NHK連続テレビ小説第102作目「エール」。
今回、私がエールで注目したのが梅根弘哉(うめねひろや)役の山時聡真さん。
いよいよ、太平洋戦争の時代に突入した「エール」。
音の音楽教室に通っていた子どもたちも、時代の流れには逆らえず、次々にやめて行ってしまいます。音楽が戦争のための道具になっていく様子も描かれて、少しずつ暗さが増してきていますね。
今回注目したのは、ちょっと大きくなった弘哉を演じる山時聡真さん。
子ども時代を演じた外川燎さんから違和感なく変わっていて、しかもりりしくなっていたのにはおどろかされました♪
山時聡真さんは今回エールで初めての朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
山時聡真が演じる梅根弘哉(うめねひろや)ってどんな役?
弘哉の母、トキコが持ってきてくれたカボチャをみんなでいただきます🎃
仲良くしている華と弘哉に嫉妬(?)する裕一です😣#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ#徳永えり#根本真陽#山時聡真 pic.twitter.com/TTsrDbaX9t
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) September 28, 2020
弘哉は、音の音楽教室に通ってきていた少年です。
音楽が好きな母親の勧めで通い始めたものの、歌はあまり上手ではありません。いっしょうけんめい歌ってはいるのですが、同じ音楽教室の女の子からは「いいかげんにして、しっかり歌って!」と言われてしまい、争いのもとになるほどでした。
そのため、音楽教室をやめようとした弘哉でしたが、裕一がそんな弘哉を見てハーモニカを渡してくれます。弘哉はその後、歌の代わりにハーモニカで合唱に参加。音楽を楽しむようになっていきます。
太平洋戦争が始まり、音楽教室に通っていた子どもたちがやめていく中、弘哉だけは音楽教室に残ります。
学校で軍事教練が始まり、忙しくなっているのに通ってきてくれている弘哉。最後に残った自分までやめたら音が悲しい思いをする、そう思って無理をしてでも通ってきてくれている弘哉の気持ちに気がついた音は、音楽教室を閉じることにします。
すると、弘哉の母、トキコが、教室のお礼にかぼちゃを持ってあいさつに来てくれます。
裕一・音・華と弘哉・トキコでかぼちゃを食べながら、裕一は、華が弘哉にひかれていることに気がつきます。
昭和18年、裕一にも召集令状が届きます。ところが、裕一は曲作りで国に多大な貢献をしている、ということで召集は解除されます。
複雑な気持ちの中、裕一は、海軍航空隊の予科練を題材にした映画「決戦の大空へ」の主題歌の作曲を依頼されます。明るい長調の曲を作った裕一でしたが、今一つ納得がいきません。
土浦海軍航空隊の見学に行き、予科練の練習生たちの様子からヒントをもらった裕一は、哀感を帯びた短調の曲を書き上げます。
練習生たちに曲を聞かせて意見を求めた結果、練習生たちはみんな短調の曲を選びました。
封切られた映画「決戦の大空へ」と、主題歌「若鷲(わかわし)の歌」は大ヒット。裕一の名は、ますます上がることになります。
昭和19年のある日、弘哉とトキコが裕一を訪ねてきます。弘哉が予科練に入隊することになり、そのあいさつにやってきたのでした。
弘哉はまだ徴兵される年齢ではありませんでしたが、「決戦の大空へ」を見たことで、国のために尽くす気持ちが高まり、入隊を志願したというのです。まして、「若鷲の歌」を作曲した裕一とは、家族ぐるみのつきあいでした。これは運命だと弘哉は感じたと言います。
裕一はそれを聞いて、ますます戦時歌謡にのめりこんでいきます。
昭和20年8月15日、戦争は終わります。
トキコから知らされたのは、弘哉が亡くなったという知らせでした。
自分が作った曲が、たくさんの若い人たちを戦場に送り、命を奪う結果になってしまった事実に裕一は愕然とし、ついには曲を書くことができなくなってしまいます。
予科練とは?
予科練は、海軍飛行予科練習生及びその制度の略称です。大日本帝国海軍の航空兵養成制度の一つで、開設当初の昭和5年には、14歳から20歳の志願者たちが練習生として集められました。
太平洋戦争時には戦死する若者も非常に多く、とくに昭和19年には特別攻撃隊(特攻隊)の搭乗員となった練習生も多くいたため、多くの若者が戦場で命を落としました。
実在モデルについて
音の実在モデルは、古関裕而さんの妻の金子さん。ですが、金子さんが音楽教室を開いていたという情報は見つかりませんでした。
そのため、音楽教室に通ってくる子どもたちも、オリジナルキャラクターの可能性が高そうです。
山時聡真のプロフィール♪
タピオカ美味しそう✨#大西利空 #山時聡真 pic.twitter.com/swenRgziTu
— りょーいち (@Ryota052751) March 20, 2020
名前:山時聡真(さんときそうま)
誕生日:2005年6月6日
出身地:東京都
所属事務所:TOP COAT
山時聡真の代表作を紹介
ここで山時聡真さんの代表作を紹介します。
映画 めんたいぴりり
昨日『めんたいぴりり』の上映に合わせ、江口カン監督、山時聡真君が舞台挨拶にお越し下さいました!"笑って泣いてジーン”とする作品は監督の並々ならぬ情熱の賜物です!山時君の地元ファンの方々も大勢来て下さいました。31日までの上映です!#めんたいぴりり#江口カン#博多華丸#ふくや pic.twitter.com/ECT9lRRF95
— 小倉昭和館 (@showakan) May 20, 2019
「映画 めんたいぴりり」は、2013年から放送されたテレビ西日本制作のテレビドラマ「めんたいぴりり」を、2019年に映画化したものです。
辛子明太子を日本で初めて製造した「ふくや」の創業者である川原俊夫さんをモデルにした主人公、海野俊之を博多華丸さんが演じ、福岡出身の俳優さんやタレントさんが多数出演しています。
山時さんが演じたのは、海野俊之の長男の海野健一です。
いだてん~東京オリムピック噺~
「#いだてん」子供の頃の田端政治を演じた #山時聡真 から、青年時代を引き継いだ #原勇弥。この年頃なら #阿部サダヲ 本人が演じてもよかったのではないかとも思ったが、この違和感のない寄せっぷりはお見事。この後、本役の阿部サダヲに襷が渡るわけだが、田端政治役のリレーは大成功だと思う pic.twitter.com/Ga31R4ORTZ
— 桂 (@1111425) May 26, 2019
「いだてん~東京オリムピック噺~」は、2019年放送のNHK大河ドラマです。
前半の主人公が日本人で初めてオリンピックに出場したマラソン選手の金栗三四さん、後半の主人公が東京オリンピックの開催に力を注いだ田畑政治さんで、この二人をリレー形式で描きます。
山時さんは、阿部サダヲさんが演じた田畑政治(まーちゃん)の子ども時代を演じています。
少年寅次郎
#少年寅次郎 チビ昭一郎くんと成長した お兄ちゃん昭一郎くんも本当にそっくりで可愛かったよね👀💕
本当に 優しさ溢れる 素敵なお兄ちゃんだったよ ありがとう✨ #山時聡真 #村山陽央 pic.twitter.com/ICzSZ4BH3K— K🐰 (@Kei5296mjsmile) October 26, 2019
「少年寅次郎」は、2019年10月から全5回、NHKで放送されたテレビドラマです。
映画「男はつらいよ」の山田洋次監督が書いた小説「悪童 寅次郎の告白」を原作に、「男はつらいよ」の主人公である車寅次郎の少年時代を描きます。
寅次郎の育ての親の光子役で、井上真央さんが主演しています。
山時さんが演じたのは、寅次郎の異母兄の昭一郎です。頭が良く、寅次郎のことを思いやってくれる優しいお兄さんですが、病気で早くに亡くなってしまいます。
山時聡真の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。
上手な意見
【山時聡真君「優秀演技賞」受賞!】
山時聡真君(本市在住)は、出演映画「ゆずの葉ゆれて」で、ロシア文化省とロシア連邦文化省教育科学財団から「優秀演技賞」を授与されました。その報告のため訪問されました。 pic.twitter.com/ECFimCigbR
— 好きっちゃ北九州【北九州市公式】 (@city_kitakyushu) August 25, 2017
【ビデオマルシェ】最後にご紹介したのはラジオネーム「プルメリア」さんのおすすめ、昨年公開された『ゆずの葉ゆれて』。松原智恵子の芸歴55周年を記念して製作されたヒューマンドラマ。少年役の山時聡真くんの初々しさがあり、すごく素直で純朴な演技にとても好感がもてたそうです!#午後ニコ pic.twitter.com/eo1zPXNByL
— KBCラジオ 夜もニコニコ! (@yoru_niko_kbc) January 28, 2017
寅次郎の兄役の山時聡真さん
表情の演技が凄い
寅次郎を見守る温かい笑顔に涙出てくる#少年寅次郎— 干しえのき (@hoshienoki) November 3, 2019
昭一郎兄ちゃん、
もしかしたらと思ったら、
やっぱり「いだてん」で少年まーちゃんを演じておられた
山時聡真君でした。
寅次郎君への優しい眼差しが印象的でした😊#少年寅次郎— ちわぼん (@gamaguchiyeahoh) October 20, 2019
子役のころから活躍している山時さん。
演技を下手だとする意見は見つかりませんでした!
演じた役柄のイメージから大人っぽい感じがしますが、実はまだ中学生だというのにはおどろきますね。これからの活躍も期待できそうです♪
エールでの山時聡真に期待!
いかがでしたでしょうか?
エールでの役柄は、音の音楽教室に通ってきていた生徒の一人、梅根弘哉。
歌はあまりうまくありませんでしたが、裕一から贈られたハーモニカで合唱に参加、音楽を楽しむようになります。
古山家とは家族ぐるみのつきあいでしたが、後に予科練に入隊、戦時中に命を落とします。
難しい役どころですが、山時さんの演技力が役に命を吹き込んでくれそうですね。
山時さんの出演に期待したいと思います♪