦時中に約50回もの空襲に遭い、まだ傷跡は深いままでした。
地方球場で高校球児たちの予選を見てから甲子園に向かった古関裕而さんは、まだ誰もいない静かな球場のマウンドに立って、その場の空気を確かめました。
甲子園で熱戦が繰り広げられ、スタンドからは応援が飛び交うところを想像しているうちに、自然と曲のメロディーが湧いて「栄冠は君に輝く」が完成します。

まんちゃん
まんちゃん
エールの裕一の作曲方法も「ふってくる」「湧いてくる」だもんね。
ぷくちゃん
ぷくちゃん
これも古関裕而さんをモデルにした話だったんだね。

そして完成した曲を発表当時歌ったのが、エールの久志の実在モデルである伊藤久男さんです。


伊藤久男さんと古関裕而さんは戦争中からコンビを組んでヒット曲を生んでいました。
戦後、ショックのあまり疎開先でお酒に溺れてしまっていた伊藤久男さんでしたが、戦後のこのような曲のおかげで再起しています。

まんちゃん
まんちゃん
この2人のコンビなら間違いなく売れるね!
ぷくちゃん
ぷくちゃん
1948年から今まで歌い継がれている曲になったもんね!

古関裕而さんと戦前・戦中から交流があった人のおかげで曲が生まれて、今も毎年聞けるような曲になっているんですね。
戦争の傷跡が残る中、大阪まで足を運んで実際の雰囲気を味わって曲を作る古関裕而さんだからこそ、そのような名曲が誕生したのかもしれませんね。

歌詞

では、ここで実際に「栄光は君に輝く」の歌詞をみてみましょう。

雲はわき 光あふれて
天たかく 純白の球きょうぞ飛ぶ
若人よ いざ
まなじりは 歓呼にこたえ
いさぎよし ほほえむ希望
ああ 栄冠は 君に輝く

風をうち 大地をけりて
悔ゆるなき 白熱の力ぞ技ぞ
若人よ いざ
一球に 一打をかけて
青春の 賛歌をつづれ
ああ 栄冠は 君に輝く

空をきる 球のいのちに
かようもの 美しくにおえる健康
若人よ いざ
みどり濃き しゅろの葉かざす 感激を まぶたにえがけ
ああ 栄冠は 君に輝く

うたまっぷより引用
http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=kt0008

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?
今回は現在の「全国高等学校野球選手権大会」の大会歌として現在も歌い継がれる「栄冠は君に輝く」についてまとめてみました。
戦後間もなく作られた曲は、戦争で傷ついて人たちの復興のシンボルとして開催された高校野球の大会歌ということもあり、未来を担う高校生へ向けられた応援ソングのようになっています。
古関裕而さんも甲子園まで足を運び、作曲しているので当時の高校生を思い浮かべたことに違いありません。
その曲が70年も歌い継がれることになるとは、当時は誰も想像がつかなかったことでしょう。
古関裕而さんの思いを乗せて、この先もずっと歌い継いで欲しい1曲ですね♪