NHK連続テレビ小説第102作目「エール」。
今回、私がエールで注目したのが三隅忠人(みすみただひと)役の正名僕蔵さん。
太平洋戦争の時代に突入し、シリアスな展開になってきた「エール」。裕一のもとにも、とうとう召集令状が届いてしまいました・・・。
そんな中、古山家を訪れたのが三隅忠人。インパクトのある登場でしたね。
演じるのは正名僕蔵さん。名前も見た目も、三隅の登場と同様にインパクトのある俳優さんです。所属は劇団の「大人計画」。インパクトのある芸名なのも納得です♪
正名僕蔵さんは今回エールで3回目の朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
正名僕蔵が演じる三隅忠人(みすみただひと)ってどんな役?
17【次週予告】戦意高揚は史実の空へ…
裕一「召集令状の行方?」
奮い立たせる?「映画と主題歌の依頼」
五郎の訴え、鉄男の気持ち、音の動揺
今週は、予科練が舞台か?第17週「歌の力」#エール#窪田正孝 #二階堂ふみ #正名僕蔵#杉田雷麟 #奥野瑛太 #岡部大#中村蒼 #森七菜 5日後 何処へ https://t.co/3ouLaJtrP8 pic.twitter.com/YlUvleLYnw
— わび@さび (@think_literacy) October 4, 2020
三隅忠人は、東都映画の制作担当者です。
昭和18年、裕一のもとに召集令状が届きます。裕一は徴兵検査で、現役には適さないとされる丙種の合格だったため、召集令状が来たことに裕一も音も驚きます。
裕一の入隊が迫ってきたある日、東都映画の制作担当者の三隅忠人が古山家を訪れます。
訪問の理由は、作曲の依頼でした。
海軍航空隊の予科練習生を題材にした映画「決戦の大空へ」という映画の主題歌で、作詞は西條八十だと言います。
裕一は、入隊が近づいているので引き受けられない、と、この依頼を断ります。
数日後、三隅が再び古山家にやって来ます。
三隅が個人的なつてを頼って軍に掛け合ってみたところ、裕一は召集はされるものの、形式的に一日だけ入隊して、即日召集解除になるというのです。曲作りで国に大きく貢献しているから、というのがその理由でした。
ほっとする音と対照的に、裕一は特別扱いをされていることに複雑な気持ちになります。
映画の主題歌「若鷲の歌」が完成し、土浦海軍航空隊の予科練で披露することになります。明るくて力強い、と三隅は絶賛しますが、裕一は今一つ納得がいきません。
土浦海軍航空隊で、実際に予科練習生たちの様子を見た裕一は、二曲目を書き上げます。二曲目は、最初に作曲した明るい長調とはまったく曲調の違う、哀感を帯びた短調の曲でした。
三隅は、教官たちにどちらの曲にするか選んでもらおうという提案をします。裕一は、練習生たちにも選んでもらいたいと考えます。そこで三隅は、話が分かる濵名中佐に頼み込み、練習生にも曲を聴いてもらう場を作ってもらいます。
練習生たちが選んだのは、二曲目の短調の曲でした。曲が演奏される中、涙する練習生もいるほど、二曲目の曲は練習生たちの心に響いたのでした。
封切られた映画「決戦の大空へ」は大ヒット。主題歌の「若鷲の歌」も大ヒットになり、裕一は戦時歌謡の一人者としての地位をますます高くしていきます。
実在モデルについて
エールで描かれる「決戦の大空へ」には実在モデルがあります。
昭和18年に東宝映画が制作した「決戦の大空へ」が実在モデルで、予科練を題材にしています。
土浦海軍航空隊が撮影に協力していて、主演は原節子さん。西條八十さん作詞、古関裕而さん作曲の主題歌「若鷲の歌」も、23万枚を超える大ヒット曲になりました。
エールでは、東都映画の三隅が裕一に作曲の依頼にやって来ます。ですが、裕一の実在モデルである古関裕而さんは、「若鷲の歌」の作曲依頼をレコード会社のコロムビアからされています。
そのため、三隅忠人は、オリジナルキャラクターの可能性が高そうです。
正名僕蔵のプロフィール♪
#正名僕蔵 さん、おめでとうございます🕯 #特製ケーキでお祝い #正門良規 くんは別仕事で参加できなかったけど#中山義紘 さんといっしょに扇子をプレゼント #VS嵐 の収録に正名さん持参 #安藤政信 さんもありがとうございました!#DIVER #第3話はこのチームが動きます pic.twitter.com/huKeXOpOvK
— あす夜9時 第3話!『DIVER-特殊潜入班-』ドラマ公式 (@diver_ktv) October 4, 2020
名前:正名僕蔵(まさなぼくぞう)
本名:正名文夫(まさなふみお)
誕生日:1970年8月11日
血液型:O型
出身地:神奈川県川崎市
身長:174cm
所属劇団:大人計画
正名僕蔵が芸能界に入ったきっかけは?
1992年、大学4年生で大人計画に入団します。
そのころ大人計画に客演していた女優の戸村由香さんに会える、と思って受けたオーディションに合格したのが入団のきっかけでした。同期の入団に、阿部サダヲさん、猫背椿さん、宮崎吐夢さんがいます。
その後、「冬の皮」で初舞台を踏み、テレビや映画にも出演するようになります。
芸名の「僕蔵」は、大人計画の主宰の松尾スズキさんと相談して決めています。漫画「美味しんぼ」の登場人物である「海原雄山」のようなどっしりした名前にしたい、というところから、この芸名になりました。
正名僕蔵の代表作を紹介
ここで正名僕蔵さんの代表作を紹介します。
HERO
⏰まもなく放送開始です⏰
🌙夜9時~放送📺
土曜プレミアム・映画『HERO【映画「マスカレード・ホテル」公開記念】』🎬https://t.co/EDGUpp6KcC#fujitv #HERO #木村拓哉 #北川景子 #杉本哲太 #濱田岳 #正名僕蔵 #吉田羊 pic.twitter.com/SIcBFDFjmN— フジテレビ (@fujitv) January 19, 2019
「HERO」は、フジテレビ系で放送されたテレビドラマのシリーズです。
木村拓哉さんが型破りな検察官の久利生公平役で主演し、2001年1月から3月の「月9」で第一期、2014年7月から9月に再び「月9」で第二期が放送されました。
その他にも単発の特別編や映画などが制作されていて、最高視聴率36.8%を記録したヒットドラマです。
正名さんが演じたのは、井戸秀二です。第一期では舞台となる東京地検城西支部の守衛でしたが、第二期では試験に合格して検察事務官になっています。
それでもボクはやってない
『それでもボクはやってない』2007年日本映画。周防正行監督は、2002年に東京高裁で逆転無罪判決が出された事件をきっかけに痴漢冤罪に関心を持ち始め、自ら取材した数多くの冤罪事件の実在エピソードを作品中にちりばめた。 pic.twitter.com/jT8iMFuikY
— 映画の館 Cinema Paradiso (@cinema_eiga) August 28, 2018
「それでもボクはやってない」は、2007年公開の日本映画です。周防正行さん監督、加瀬亮さん主演で、痴漢冤罪を取り上げています。
正名さんが演じたのは、人権派の裁判官で、加瀬さん演じる金子徹平の裁判を担当していた大森光明です。実在の裁判官、木谷明さんをモデルにしています。
正名さんは、この作品で第17回東京スポーツ映画大賞の助演男優賞を受賞しています。
遺留捜査
BS朝日
遺留捜査 第3シリーズ(2013年)
12月14日(木)18:00~19:00
最終話「最後の遺留品!! 森の中の真っ赤なドロップ」
出演:上川隆也、斉藤由貴、正名僕蔵、眞島秀和、波岡一喜、西村まさ彦、鈴木浩介、酒井美紀、河相我聞、石井萌々果、中原丈雄、小木茂光、甲本雅裕 https://t.co/rch8MA1WJr pic.twitter.com/uEL1kRybHI— mitch (@mitchlovekmkw) December 14, 2017
「遺留捜査」は、2011年からテレビ朝日で放送されている刑事ドラマのシリーズです。上川隆也さんが主演で、遺留品にこだわる糸村聡刑事を演じ、2020年10月までに5シリーズと10作のスペシャルが放送されています。
正名さんは、第2シリーズ、第3シリーズと、スペシャル4作に出演しています。演じているのは、警視庁月島中央警察署の巡査部長、仙堂卓巳です。
正名僕蔵の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。
上手な意見
「#きのう何食べた?」8話をご覧いただいた皆様、ありがとうございました!テツさんとヨシくんのエピソードは脚本の安達奈緒子先生が特にこだわっていらっしゃったお話です。#菅原大吉 さん、#正名僕蔵 さんが素敵なカップルとして演じてくださいました。お2人のクランクアップ後のオフショットです! pic.twitter.com/mkwsU9YJLg
— きのう何食べた? テレビ東京ドラマ24 (@tx_nanitabe) May 24, 2019
「壁ドン」でも人気 中年俳優たちがブレークするワケ – ライブドアニュース http://t.co/fjxkwnNFf8 吉田鋼太郎さん、香川照之さん、松重豊さん、志賀廣太郎さん、正名僕蔵さん、野間口徹さん。みんないい演技をする人たちばかりだ。
— 詠み人知らず (@yomi_bito) August 27, 2014
正名僕蔵の演技すごかった
— 凍り (@tenntounogu) February 24, 2016
たしかに役所さんは自然な演技で良かったですね。瀬戸朝香さんが少し生硬な感じもありましたが、あれも刑事裁判未経験の若手弁護士という設定ゆえの演出かもしれません。あと人権派裁判官の正名僕蔵さんもいいですね。僕は最初本物の人を呼んできたのかと思いましたよ😊
— 本庄透 (@miyabippd) February 17, 2020
志賀廣太郎さんと正名僕蔵さんが好きだ。演技好きすぎる pic.twitter.com/SGcI60XMok
— けにー (@keny_Sanko) January 30, 2020
テレビドラマから映画、舞台でも幅広い役を演じている正名さん。「うまい!」「説得力がある!」という意見もたくさんありました。
「目の演技がいい!」という意見がある一方、「挙動不審な役を演じさせたら右に出るものはいない!」という、ほめているのかそうでないのかわからない意見もありました(笑)
演技が下手だとする意見は見つかりませんでした。さすがの演技力です♪
エールでの正名僕蔵に期待!
いかがでしたでしょうか?
エールでの役柄は、東都映画の制作担当者の三隅忠人。
一度は召集された裕一の召集解除にもかかわっている様子です。
また、裕一が作曲し、大ヒット曲になる「若鷲の歌」の誕生にも深くかかわってくる人物です。
裕一のこれからにも、「エール」を見ている朝ドラファンにも爪痕を残しそうですね。正名さんの演技に期待しましょう♪