NHK連続テレビ小説第103作目「おちょやん」。
今回、私がおちょやんで注目したのが小暮真治(こぐれしんじ)役の若葉竜也さん。
山村千鳥一座から鶴亀撮影所に移り、いよいよ女優として歩き出したヒロイン、千代。
千鳥からの紹介で、堂々と鶴亀撮影所の門をくぐった千代に声をかけてきたのが、若葉竜也さん演じる小暮真治です。
さわやかなイケメンの登場に、朝ドラ登場後には「若葉竜也」がtwitterの急上昇ワードになるなど話題になりました。中には、「沼にはまってしまいそう・・・💛」とつぶやく人も。
個性豊かな撮影所のメンバーに囲まれ、ますますさわやかさが際立っています。
若葉竜也さんは今回おちょやんで初めての朝ドラ出演です。今までどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
〜もくじ〜
若葉竜也が演じる小暮真治(こぐれしんじ)ってどんな役?
小暮真治は、千代が女優として働くことになる「鶴亀撮影所」の助監督です。
「女優の竹井千代さん」
あら…
千代ちゃんを出迎えてくれたこのかた、、、
助監督の小暮さん。
ちょっと…気になる…おかたです…ね😍#若葉竜也 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/gQ9I1JveTw— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) January 14, 2021
千鳥から紹介され、鶴亀撮影所にやって来た千代。
それまで守衛の森田に止められて入ることのできなかった撮影所にすんなり入ることのできた千代に、助監督の小暮が声をかけました。
「女優の竹井千代さんですか?」
女優、と呼ばれてうれしい千代は、もう一度、女優の竹井千代さん、と小暮に言ってもらいます。
千代が所長室に入ると、所長の片金平八と、監督のジョージ本田が待っていました。チドリンから話は聞いている、と言って、片金はあっさり千代の採用を決めます。
ジョージからは、バンブー・ベロニカという芸名をつけられそうになりますが、こちらは断ります。
「バンブー・ベロニカ」
バッ!!バンブー…???千代ちゃんかつてないピンチ・・・#川島潤哉 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/C70oVs0zyb
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) January 14, 2021
小暮から大部屋に案内された千代でしたが、大部屋の女優たちからさっそく嫌がらせを受けます。
そんな千代を、小暮が、急病の女優の代役として現場に連れ出します。ところが、千代は、与えられた町娘役に自分で勝手に動きを加えてしまい、監督のジョージを怒らせてしまいます。
「ほんまに大変なんは、入ってからや。撮影所は食うか食われるかの戦場や」洋子さんが言うてはりました…。
千代ちゃん、が、がんばれぇ〜#杉咲花 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/QlIE8dYTwR— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) January 15, 2021
翌日も、千代はまた失敗をしてしまいます。大部屋女優の遠山弥生たちが、千代が所長のコネで入ったことが気に入らず、嫌がらせをしてきたことが原因でした。
そんな千代に、小暮は、演技で黙らせるしかない、と言います。
小暮が見ていたのは、高城百合子。百合子もまた、大山社長の一声で撮影所に来たため妬まれていたのを、演技で黙らせたというのです。
がんばろうとした千代でしたが、その後も女優としての出番はありませんでした。
役がつかない間、千代は何かの役に立つかもしれないと髪結いの見習いを始めました。そんなある日、弥生が急いで髪を結ってほしいと駆け込んできます。千代は、他の髪結いの人たちから結ってもらえなかった弥生の髪を急いで結い上げます。
弥生は翌日、これで貸し借りなしだと言って自分の役を千代に譲ってくれます。
【#おちょやん】
第6週『楽しい冒険つづけよう』第30回遠山弥生役を演じる #木月あかり さん
艶っぽくて 魅力あるー!#杉咲花 #六角精児 #若葉竜也 #渋谷天外 pic.twitter.com/VGoO2ARSqU— HALU (@RDgLNnSW9hshhYc) January 14, 2021
ところが、その役は恋人と二人で歩く役。恋を知らない千代はうまく演じることができずに役を降ろされてしまいます。
女給仲間の真理から、誰かと恋人のまねをしてみるといいとアドバイスされた千代は、小暮に「仮の恋人役」をお願いします。
一緒に活動写真を見に行こうとした小暮と千代でしたが、小暮の仕事が遅れてしまい、二人で洋食屋に行くことになります。
千代と話をしているとほっとする、元気になれるという小暮の言葉を、「仮の恋人」の言葉だと思った千代でしたが、小暮は本心だと言います。
そんな小暮のことを、千代は好きになってしまいます。
そんなある日、百合子が芝居の相手役と駆け落ちをしてしまい、それをきっかけに千代は小暮が百合子を好きだったことを知ります。
[MANTANWEB] 井川遥:「おちょやん」で千代憧れの女優・高城百合子に 自身と「対極」の存在 https://t.co/s45osBNX64 pic.twitter.com/jfEOt7Fx5U
— オタカルニュース♪ リリウム (@liliumnews) December 12, 2020
駆け落ちする前の百合子が頼んでくれていたために、いい役がついた千代でしたが、それは裏切られた若い妻の役。千代には役の気持ちをつかむことができません。
ところが、小暮から、百合子に見向きもされなくても百合子のことを好きでよかった、と聞かされ、千代は恋の苦しさを知ります。
こうして役の気持ちをつかんだ千代は、ジョージからも芝居をほめられ、とうとう名前のある役で活動写真に出ることができたのでした。
それから3年が経った昭和3年。
千代は中堅の女優として活動していました。
小暮は監督を目指し、自分の作品が撮影できるようになったら千代を主役にすると言ってがんばっています。
そんなある日、千代の父のテルヲが千代のお金を目当てに撮影所を訪ねてきます。撮影にも口を出し、千代を落ち込ませます。
同じころに、新作の主役を選ぶ試験に落ちたり、弥生が撮影所を辞めさせられたことをきっかけに自分の甘さを片金から指摘されたりして、千代はお芝居が楽しめなくなってしまいます。
さらに、お金のことばかりで千代に迷惑をかけるテルヲの行動がとどめを刺して、千代は女優を辞めようと思うようになってしまいます。
[MANTANWEB] おちょやん:千代が借金取りから逃れ、気持ちは「半々」 トータス松本「テルヲのいいわけ」で思い代弁 https://t.co/JeikgTHVp7 pic.twitter.com/cDrMUcG7Ag
— オタカルニュース♪ リリウム (@liliumnews) December 25, 2020
そんな千代に、小暮がプロポーズ。
監督になる見込みがないまま父親と約束した期限が過ぎ、実家に帰ることにしたというのです。
「いっしょに東京に来てくれないか?」
次の日、撮影を待つ千代の前に、一平が現れます。
一平から、テルヲにふりまわされていることを指摘されて、何がわかると怒る千代に、一平は、人の気持ちはわからない、でも少しでもわかるために芝居をするのだと言います。
「お前はちゃうんか?」
思わず涙を流す千代と、一平の様子を、小暮が陰から見ていました。
その夜、酒に弱いはずの小暮がひどく酔って、プロポーズの返事を聞きに来ます。
千代は言います。
「堪忍。うち、やっぱり役者続けたい。」
その日、カフェー「キネマ」に戻った千代は、小暮がひどく酔っていた理由を知ることになります。
小暮は、千代を映画で主役にすることができなかった代わりに、女給の千代の売り上げを一等にしてあげようとして、「キネマ」で飲めないビールをたくさん飲んでいったのでした。
千代は心の中で小暮にお礼を言いました。
小暮は撮影所を去っていきました。そして千代も、道頓堀で新しく作る劇団の舞台女優として新しい暮らしを始めることになります。
実在モデルについて
小暮真治の実在モデルですが、詳しい情報は見つかりませんでした。
千代の実在モデルの浪花千栄子さんは、18歳を過ぎたころ、京都にあった東亜キネマ等持院撮影所で「香住千栄子」の芸名で活動します。
その後、大阪にあった帝国キネマでも活動しています。帝国キネマでは、芸名を「浪花千栄子」に変えています。
ただし、撮影所の助監督と恋に落ちたという情報は見つかりませんでした。
「おちょやん」では、鶴亀撮影所の親会社は、道頓堀で働いていたときの千代とも関わりのあった鶴亀株式会社です。鶴亀株式会社の社長、大山鶴蔵のモデルが松竹の創業者、白井松次郎さんだとされています。
そんないくつかの撮影所をモデルにしながら、小暮についてもオリジナルストーリーを加えつつ描かれていくのではないでしょうか。
若葉竜也のプロフィール♪
どの若葉竜也くんも好きだし公開前作品は楽しみが過ぎるしオフビート感がたまらん pic.twitter.com/KpSwz8ZVi0
— ナギ (@naginagiburn) January 9, 2021
名前:若葉竜也(わかばりゅうや)
本名:最上竜也(もがみりゅうや)
誕生日:1989年6月10日
血液型:A型
出身地:東京都練馬区
身長:174cm
所属事務所:N・F・B
若葉竜也が芸能界に入ったきっかけは?
大衆演劇「若葉劇団」の家に生まれ、1歳3か月のときに初舞台を踏んだ若葉さん。お兄さんの若葉紫(わかばむらさき)さん、若葉市之丞(わかばいちのじょう)さんといっしょに、「チビ玉三兄弟」と呼ばれて人気になります。
1998年には大河ドラマ「徳川慶喜」で、主人公の慶喜の子ども時代、七郎麿を演じてドラマデビュー。
その後、「若葉劇団」の活動だけでなく、ドラマや映画、CMにも出演するように。
2018年の映画「蝉時雨」の監督をしたり、NHK「ドキュメント72時間」でナレーションをするなど、多方面で活躍しています。
若葉竜也の代表作を紹介
ここで若葉竜也さんの代表作を紹介します。
野ブタ。をプロデュース
【亀梨和也×山下智久】『野ブタ。をプロデュース』特別編、最終話までの放送決定https://t.co/P9P0c1l6ao
23日に第7話、翌週の音楽特番を挟み、6月6日から20日にかけ第8話から第10話まで放送される。 pic.twitter.com/jWmcs8ZcYN
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 15, 2020
「野ブタ。をプロデュース」は、2005年10月から12月に日本テレビ系で放送されたテレビドラマです。亀梨和也さん主演、山下智久さん・堀北真希さん共演で、堀北さん演じるいじめられっ子の「野ブタ」を、亀梨さん演じる修二と山下さん演じる彰の二人が、人気者になるようにプロデュースしていきます。
若葉さんは、3人の同級生で、知ったかぶりばかりしている「シッタカ」こと植木誠を演じています。
令和元年版 怪談牡丹燈籠
プレミアムドラマ 令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear[2分プレマップで内容チェック!] https://t.co/B0gM71qFvs
凄く怖くて、凄く面白いです❤️ pic.twitter.com/yqa1hH9SpT
— Aya-no-suke (@aya_bridge) November 3, 2019
「令和元年版 怪談牡丹燈籠」は、2019年10月にNHKBSプレミアムで放送されたテレビドラマです。
落語の「怪談牡丹灯籠」を映像化したもので、主人公のお国を尾野真千子さんが演じました。お国は旗本である飯島家の奥方付きの女中で、若葉さん演じる黒川孝助は、飯島家に奉公する若い武士です。
罪の声
実際の未解決事件をベースに事実とフィクションを織り交ぜながら展開される内容にはとても見応えがあった。
真偽は定かではないメディアのスクープ合戦による皮肉は団塊の世代だけでなくSNSが主戦場となってる現代にも置き換える事ができる。
140分間引き込まれっぱなしの良作でした。 pic.twitter.com/q8arpWWbOM
— PERCY (@ymovieac) November 21, 2020
「罪の声」は、2020年10月に公開された日本映画です。
2016年の塩田武士さんの小説が原作で、1984年に起きたグリコ・森永事件をモチーフにしています。
事件を追いかける新聞記者・阿久津英士を小栗旬さんが、事件に子どものころに関わったかもしれないと恐れる紳士服テーラーの曽根俊也を星野源さんが、初共演で演じています。
若葉さんは、放火事件の容疑者の津村克己役で出演しています。
若葉竜也の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
下手な意見
“本作が神経を逆撫でするのは若葉竜也の演技が下手すぎるためだ.不謹慎な書き方になるが声のトーンがあまりに健康的すぎる.だから非常にわざとらしく聞こえてしまう.それは立場が弱い相手の素振りをオーバーに真似して虐める…”… http://tumblr.com/xxf1 …
— radioya 📻(ゆっくりと再始動中) (@radioya) March 26, 2009
上手な意見
“台風家族”
主人公・鈴木小鉄を演じる草彅剛の弾けた演技が良いし、新井浩文演じる堅実な弟が、皮肉に写り面白いし、”愛がなんだ”に続き、若葉竜也がまた良い。壊れた家族を描く物語に、修羅場の弱さを感じるも、市井監督が、本当に描きたかった思いを感じ涙。藤竜也演じる父親像は、もう反則です。 pic.twitter.com/zCCvAwkxZf— 常山の住職 (@CinemaCLAIRfan) September 6, 2019
「 #AWAKE」
人間対コンピューター、プロ棋士対開発者。将棋に人生を賭ける、あるいは賭けていた者たちの執念の激突。
2015年電王戦の阿久津AWAKE戦から着想を得たとのことで対局周辺の再現度は非常に高い。
吉沢亮の引き出しの多さ、目の演技に感嘆。若葉竜也の表情の変化も印象的。
2020年映画納め。 pic.twitter.com/TLoL68f8n9— 11月 (@sweet1november1) January 2, 2021
#おちょやん 次週鶴亀撮影所🎬の映画監督役に川島潤哉さん、助監督役に若葉竜也さんが登場する予告を見て #映画AWAKE を連想せずにはいられない私☺️
お二人とも言葉少なに、しかしながらとても印象に残る演技をされています。
こんなご時世だけど、どちらも是非広く沢山の方に見ていただきたいな💓— mieux (@k78g2T05n2dQ2OX) January 9, 2021
「おちょやん」の出演にあたって、「役者を目指そうと思ったことはない、これで食うしかないとあきらめています(笑)」とコメントした若葉さん。幼いころから舞台に立ち、息を吸うように当たり前に俳優をしてきた様子が想像できますね。
高校生のころには進路に悩んだこともありましたが、20歳半ばには俳優という仕事で食べることを選んだと言います。
今では話題作と呼ばれる映画にも多数出演し、演技派として認められる存在になっています。
おちょやんでの若葉竜也に期待!
いかがでしたでしょうか?
おちょやんでの役柄は、鶴亀撮影所の助監督、小暮真治。いつかは監督に、と夢見て日々奮闘しています。新人女優である千代とも大きく関わっていく役です。
演じる若葉さんは、小暮の魅力は、ピュアで、情けなくて、かっこ悪いところとコメントしています。
監督として映画を撮影したこともある若葉さんが、どんな助監督を演じるのか楽しみですね。期待しましょう♪